ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/08/29 (月) 北陸の青い空と御留書指南

 

【 08.29 日録 】

朝、秋めいて、湿度40%台が嬉しい。きょうの午前中もエアコンを休ませられる。金沢で朝ジョグした眼鏡堂氏から懐かしき街の写真が送られてくる。北陸もさわやかな朝のようで、自分の第二の故郷が好印象だと嬉しいものです。北國新聞の紙面を撮った画像も送られてきた。あの「高瀬庄左衛門御留書」や「黛家の兄弟」の作者 砂原浩太郎のエッセイだった。今日が連載1回目らしく勝手に縁を感じる。砂原氏は兵庫県生まれだが家族が北陸と縁があるらしく、またデビュー作が前田利家を描いた作品でこの連載の運びとなったようだ。実は金沢で青春時代を過ごしていながら、しかも金沢城内の大学キャンバスがあったにも関わらず前田利家についてはほとんど知らない。尾張出身で、織田家の家臣であったということを知ったのもここ数年のこと。これを縁の導きだと思い砂原氏の「いのちがけ」を読んで、金沢を再訪したいと思った。

 

 

このコラムを読み「高瀬庄左衛門御留書」の御留書(おとどめがき)という言葉が造語であることを知った。「私の造語で、主人公の下級武士がつけている業務日誌のようなもの。このエッセイも、そこからタイトルを拝借した。日々こころに思ったことを綴っていければと思っている。」とある。ふと思った。この日記「ぷよねこ減量日記」も御留書みたいなものだ。減量ありきで2003年に始めたが、そろそろ減量は忘れてもいい年齢になってきた。減量よりも筋肉量(体脂肪率)を気にした方がいいと思うようになった。これを機会に改題しようかなと思いつく。還暦から早5年も経つ。日々も年相応に枯れてきたし(?)、ぷよねこ御留書、とするのもいいのではないか。次のPHASEを越えられたら2023年だ。新年から ぷよねこ御留書 since 2023 とでもしようか。

 

気持ちいいので昼ごはん前に海沿いをロードバイクで走る。デイパックにハスキー犬のもるを入れて。ちょっと前に近所のスーパーの前にあるベンチで飼い主の買いものを待っているハスキー犬の小犬を見た。健気でめちゃ可愛かった。秋めいた青空に何度ももるを飛ばせて写真を撮る。他の人がみたら近づきたくない老人だ。(笑)

 

今日も家ごもり。明日からは毎日出勤をベースに動きだそうと思う。家ごもりベースだとちょっと疲れを感じると横になったりする。日常的に外出していないと自分のいまの体力がよくわからない。いまは自由出勤がなんとなく許されているが世間の大半はそうじゃないだろう。同年代の皆さんはどうなんだろうか? 9月は5勤2休で動いて、自分の体力、疲労度、老化具合を知っておこうと思う。

 

東京在住のR女史、noteネームはニコレッタさんと映画鑑賞会を始めた。また詳しく書こうと思うが、先日2本目となるNetflix「シルバー・スケート」の感想を交換した。「シルバー…」の舞台がサンクトペテルブルクだったので、話はレニングラードに飛び、レニングラードといえば…アキ・カウリスマキとなった。カウリスマキの映画はほとんど劇場で観ている。「真夜中の虹」「浮雲」「街のあかり」は好きな映画だ。実は「レニングラードカウボーイ…」はまだ観てなかった。amazonプライムの見放題で観られるので缶ビールを飲みながら観た。1時間19分と短い。脱力系の可笑しみ。でも、これはやっぱり劇場で観ないと味はわからないかもと思った。

 

寝る前に「まどろみバーメイド」の2話と「ジュラシックワールド サバイバルキャンプ」のシーズン3を4話ほど観る。寝る前はアルコールは控えたいとノンアルコールの缶チューハイを2本飲む。うーん、これならウイルキンソンの炭酸水の方がマシだ。

 

秋空かと思ったが、六甲の上に夏雲が湧き出していた。

もるちゃん、宙を舞う。

青い空にハスキー

どや顔?!

自慢のブルーのバンダナが外れた瞬間

「レニングラードカウボーイ・ゴー・トゥー・アメリカ」

夕食はラザニアと微アルのビアリーでした。