ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/10/06 Tue. 月の光が痛風を癒す?

体重71.35キロ、目標まで1.35キロ。

痛風の腫れはひいてきたがまだ少し痛む。

日常生活に支障はないがジョギングは出来ない。

 

唐突ですが、今月一日は中秋の名月だった。

十五夜と十六夜の月を楽しむことが出来た。

で、思い出したのがドビッシーのピアノ曲「月の光」です。

これって美しい月夜にドハマリな曲ですよね。

ベートーベンの「月光」も悪くないけどちょっと暗い。

月の光ふりそそぐ秋の夜に合うのはドビッシーだ。

聞いているだけで月光浴してるかのよう。

聞いてるだけで痛風の腫れが癒されていくようだ。

 

   

 

火曜日だけど早出する。

ミニ番組の構成の相談役として出動した次第。

8月に放送した選手が日本選手権に初優勝したので急きょインタビューして番組内容を変更した。

3分で伝えられることは多くない。

10言いたいことがあったら1に絞ってあとは諦める作業。

うまくいかないときはうまくいかない。

最近、尺制限のないネット発信も同時にしてるのでオンエアはどうでもよくなってきた。

今は当たり障りのない構成で続けているが見直すことも必要だと思っている。

でも、けっこう力業が必要だ。

力は残っているか?

 

編集はディレクターに任せてランチへに出る。

天五のスシローで少しつまみ、伊吹うどんでかけの小。

伊吹うどんは10月15日に店じまいするという。

けっこう流行ってたのに不可解。

 

局へ戻って編集のあがりをチェック。

20時前に終えて退出。

帰宅後、昨日と同じく鮪の味醂干しを炙ってもらい大信州を飲み干す。

 

NHKプラスで見逃し番組を観る。

Eテレの「趣味ドキ!本の道しるべ」

著名人、主に作家の読書ライフの番組で第一回は平松洋子さん。

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知っている作家の書斎拝見が楽しい。

 

平松洋子さんのエッセイは何冊か読んだ。

かなりの読書家のようだ。

平松さんのエッセイでは「ひさしぶりの海苔弁」が好きだ。

その中に収められた「カフェ・ラテ 八月の真実」が素晴らしい。

他の文章は東海林さだおを思わせる軽妙でユーモア溢れる食のエッセイなのだが、

これは珍しくウエットな一編、作家三木卓と亡くなった詩人の妻 福井桂子のことを書いている。

「八月になるともう会えないひとのことをしきりに思う」で始まり、

「幼年のころから大病を重ねながらあとに行きに凝った三木卓は、ニヤリと笑って飲みくだす

カフェ・ラテを「現世の味」と書き措く。どこか下世話で、甘いも苦いも綯い交ぜになった

カフェ・ラテ。生きて八月を迎える者に似合う味のような気もする。」で終わる。

また読みたくなった。

この番組のナビゲーターは菊池亜希子。

彼女目当てというのもあったのだけどナレーションはあんまり上手くないね。