姫路競馬の第10レースが終わりレンタサイクル“姫ちゃり”のみーちゃん号で駅へ向かう。
来た道は戻らず城の西側に出る道を選ぶ。
途中、姫路西高の前を通過、ここって県有数の進学校だと記憶する。
A部氏が来る前に姫路駅前の吞みエリアを偵察する。
このあたりは以前にも何度か歩いたエリアだがまだ吞んだことはない。
11月に障がい者野球の取材帰りに豚カツの「赤心」で豚汁と焼きめしを食べた。
「赤心」の裏路地にA部氏が昨晩行った「プロ酒場」がある。
「プロ酒場」のプロはプロレタリアート=労働者らしい。
A部氏は二人で8000円以上も飲んだとか。
プチブル酒場じゃねえか。
プロレタリアートなら1000ベロじゃないといけねえや。
最終レースも撃沈したというA部が着く予定の山陽百貨店あたりまで出迎える。
途中、地下に「龍力」(たつりき)の有料試飲立ち吞み店がある。
A部と合流、姫路駅前酒場巡りが始まる。
A部氏は太田和彦氏と三田村邦彦の番組に情報を得ている。
まずは「灘菊かっぱ亭」から。
店構えからは実力派、ストロングタイプの酒場には見えない。
姫路の地酒「灘菊」(播州なのに灘?)の宣伝酒場のようだ。
3軒くらい行きたいので口切りのここは灘菊を一種類と黒と白の名物おでんで行きたい。
と思ったが一杯だけで出るなんてA部氏が許してくれなかった。
ローカルおでんというか地おでんなるものを初めて食べた。
姫路でおでんといえばどの店でも生姜醤油なのだ。
名古屋だと味噌おでん、静岡だと黒おでんは炒り子だしがかかっているのでは?
酒は灘菊の純米熱燗をいただく。
冷えた身体に嬉しい。
お勘定は二人で4000円、割り勘で2000円通し。
次もほぼ決めていた。
「かっぱ亭」から歩いて50歩ほどの屋台風の立ち吞み店「英洋軒」です。
隣りに立った うふふと笑う背の高い女性。