アルコールから解放されようと量や回数を自分で制限するのはいい。
でも、酒類が諸悪の根源みたいな施策をされると腹が立つ。
世論調査では 宣言を“出せ!” が7割超なのに、憤懣は爆発しそうな世間の空気。
誰かが書いていた。
今までも60年安保とか、ロッキード事件とかで不満に満ちた時代もあったが、
このときは体制側にもある種の矜持があって断固たる対決姿勢を示したと。
でも、今は…。
4月24日(土)恐ろしい国 : 毎日jogjob日誌 by東良美季
昨日の日記で「政府や都の無策に怒るのはやめようと思う」と書いたけれど、テレビやネットを見ているとひしひと感じる。今この国は、人々のやるせない怒りに溢れている。こんなにも国民・市民が怒ったことって今まであっただろうか? かつて樺美智子さんが亡くなった安保闘争や1967年の羽田闘争などでも同様の感情が渦巻いたのかもしれないが、僕は子どもだったので実感が持てない。ただし大人になるにつれ後々に知った感触では、当時の怒りの対象、つまり打倒すべきとされた体制側にも、それなりの矜持や信念があったように思う。ところがひるがえって今はどうだ? 昨夜の緊急事態宣言に関する記者会見で、菅首相は例によって「専門家の先生のご意見で」と責任転嫁を繰り返していたし、オリンピックについては言うに事欠いて「五輪開催の権限を持っているのはIOCだ」と来た。しかも当のIOCバッハ会長は「オリンピック開催と緊急事態宣言は無関係だ」とまるで他人事である。
今日の夕方、TBSの『報道特集』では丸川珠代大臣の記者会見の様子が写し出された。そこで「五輪開催と感染対策のどちらが優先事項なのか?」という金平茂紀キャスターの質問に、丸川大臣は「感染の第一の現場は東京都であり、オリンピック・パラリンピックの主催者は東京都だ」と答えていた。なんだこれは、タチの悪いジョークか? 念のために書いておくけど、この人が何者かというと五輪担当大臣なのだ。まるで間抜けなグーチョキパーのジャンケンゲームだ。誰もが誰かに責任を押し付けて、解決策はグルグルと宙を舞っている。でもね、その陰で誰がか職を失ったり泣いたり自殺したりしてるんだぜ。誰だ、美しい国なんて言ったヤツは? 恐ろしい国だ。
ときどき角打ちで飲む梅田の酒屋がInstagramに魅惑的な写真をアップしている。
アルコールはしばらく店では飲めないし、正直飲む気分にもならない。
面白いボトルの日本酒を何本か大人買いしてやろうかなと思う。
でも、生酒を買ってしまうと冷蔵庫に入らず、ヒロに怒られるか。
馬鹿のひとつ覚えという言葉がある。
愚直はときに美徳だけど、ひとつ覚えで何も考えずに繰り返してばかりの国と自治体。
休業命令、時短営業要請、無観客、補償は渋る。
あれはいいのか、あれはダメなのか、不公平感、意味の無い自粛強要。
もう少しちゃんと考えようよ。
いまの最適解を見つける努力をしようよ。
と書いて政権、自治体の毎日見せられる顔を思い浮かべる。
……無言になってしまうね。
100%はないと思うけど今回の施策は考えずに水際に追い詰められて出しただけの話。
賢者の国、ではないよね。
一定の効果を上げている台湾や韓国に学ぶべきだと思う。
諦めて長期政権を政権を許した結果だと思う。
世論調査の「非常事態宣言を出すべき」が圧倒的に多い。
(その割には怒りが充満している)
この憤りは選挙ではらす、と人は言うが、この十数年そうなった試しはない。
政権も、国民も劣化した結果がいまだと思う。
今日は金剛山へ登るつもりで準備していた。
朝、起きたら厚い雲が空を覆ってた。
午後からは晴れ間が出るという予報だが気分が沈んだ。
出鼻を挫かれた感じ。
ぷよねこ登山隊は天候に関しては年々ワガママになっていく。
ちょっと胃にボーマンの種もあるし今日はやめておこうか。
決して緊急事態宣言の自粛ではない。
イライラはまた次の山歩きで解消するつもりだ。
気がゆるみ、昼から居眠りしてしまう。
夕方、予報通り晴れてきたので海沿いを走る。
中央緑道から芦屋浜。
ゴールデンウイークは行き場を失った家族連れで御前浜は賑わうだろうな。
スポーツクラブも映画館もショッピングモールもデイキャンプ施設も、
美術館も、動物園も、博物館も事実上の営業停止。
追いこまれてゆく子供連れの家族たちが海辺に密集する。
リクエストで夕食は「ピリ辛にら玉丼」を作ってもらう。
めちゃ簡単で野菜がとれて美味しい。
寝る前にHuluでドラマ「コントが始まる」の1話と2話を見る。
暇なゴールデンウイークは配信で映画を一日一作品観たいなと思うが眼が心配。
ここんとこすぐに疲れるし、暗いところでは極端に見えなくなる。
レンズの f 値が落ちて、視界が暗くなっているのだ。