今日から5月11日まで東京、大阪、兵庫、京都に非常事態宣言が発出された。
ことは単純ではないのだろうけど、屋外に出てとびきり気持ちのいいシーズンに何で?
去年も4月と5月は宣言下で、明けたら梅雨になり、蒸し暑い夏になってしまった。
寒い冬とか暑い夏とかではなく、爽やかな初夏に何で?
な〜んて文句を言ってる僕は呑気なことだと思う。
僕に関して言えばこの忌々しい非常事態宣言で経済的損失は直接的にはほぼ影響はない。
いまのところは…。
あったはずの仕事がなくなってしまった、というのは去年少しだけあったけど、
今年は最初からないものだと思っていたし、何よりも人生の下山中なので、
コロナがあってもなくても仕事は減っていくのが自然なお年頃なのだ。
この宣言のおかげでゴールデンウイークに得られたはずの収入がゼロになった。
そんな人もいるだろう。
それでも、何の努力もせずに変わらぬ収入を得ているのは幸運以外の何ものでもない。
スポーツクラブもしばらく休業になった。
このところサボっていたので、どうせ行かないのならと休会届けを出した。
誰かが書いてたがスポーツクラブで働いている人には同情する。
社員は何とかなってるかもしれないけど、フリーのインストラクターやトレーナーは
この間、収入はゼロになる。売り込み営業するわけにもいかないから大変だ。
すべてがコロナウイルスのせいだけじゃないと思う。
オリンピックをゴリ押しするなら、裾野のスポーツ関係者のことも考えて欲しい。
こちらは生活危機なのだ。
朝、9時ジョグとはいかなかったが、40分くらい走る。
今日も六甲の緑が輝いている。
美しい季節に人間界は…爽やかとはほど遠く鬱屈している。
せめてマスクを外して新鮮な初夏の酸素を胸いっぱいに取りこもう。
午後からはトップリーグのプレーオフを観戦。
緊急事態宣言中は原則無観客だが、今日までは少数ながら観客あり。
花園のメインスタンドから見える緑の芝と赤いスタンド、
白い街と緑の生駒山、その上に青空がどこまでも広がっている。
これでいいよね、と思う。
これだけでも生きていける、と思う。
なんだか大げさに人生を語ってしまうのでした。
近鉄ライナーズと無敗のパナソニックワイルドナイツとの2回戦。
集中力120%の近鉄が先制トライ、ハーフタイムを7対7で折り返す。
後半も近鉄は頑張るが、ラインの穴をつかれ、ミスを誘われ、
パナソニックの圧力には耐えきれず、トライを奪われてゆく。
テレビ観戦している眼鏡堂氏は、パナソニックは相手に攻めさせて、
リアクションでトライを奪う南アフリカのようだと評する。
ストーバーグは奮闘するも、SHウィル・ゲニアの欠場が痛かったかな。
福岡に独走、インターセプトを許す。
近鉄ライナーズ終戦。
試合終了は16時半、早々に引き上げる。
布施あたりでラーメンでも食べて帰ろう。
立ち飲みも出来ないし。
目当ての煮干し出汁の店は営業してなかった。
宣言下、もうやってらんわ、と休業を決めこむ店も多々あり。
駅南側の商店街を歩いてたら美味しそうなサンプルを並べたうどん屋を発見。
純愛うどん「なでしこ」という店。
お、カレーうどん、いいね。
店の前には順番待ちの名前を書くシートやベンチが置いてある。
人気店なのだろうか?
今は一人も客がいない。
鯛の煮干しだしを使ったシンプルなかけうどんにも惹かれたが初志貫徹。
(何が初志なのか?ラーメンだったはず)
和風だしのきいてそうなカレーうどんにする。
大中小とあったので小、禁断のカツカレーうどんを注文。
たまにはいいだろ。
カツはどもかく、和風だしのきいたカレーうどん、美味でした。
やっぱり人気店なのだろうか。
ここは再訪もあり。