ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/07/9 Thu. 「正しく怖がる」の怪しさ

amazonプライムで何気なく見始めた映画「500ページの夢の束」(原題 Please stand by )の、

主人公ウェインディは「レインマン」や「マイ・ネーム・イズ・ハーン」と同じ自閉症。

みはじまてすぐ彼女から目が離せなくなってしまった。

主演は天使のようにアドラブルな子役だったダコタ・ファニング(妹はエル・ファニング)。

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I am Sam アイ・アム・サム の子役だったダコタ・ファニング、美しく成長した。

トニ・コレットもセラピスト役で共演している。

(おそらく十代の頃に出演した「ハーモニー(Cosi)」での彼女は美しかった)

『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉と離れて暮らしている。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドま で数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて…。

2018年の映画だけどちょっと時代設定が古くて、スタートレックの脚本を書く彼女が使っている

ノートパソコンが、今のMacBookではなくておそらくiBookなのが妙に懐かしい。

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たぶんiBook、赤いセーターが似合う。

 

 じわじわと感染者数が増えていってて、どれだけ、どんな人たちが、どんな状況で検査してるのか?

4月、5月の頃の検査数はどれほどだったのか? なんで今になって3000件と発表するのか?

こういう情報開示の仕方になんらかの一貫した意図があるのか?

正直いうとまったく信じられない。

国を挙げて大騒ぎしてる問題に真摯に対処してるとは思えないのですが。

正しく怖がれ、という。

つまりはパニックになるな、過敏になるな、ということだろうけど。

出所不明の中途半端な数字ばっかりで何をどうこわがっていいのか?

結局あんまり調べてませんでした、なのか。

で、調べてもこれくらいというのは想定内、なのか。

堂々巡りで結局、よくわかりませんでした、なのか。

もうわからないです。

とりあえず自粛解除して、マスクして、めんどうくさいことばっかり続けてろボケ!

ってことみたいです。

 ジョギング中エアゾルの飛散についても山中教授がYou-Tubeで発信し、

NHKがショッキングなCG動画を放送した。

ランナーの背後10メートルくらいにウイルスが飛散しているかのような動画。

こういう映像を見せられるとさすがに僕もマスクして走ってた。

でも、これもオランダの疫学者不在のチームが作った学術的に怪しいものだったらしい。

蒸気機関車の吐き出す煙を定点観察すれば理解できるが、機関車は前方に移動するものの、煙自体は吐き出されたその場で留まって拡散しているのであり、後ろに流れているわけではない。このシミュレーション画像も、前方のランナーが吐き出した飛沫の中に、後方のランナーが移動してくるというのが本来であるのに、その動画はランナーが飛沫をまき散らしているかのように思わせるものであった。また、その距離はウォーキングで5メートル、ランニングで10メートル、サイクリングでは20メートルにも及ぶと記されていた。

 海外では、すぐにこの研究の問題点が指摘された。重要と思われる部分を以下に要約する。

①研究は査読(審査)経て公開されるものであるのに、著者らはその過程を踏まずネット上に学術論文ではない形で公開した。

②方法や結果の記載が不十分であり、実施したコンピューターシミュレーションがどのように導き出されたかが不明である。しかし、自分たちの発見については詳述している。

③研究グループにウイルス学研究者、疫学研究者などの医学研究者を含んでおらず、著者自身が、「気体力学の研究であり、ウイルス学的、医学的、疫学的な感染リスクについての結論は導き出していない」と述べている。

 この研究に対し、疫学者のハーバード大学のウィリアム・ハナージ准教授は、「この情報はウイルスのように拡散し有害であり、私の血を沸騰させる」と怒りをあらわにしている。

 筆者は、この研究は人々に疑心暗鬼を生じさせ、不要ないさかいを生んでしまうと危惧する旨を自身のフェイスブックに4月15日に投稿しているが、同様の思いをシドニー大学のエマニュエル・スタマタキス教授も抱いており、インターネット上の学術情報サイトに以下のようなコメントを残している。

 「この研究に社会へのアドバイスや行動変容をさせる根拠はない。不確かなシミュレーションで、ライフスタイルへのアドバイスをするのは無責任だ。このアドバイスに従うと一部の都市では運動がほぼ不可能となり、人々の外出を妨げてしまうことは間違いない。また、この情報を信じる人が出てくる危険性がある。それは、他人に対し『配慮が無い!』と思ってしまうことを生み、人々の間に対立と摩擦を生じさせる」

 

放送してしまったもの、誤解が広まってしまったことは簡単には改訂できない。

かつて運動中に水を飲むとバテると信じていた。

本当のところはわからなけど、密なコース、皇居外周を走ってるのでもなく、

お散歩ペースで息が上がるわけでもなく、風の吹く、ぽつんとジョガーである僕が

苦しい思いをしてマスクジョガーになる必要があるのか?

 

今日は自分でナレーション録りして、自分でオンエアディスクを搬入して、

駅前ビル地下の「ごえん」という居酒屋でいわしカレーのランチを食べて帰宅。

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ずっと気になっていたワンコインでカレーランチを出す居酒屋、老夫婦がやってました。

4時過ぎから7時過ぎまでデスク下で昼寝する。

3時間! 昼寝にもほどがある。

 

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