2年続けてお彼岸は忙しい一日だった。
一昨年はセンバツ開会式から淀川ハーフマラソンを走り浜田真理子のライブ。
去年はセンバツ開会式から局で撮影、さらに神戸で撮影、編集準備。
ことしはオフとした。
やるべきこと、済ませておいた方がいいことはあるのだけど。
朝は珈琲を煎れて日記を書き、ユニクロで試着して買わず、フィールドで珈琲豆を買い、
筋トレ&甲子園浜へジョギング、夕食後にDVDで映画「チェスト!」を観た。
春なのに空気が澄み切っていた。
黄昏の西宮浜大橋、何度も書くが1995年の地震で落ちた橋。
2月に「くちびるに歌を」を見たときにネットで関連づけられていた映画「チェスト!」を観た。
「くちびるに」の舞台は長崎の五島列島、この「チェスト!」は鹿児島だ。
地方を舞台にした映画に惹かれる。
風景が美しい。
方言がチャーミングだ。
それだけで評価が上がる。
鹿児島の小学校、錦江湾横断遠泳大会なる恒例行事がある。
それを巡る小学生、教師、家族の物語。
舞台となる鹿児島の風景が素晴らしい。
方言は…一部の人しか話さない。
主人公の父親が高島政宏(兄の方ですね)で、母親は大坪千夏(元フジテレビ)。
この二人の鹿児島弁がよかったのに小学生やマドンナ教師役の松下奈緒はなぜか標準語だった。
松下奈緒の鹿児島弁はぜひ聞きたかったなあ。
ならば鹿児島出身の小西真奈美あたりをキャスティングして欲しかった。
子役の演技も、脚本も全体的にユルい。
ちょっと昔のテレビ番組を見ているような。
え、これでOKなの?って思うシーンやセリフ回しも多々あった。
でもダメな映画ではない。
それなりに楽しめたし、松下奈緒のマドンナ先生は悪くなかった。
思えば「六月燈の三姉妹」の方言はよかった。
三姉妹は吉田羊、吹石一恵、徳永えり。
離婚して東京から帰ってくる吹石は標準語だったっけ。
朝は走らず。
近藤篤というサッカーカメラマンの写真&エッセイ集「木曜日のボール」を読了。
星野道夫、橋口穣二、岡村昭彦、浅井慎平、岡田昇…それぞれ専門やテイストは違うが、
昔からカメラマンの書く文章に惹かれる。
ふと思いついてフレンチプレスで珈琲を煎れてみた。
ちょっと豆を贅沢に使い、丸山珈琲のレシピに忠実に、お湯を二度に分けて注ぎ、
きっちり4分待って、ゆっくりとプレスする。
2週間以上前に買ったグアテマラだが驚くほど美味しい。
コーヒーメーカーで入れたのと全然違う。
前にフレンチプレスで煎れた時は美味しくなかったのにな。
不思議だ。
とにかく天気がいいので外に出ないともったいない。
プール帰りのヒロとユニクロで待ち合わせる。
ライトパーカーを試着して見立ててもらう。
気に入った色に合うサイズが切れていたので買わず。
43号線のフィールドで3種類の豆を買う。
・コスタリカ
・ケニア ノルディック・ローストという浅煎り
・コロンビアのハイロースト
4時過ぎ、グンゼへ行き、筋トレ3種類して、そのまま走る。
西宮大橋から西宮浜、西宮浜大橋を越え甲子園浜まで往復する。
走り始めるが身体が重い。
おまけに左足の親指つけ根が痛む。
痛風だ。
無理はせず走ったり歩いたり。
西宮大橋の登り。
海と街と山のパノラマ。
太陽の沈む場所が徐々に北へ移動してきた。
お彼岸の今日は六甲の稜線が途切れるあたりに沈む。
いつもはボードセイラーで賑やかな甲子園浜の海だが誰もいない。
夕食は揚げたての天ぷらで吞む。
無濾過原酒をウイルキンソンの炭酸で割る。
これ当たりです。