夢を見て、夢の中で焦って、目が醒めた。
夢の場所がどこなのか、いつなのか、詳細は憶えていない。
午後3時の飛行機に乗らねばならないのに、今は2時半で、
空港まで3時間ほどかかる場所に僕はいた。
無理だ。
チケットは格安でキャンセルも出来ない。
まいったな、どーしよー。
そう思ったところで目が醒めた。
フロイトやユングじゃなくてもそれが何の象徴かはわかる。
心配ばかりしてるせいだ。
朝、起きるとトイレへ行く。
平松洋子の食べ物エッセイや図書館で借りてきた「酒にまじわれば」(なぎら健壱)を何編か読む。
コーヒーを淹れる。
朝風呂に入る。(もっと寒くなると自重、回避する)
体重を測る。
今朝は73.45キロと増えた。
500g以内の増減なら一喜一憂はしない。
減れば嬉しいけどね。
目下の楽しみはコーヒーを飲みながらFacebookの「過去のこの日」を見ること。
去年の今日、3年前の今日、僕は何をしていたかを思い出す。
ぷよねこ減量日記の去年の今頃の日記を数日分読んだりもする。
思い出す過去があって幸せだ。
やっぱりモノより思い出だと思う。
ナルシスなとこがないとは否定しないが自分で書いたものを読むのは楽しい。
当たり前だが文体のリズム感が合う。
ここ5年くらい、考えてることはそんなに変わってはいない。
これを書いてるヤツとは気が合う。
この日記にサイドに置いている愛読しているブログを巡回したりもする。
更新してたりしたらじっくりと読む。
目下の朝のたのしみ。
そんなふうにあっという間に1時間が経ってしまう。
プールで歩こうと思って外に出ると冬の晴天。
いつもは六甲山を望遠で撮るが部屋を出て飛びこんでくる風景はこんな感じ。
時間がなかったのでプールへ入らず風呂だけ入って帰宅する。
ヒロが朝刊にこんなん載ってたよ、と記事を見せる。
ねこの写真、顔がおかしいね、と僕が言うと、名前を見て欲しい、と。
てん!
そういえば今日12月10日はてんが我が家にやってきた日。
あれは2002年の12月だから、もう14年目になる。
局へ出て明日の収録へ向けての調整仕事。
ライブラリーで過去の素材を抜き出す。
1980年代から90年代のラグビーの映像。
秩父宮や国立競技場のスタンドが立錐の余地もないほど。
1985年1月15日、国立競技場。
新日鉄釜石と同志社大学の日本選手権。
その日、僕はどこで何をしていたんだろう?
Facebookの「過去のこの日」ではわからない遠い過去。
思い出してみる。
1985年、その前の84年はロス五輪。
福島区にある撮影プロダクションで仕事をしていたと思う。
もしかしたら…84年と85年の年越しはヨーロッパに旅をしていた?
ひょんな経緯で池田高校の蔦先生と。
2週間ほど行ってたから帰国したのは1月6日あたりだったかも。
ラグビーのことは記憶にない。
奥田英朗の自伝的小説「東京物語」でこの日の国立競技場のことが描かれている。
https://www.amazon.co.jp/東京物語-奥田-英朗/dp/4087745198
抜き出しは5時半に終える。
少しだけ吞みたい気分。
京橋駅前の赤垣屋に立つ。
メニューが替わってた。
寒さばの塩焼を串にさしたものがあった。
「柚子や」と同じようなもの。
しかも200円と激安。
帰宅して、てんの誕生日を祝う。
ヒロが南芦屋浜のお店で買ってきたマロンケーキ。
「ル・ヒロ」というお店。