盛夏、山の日、家ごもり。
多幸感を感じているというわけでもないが、自分が恵まれていることは否定しない。
めんどくさい表現ですな。
そこそこシアワセ、という8月です。
甲子園の交流試合も始まったがいつものように周囲が騒がしいと言うこともない。
気持ちが昂ぶることのない凪も悪くない。
何の保証もないが、収入はほどほどにあり、幸いなことに身体のどこも痛くない。
食べものやお酒が美味しいと感じられるくらいは健康だ。
今より過去がいいという思いはあるけど、過去に戻りたいとは思わない。
小さなホワイトボードに今日やるべきこと、やりたいことを記す。
一つずつ済ませてチェックを入れる。
ヒロが夕方の散歩に出ていく。
日が沈みかけ走り支度をして海へ向かう。
海辺を散歩する人を見ながらジョギング。
御前浜橋を渡ってしばらく走ったところで六甲山から後光が差す。
そこから観世音菩薩が降臨してきそうな光。
(観音様は降臨するというのは用語的に正しいのか?)
神々しい。
足を止めて写真を撮る。
疫病が流行ってるとき、いにしえの人はこんな光を見て祈ったのだろうな。
帰りに東の空を見たら大きく育った積乱雲がモンスターのようだった。
3キロだけ走って、そのままプールへ行く。
夕食はローストビーフ丼・アボガドサラダ・缶ビール半分。
夜、小津監督の遺作「秋刀魚の味」を観る。