ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2018/7/27 あるよ

夏の日につれづれ思うこと。

還暦を越えてとみに残り時間ばかりを意識してる気がする。

何かがあと何回できるのかってこと。

あと何回山に登れるか、あと何本映画が観られるか、あと何冊本が読めるか、

あと何回の朝食、あと何回の立ち飲み、あと何回の…といった具合に。

横尾忠則が、人生は長さじゃなくて回数ですよ、と言った。

(ちょっと意味合いが違うのだけれど)

その影響もあるのだろう。

 

きょうの「ほぼ日」の今日のダーリンで糸井さんがこんなことを書いていた。

糸井さんはことし70歳になる。

 ほんとうに余命が少ないと知らされた人は、
 そんなふうなことは言わないように思う。

 (ぷよねこ註:あと何冊読めるか、みたいなこと)
 人によっては、もっと元気をなくすこともあるだろう。
 そして、だまってじぶんのやるべきことを
 味わうようにたのしくやっている人もいる。

 

 そういうことは、さておき、
 毎年一歳ずつ年をとっているぼく自身も、
 後ろを考えたほうがいい時期がきている。
 「桃栗三年柿八年」とか言うけど、
 ぼくが柿を植えて、それを食べたいと思ったら、
 78歳になっている必要があるのである。
 だとしたら、柿をいま植えておかないといけないぞ。
 桃でも栗でも、植えるのを先延ばしにしていたら、
 収穫するたのしみも味わえないということになる。


 食事の回数にコンビニめしが混じろうがかまわないし、
 本が何冊も読めなくてもどうでもいいけれど、
 やっておかないといけないことについては、やりたい。
 そしてそれは、はじめなきゃはじまるわけもない。
 夏休みの終わりに宿題をやりはじめる子どもみたいだが、
 「そのうちやる」とか「やると決めてある」ことなどは、
 「もうはじめてなきゃいけない!」と思うようになった。

 

 しかし、あわててやっちゃいけないのも知っている。
 ぼかぁ、幼稚園児にしたって年長さんだからね。
 あわてやしないのだけれど、もう、はじめてなきゃ、だ。
 いろいろと覚悟を決めて、手足を動かそうと思っている。
 もちろん、「たのしく」やるんだよ。

 

 今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
 野球さえなければ、毎日あたしは元気いっぱいなのになぁ。

 (ぷよねこ註:たぶん巨人の連敗のことだと思います…)

 

これを読んで思った。

僕はもう諦めているのだろうか。

諦めると決めてしまったのだろうか。

何を諦めたのだろうか?

諦めてないとしたら収穫したいものは何なのだろうか。

うーむ、いろいろあるけど。

そうか、あるのか。

いや、たいしたことじゃないけどね。

わかってるさ、この数十年のことを思えばそれくらい察しがつくよ。

たいしたことは出来なかったし、これからもおそらく出来ない。

能力もないし、時間もない。

それはかなりの確率で当たっている。

たいしてことは出来ないってことはね。

でも、大事なのはたいしたことじゃないても収穫したいものがあるってことだ。

あるのか?

ある。

たいしたことじゃなくても、あるということが大事なのです。

 

 やっておかないといけないことについては、やりたい。
 そしてそれは、はじめなきゃはじまるわけもない。
 夏休みの終わりに宿題をやりはじめる子どもみたいだが、
 「そのうちやる」とか「やると決めてある」ことなどは、
 「もうはじめてなきゃいけない!」と思うようになった。

 

7月中に、これからやっておかないといけないことをいくつかに絞る作業をやってしまおう。

8月は、 「もうはじめてなきゃいけない!」

今年、70になる糸井さんより僕はずっと若い。

もちろん 糸井さんのやってきたこと と おそらくやると決めていること とは比べるべくもない。

それはそれ、だ。

 

1979年夏、20歳の樋口可南子が、金沢の武家屋敷にあった僕の下宿に来たことは、

糸井さんには言わないでおこう。

f:id:shioshiohida:20180727124034j:plain

 

外へ逃げると見せかけて…左打者の胸元へエグいスライダー。

曲がり過ぎて死球かも。

それにしてもジェットストリーム(偏西風)はどうしちゃったのだろう?

  f:id:shioshiohida:20180728223738j:plain

 

 

Day 27

また8時前に起床、「半分、青い」を見過ごしてシャワーを浴びる。

蝉時雨の中、朝プールへ行き老人の海を歩く。

世間的には自分も老人だというのは気がつかないふり。

風呂上がり、いやプール上がりにスターバックス鞍掛店へ行く。

最近は一枚板の大きなテーブルが定席だ。

常連っぽい白髪禿頭のご隠居は大テーブルではなく低いテーブルのチェアに座っている。

今日は家でコーヒーを飲まなかったのでドリップショートとカレーと卵の小さなパイ。

小一時間ほど過ごして昼ご飯。

秋刀魚の開きは好物です。

ざる豆腐を生姜醤油で和えてご飯にぶっかける。

f:id:shioshiohida:20180727110425j:plain

 

きょうはヒロと梅田に出る。

買い物して、映画を観て、洋食のいわむらで結婚記念日ディナーと決めていた。

f:id:shioshiohida:20180728215435j:plain

f:id:shioshiohida:20171120171801j:plain

f:id:shioshiohida:20180205115554j:plain

 

主人公の彼女、ブライス・ダラス・ハワード。

あのロン・ハワードの娘でシャマランの「ヴィレッジ」に出ていた盲目の美少女。

なんだかマッチョになっちゃって。

f:id:shioshiohida:20180305095659j:plain

 

映画のあとは結婚記念日ディナー。

去年は芦屋のイタリアンでちょっと心配したので安定の「いわむら」とする。

1998年に入籍したから…20年目です。

銀婚式は25年か、磁器婚式だそう。

f:id:shioshiohida:20180728215436j:plain

f:id:shioshiohida:20180727180443j:plain

f:id:shioshiohida:20180727184445j:plain

f:id:shioshiohida:20180727185724j:plain

f:id:shioshiohida:20180728215437p:plain