ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/06/11 Thu. 鎮魂慰安の「さかばやし」

朝、8時過ぎ、イングリッシュマフィンとハムエッグとにんじんポタージュを食べる。

9時前、雨の止み間に自転車を走らせる。

関東甲信越も梅雨入りした。

ナレーションを録って午前中に仕事は終わる。

WEBコンテンツの相談役として少し残る。

在宅ワークがおおっぴらに出来るようになって身体が甘えているのか、

フルタイムで会社や現場や編集スタジオにいるのが辛く感じる。

ま、僕の場合はちょうど老化劣化と時期が重なり3時間もいたらもう帰りたくなる。

Mと飲む約束をする。

彼はきのうが母の告別式、今日の午前中に父の四十九日だった。

一仕事終え慰安の酒、慰霊の酒だ。

福寿を好んで飲んでいたので神戸酒心館の食事処に誘う。

聞けばそこは亡くなったご両親がよく行っていたところだという。

3時過ぎに脱け出して、JR六甲道へ。

少し時間があるし、蒸し暑いの灘温泉で汗を流す。

銭湯は非常事態宣言中も営業していたようだ。

ぬるい源泉の浴槽がひやっこくて気持ちいい。

広い露天風呂を一人で独占した。

梅雨寒の露天はことのほか気持ちいい。

450円の至福だ。

 

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福寿の蔵元がやっている食事処「さかばやし」で献杯しました。


歩いて神戸酒心館へ行く。

生の純米酒を300ml瓶で買う。

少し待ってMが到着。

酒蔵を改造した「さかばやし」へ入る。

間隔は広いので問題なし、だが予約の客で各テーブルはそこそこ埋まっていく。

福寿の生酒の飲み比べセット、そば御膳を注文する。

M はこの3日くらいを問わず語りでしゃべりだす。

人の逝去には何かに導かれるようなことが起きる。

四十九日が葬儀の翌日と重なり、自宅に夫婦のお骨が帰ってきた。

また、今後の相続の話、奥さまの家族の話、会社ではさぞかし気を使われてるだろうという話。

〆に蕎麦をたぐって鎮魂、慰労の宴を終える。

六甲道まで歩く。

途中のオープンエアのテラスで生ビールと赤ワインを追飲。

帰宅してまたデスク下で寝入ってしまった。

 

 

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六甲道は雨だった。

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灘温泉六甲道店、午後4時半は空いている。

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「さかばやし」へ続く庭、趣があります。

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福寿純米生酒の飲み比べセット1670円!

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一番最初に入った客だったのに、一番最後までいた。(笑)