2020/07/03 Fri. 緑の瞳のジョー

雨の金曜日。

自宅ごもりもいいが観に行きたい映画があってネット予約してしまう。

しないとダラダラと過ごしてしまいそうで。

帰宅してからも雨だけどプールへ行こう。

 

Facebookに紹介されてた NOTE を読む。

若い男の子がユニクロのアルバイト面接にいく話を島田彩という30代の女性が書いている。

今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く|島田彩|note

読んで気がついた。

彼女のNOTEは前にも一度読んでいた。

note.com

もうひとつ、元カメラマンの父にヌードを撮ってもらう話の後日談を読む。

読ませるし、クオリティ高いな。

ブックマークしたら以前にもしてたことに気がつく。

自分のクオリティーは低いな。

 

ときどき読み終えるのが惜しいと思う本がある

ブレイディみかこ「ワイルドサイドをほっつき歩け 〜ハマータウンのおっさんたち〜」

ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち

ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち

 

愛すべきどうしようもない英国の労働者階級のおっさんを活写する筆致は冴えまくっている。

レイやスティーブやサイモンやテリーやダニーが生き生きと、時に冴えなくも浮かび上がる。

元パンク大好き姉ちゃんだった筆者が各章にテーマ曲を織り込んでいる。

半分くらいは知らない曲だけどそれもいい。

昨日読んだ「君が僕を知っている」は清志郎の曲だ。

英国のスティーブという60代のおっさんと日本の70代の自分の父が犬を飼うという話は泣けた。

実家の母と暮らしているポメラニアンのねねのことを思い出した。

そして、わが家に跋扈するぬいぐるみたちのこと。

てんもけんもモルも「君が僕を知っている」、ゆえにたまらなく愛おしい。

同時に文庫本で初期のエッセイ集(対象は同じ近所のおっさんやにいちゃんたち)

「花の命はノーフューチャー」も読んでいる。

どちらも読み終えてしまうのが惜しいと思える本だ。

 

午後から雨を突いて外出。

コーヒーとドーナツを買ってMOVIXあまがさき、スクリーン1の最後列の客となる。

以前は視界に他の観客が入らないよう前の方で見ていたが、

いまは字幕の映画は出来るだけ後ろで見ることに決めている。

視野が狭くなってきたのかスクリーンの一番下にある字幕と映像を見るのがツライ。

目の視界というより脳の処理能力の問題なのかも。

どちらにしても老化には違いない。

 

見たのは「ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語」@MOVIXあまがさき

なぜかシニア料金でなくとも1000円でした。

各方面、愛読するブログ、ラジオの映画レビューで推しが相次ぎ、予告編を見て決まり。

行こう!となった。

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冒頭、出版社の老編集者とのやりとりがあって、ジョーがニューヨークの雑踏を駆け抜ける。

嬉しさが隠せない表情が雑踏のすき間から見え隠れする。

この演出いいなあ。

そして、ラストの製本のシーンは限りなく美しい。

それだけでも価値があるが、中身も当然素晴らしかった。

断片的メモだが、緑の瞳のエイリッシュ(「ブルックリン」の主人公がエイリッシュ)、

若草物語を初体験、舞台はマサチューセッツ州コンコード、ウォールデンの「森の生活」

メグ、ジョー、ベス、エイミー誰もが魅力的、フローレンス・ピューと二階堂ふみ似てる、

アカデミー衣装デザイン賞 LLビーンのカタログ写真を思い出す ベア教授が弾く「悲愴」

ちゃんとレビューを書くべき映画だが…書くのだろうか。

見終わったあと、眼鏡堂氏にLINEで推し、H田と感想をやりとりする。

語らずにはいられない。

そんな映画でした。

 

シアーシャ・ローナンを見ていたらアラスカで会ったアイリッシュの子を思い出す。

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シアーシャ・ローナンのInstagramより

エイミーを演じたフローレンス・ピュー、

調べたら「ファイティング・ファミリー」で女子プロレスラーの役をやった子だった。

イギリスから本場アメリカのWWFにデビューする実話だったと思う。

すべからく僕の脳からこぼれおちていく記憶。

気がついて拾い集めるもなかなか像を結ばない。

 

帰宅してスパゲッティ2種の夕食。

夜、歩いてプールへ行く。

その帰り道、どしゃぶりになる。

気持ちいいくらい濡れる。

サンダルでよかった。

 

いつか「激しい雨」が降る。

Hard Rain gonna come ディランの歌にそんなのがあった。

コロナで激しい雨が少し前倒しになったような気がする。

ネット配信の作業、窮屈になるならいっそ手を引こうと思う。

それで仕事そのものがなくなったら、それはそれ。

もしかしたら面白いかなと思っている。

過去にそんなことがなかったから言える贅沢だと思うが、

歳は重ねても経験しなければ思い知ることは無い。

かといって後悔しないために何をすべきかを思いつかないし、

雨が降るまでたぶん傘は買わないだろう。

 

 

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四姉妹の見る外の世界はそれぞれ違っていた。

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雨の尼崎、いつもの梅雨の風景です。