女優目当てでTVerでドラマを観た。
長女役の仁村紗和と二女役の堀田真由。
日テレ「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」
www.ntv.co.jpドラマはちょっと薄ペラくて残念な出来だったけど、ひとつ気になることがあった。
二女役の堀田真由はテレビ局でドラマの助監督をしている。
そんな彼女が仕事着、通勤着として着ていたアノラック見覚えがあった。
アップで見ると胸元にLLビーンのロゴ(ワッペン)が!
「若草物語 堀田真由 LLビーン」で検索すると…同じ商品が売られていた。
お、いいね。
と思ったけど、この配色は僕には無理だね、と諦めた。
民放のドラマにLLビーンか…。
ちょっと不釣り合いに思った。
勝手に推測しているのだけどLLビーンはビジネス的に苦戦している…のだと思っている。
梅田や三宮にあった店舗は10年くらい前に閉鎖してしまった。
閉まる前に何度か行ったが客はまばらで、しかも僕らくらいの年配役ばかりだった。
若者はLLビーンなんて着ない。
アメリカ東海岸のこの老舗ブランドに憧れて、苦労してカタログを取り寄せ、
メールオーダー(!)して、一ヶ月ほどかかる船便を待ちわびてた僕らとは違うのだ。
そのビーンが日本のドラマの衣装協力をするとはちょっとした驚きだ。
店舗はなくなったけど、かつては会員だったので今も季節に一度はカタログが届く。
「ここんとこ10年以上買ってないのに申し訳ないくらいだね」とヒロと話す。
かつては誕生日プレゼントにフリースやジャケットを買ったこともあったけど。
今は…なんだろう、あまり欲しいものがない。(笑)
安価なユニクロや無印と被って、しかも割高。
ジャパンフィットはあるけれどサイズ感にも違和感がある。
定番のクラシックなフィールドコートには憧れるが、ちんちくりんのジャパニーズには似合わない。
夢見る頃は過ぎてしまった。
僕が身長185センチくらいのアメリカ的なサイズならまだしも。
いまLLビーンで使っているのは…トレッキングシューズとキャンプ用のトートバッグくらいだ。
2005年9月、メイン州の本社へ行った。
ボルボに乗ってニューイングランドの一人旅、いま思えば幸福な体験だった。