朝、8時過ぎ、イングリッシュマフィンとハムエッグとにんじんポタージュを食べる。
9時前、雨の止み間に自転車を走らせる。
関東甲信越も梅雨入りした。
ナレーションを録って午前中に仕事は終わる。
WEBコンテンツの相談役として少し残る。
在宅ワークがおおっぴらに出来るようになって身体が甘えているのか、
フルタイムで会社や現場や編集スタジオにいるのが辛く感じる。
ま、僕の場合はちょうど老化劣化と時期が重なり3時間もいたらもう帰りたくなる。
Mと飲む約束をする。
彼はきのうが母の告別式、今日の午前中に父の四十九日だった。
一仕事終え慰安の酒、慰霊の酒だ。
福寿を好んで飲んでいたので神戸酒心館の食事処に誘う。
聞けばそこは亡くなったご両親がよく行っていたところだという。
3時過ぎに脱け出して、JR六甲道へ。
少し時間があるし、蒸し暑いの灘温泉で汗を流す。
銭湯は非常事態宣言中も営業していたようだ。
ぬるい源泉の浴槽がひやっこくて気持ちいい。
広い露天風呂を一人で独占した。
梅雨寒の露天はことのほか気持ちいい。
450円の至福だ。
歩いて神戸酒心館へ行く。
生の純米酒を300ml瓶で買う。
少し待ってMが到着。
酒蔵を改造した「さかばやし」へ入る。
間隔は広いので問題なし、だが予約の客で各テーブルはそこそこ埋まっていく。
福寿の生酒の飲み比べセット、そば御膳を注文する。
M はこの3日くらいを問わず語りでしゃべりだす。
人の逝去には何かに導かれるようなことが起きる。
四十九日が葬儀の翌日と重なり、自宅に夫婦のお骨が帰ってきた。
また、今後の相続の話、奥さまの家族の話、会社ではさぞかし気を使われてるだろうという話。
〆に蕎麦をたぐって鎮魂、慰労の宴を終える。
六甲道まで歩く。
途中のオープンエアのテラスで生ビールと赤ワインを追飲。
帰宅してまたデスク下で寝入ってしまった。