ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/11/16 Tue. ちょっとピンボケ

若い頃の写真はそれほど多くないが、見て驚くことがある。

たとえばこれ。

高校2年生の夏休みに京都の高雄をひとりで旅した時に撮った写真。

三脚もなくセルフタイマーなんて知らなかったし、誰かに撮ってもらったのだろう。

なんとカウボーイハット! おそらくジーンズはベルボトム。

いまカウボーイハットも、ベルボトムも無理だなあ。

当時の一般大衆としては珍しくもないコーディネートだったのかな。

 

愛知県から鈍行列車で京都へ一泊二日。

高雄へ行ったのはおそらく川端康成の「古都」を読んだからだと思う。

高校生が「古都」の何に憧れていたのか、今では謎。

この「茶山栂尾」という石碑も現存するだろうから、いつか同じ画角で撮ってみよう。

茶山栂尾の石碑と新緑[26121013861]の写真素材・イラスト素材|アマナイメージズ

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16歳の夏 ちょっとピンボケ(笑)

なんでこの写真かというと…。

去年まで普段着としてヘビーユースしていた服がことし袖を通すとしっくりこないことがある。

「あれ?なんか似合ってないな」と感じることがある。

気に入って着ていたはずなのに。

今年で言えばフリース類がそうだ。

誕生日プレゼントでもらったマムートのフリースもなんかしっくりこない。

もうこのトシだし、何を着ていても対外的には同じようなものなんだけどね。

この逆もある。

買ったのに一度か二度着てしっくりこなかったものが今年は「いいじゃないか」となる。

この現象、よくわかりませんね。

 

PayPayモールで安かったのでデュワーズホワイトラベルを3本購入。

きのうの朝、届いた。

すごく美味しいというわけでもないが、バランスが良く普段飲みにいいなと気に入っている。

スコッチらしいオーセンティックなラベルもいい。

近所のスーパーで買うと税込み1450円くらい。

ネットだと送料込みで一本当たり1100円くらいになる。

同じボトルを3本並べることは滅多にないけど…ビジュアルも意外にいいね。

これからの季節はお湯割りメインだからちょっともったいないかな。

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ちゃんとしたレシピでハイボールを作ろう。

今日は少し暖かい。

景色に薄い膜がかかったみたいで六甲山も靄がかかっている。

空気中の水分が多いのだろう。

海沿いを40分ほど走る。

 

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今年もユリカモメの姿はない。

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浮かんでいるのはオナガガモかな?

走りながらラジオクラウドを聴く。

町山智浩が「ダークウォーターズ」という映画を紹介する。

あのテフロン加工に使われている発がん性のある有害物質PTFE・PFOA による汚染被害を

ある弁護士が告発するという実話に基づいたストーリー。

告発されるのは世界的企業デュポン。

デュポン社は50年以上前に動物実験や社員を実験台にした生体実験で有害であることを

知りながら巨大な利益の前にその事実を隠ぺいし続けてきた。

PTFE・PFOAという物質は分解することなく自然界に残る。

テフロン加工のフライパンを使い食物として身体に取り入れ、廃棄したものから海や川に流れ、

家畜や魚の身体に蓄積され、それをまた人間が食べるという連鎖。

あのMINAMATAと同じことが世界規模で行われていたのだ。

*現在、PTFE・PFOAは使用禁止となったが、これもつい最近のことらしい。

 新型コロナワクチンだって安全性がどこまで証明されているのはわからない。

現時点では誰にもわからない。

5年後、10年後、実は恐ろしい事実がってことだってあり得る。

ファイザー社やモデルナ社が隠ぺいしていることだって絶対無いとは言えない。

ただワクチンの場合は生死を分ける。

当然ながら助かる命が膨大な数だから見切り発車も黙認するしかない。

でも、若い人が打ちたがらないのも理解出来なくもない。

 

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台所からガーリックの香りが…ジャーマンポテトだ。鯖味噌のときの汁はかき玉。

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熊本からみかんが届く。みきゃんは愛媛のゆるキャラですが。

 

午後から出社。編集チェックや駅伝ハイライトの編集やら。

昨日は焼き魚三昧でちょっと失敗した夕食、きょうはカレーうどんと決めていた。

天神橋商店街のつくもうどんで晩酌。

スパイシーカレーうどん 580円

ビールセット(天ぷら3種とグラスビール330ml) 420円

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久しぶりの天神橋商店街つくもうどん、9月は4回も行った。

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スパイシーカレーうどんと天ぷらセットで1000円

ごらんの通り、TOO MUCH でしたな。

うどんの麺を半分ほど残してしまった。

カレーうどんは美味しかったが、ゆっくり晩酌しながらだとカレーうどんが冷めてしまう。

この手のものは熱々を汗をかくくらい一心不乱に食べたい。

欲張ってばかりいるのでどうも満足した夕食にならない。

あすは蕎麦オンリーにしよう。

 

帰宅してデュワーズをオンザロックで飲みながら「還らざる聖域」を読了。

K-9シリーズ以外の樋口明雄の小説を久しぶりに読んだ。
舞台は屋久島、北朝鮮正規軍に占領されるというクライシスから物語は始まる。
主人公は屋久島のネイチャーガイド狩野と北朝鮮の“白頭山の虎” 美貌の特殊部隊隊員ハン・ユリ。
やっぱり冒険小説いいなあ。
30代の頃、船戸与一や森詠、風間一輝や佐々木譲、稲見一良らを読み漁っていた頃を、
この本を読みながら夢中になって読んでた日々が懐かしく、思い出して泣きそうになった。
屋久島はまだ上陸したことがない。
死ぬまでに行けるかな。
この小説のエンディング、甘過ぎるかなと思ったが…嫌いじゃない。
還らざる聖域

還らざる聖域

Amazon

 

次はこれかな。

図書館への返却期限は11月24日だ。

 

ヒロが明日の朝ごはんに作っていた煮物(鶏肉、牛蒡、人参、こんにゃく)をつまみ食い。

冷蔵庫に残っていた純米酒を飲みつつ、読み始める。

時代小説に似つかわしい。