一番電車を見送って めざめの紅茶を飲んで
シャツのそでをまくりあげ オンボロ車に乗って
(加川良「あした天気になあれ」)
人生で、この歌を何度口ずさんだだろう。
大好きな歌です。
♪ 雨があがって 陽だまりの中 時はころがり続け
ぼくはまたひとつ乗り遅れ 国道に立っている
この歌が収録されている「アウト・オブ・マインド」というアルバムも大好きでした。
乗り遅れてもいいんだよ って加川さんは教えてくれた。
人生のレールを外れるたびにこのイントロが流れてきた。
歌いながら涙がこぼれてきたこともありました。
深夜、You-Tubeで学生時代にヘビーローテションで聞いた曲を聴きながら思い出している。
「あした天気になあれ」「ラブソング」「流行歌」「こんばんはお月さん」
「東京」「あの娘と長﨑」「下宿屋」「教訓Ⅰ Ⅰ」「こがらしえれじい」…。
加川良 享年69 やすらかにお眠り下さい。
阪堺電車の駅はいまもこんなだろうか。
新たまねぎが変身する。
最初はオニオンスライス、次にソテー、きょうはカレー味。
まだ淋しいけどなんとか花見は出来ます。
三分咲き、五分咲きのソメイヨシノもあるけど、こんなふうにチラホラ咲きも多い。
まったく開花していない木もある。
賑やかに見えるけど望遠レンズのマジック。
夕方走る。
ブラタモリの録画を観る。
#65 神戸編の後半、「神戸はなぜ“ハイカラ”なのか?」編。
これは抜群に面白かった。
地元民が集中する兵庫と開港して外国人が共存する神戸、そのボーダーが湊川だった。
恥ずかしながら実は初めて知った。
その湊川が六甲山系から流れる川の例にもれず天井川でそれは万里の長城みたいな壁だった。
その天井川を埋め立てて開発されたのが新開地だったとは。
2週間ほど前、はらドーナツと珈琲で休んだ湊川公園は天然の境界だったのだ。
結局、ナレーションは完成しなかった。
グンゼで風呂に入ってマンダイスーパーで焼き海苔を買う。
かき揚げが待っていた。
有明産の焼き海苔とわさびをのせて花巻蕎麦。
だしが関西風なのだがこれはこれで美味しいかな。