心斎橋にある黒田征太郎の壁画 Peace on Earth が描かれたのは1983年だと聞く。
おそらくその頃、ハリウッドで撮影されていた映画が「ストリート・オブ・ファイヤー」だ。
1984年に日本公開とデータにある。
そのロック映画のデジタル・リマスター版をこの壁画に近い映画館で観た。
主人公はマイケル・パレという無名の俳優、ヒロインに18歳のダイアン・レイン、
敵役にウイレム・デフォー、この人は去年死んでしまった。
(訂正 勘違い、デフォーはまだ存命でした)
冒頭字幕に「これはロックンロールの寓話である」という文字が浮かび上がる。
時代も場所も特定されてはいないがおそらく70年代の荒廃した都市が舞台。
ストーリーはまるでウエスタン活劇、事件が起こり、かつてその街にいたヒーローが帰ってくる。
事件を解決し、ヒロインとの恋仲が復活、そしてふたたび街を去って行く。
シンプルでパワフルなロックステージの映像と80年代の映画によく描かれていた荒れた街がいい。
悪役たちの住むバテリーと呼ばれる街はディストピア。
デストピア(暗黒郷)はある種の歪んだ願望だろうか。
それでもこれは寓話なので暴力シーンも牧歌的ではある。
物語のラスト、ダイアン・レインがシャウトする場面でビートに合わせて腕を振り上げたくなる。
もちろんそんなことは誰もしない。
アメリカじゃないんだから。
Day 26
木曜日は家を9時に出る。
7時起床、ナレーションの手直しと日記を少々更新する。
朝ごはんはカレー、朝カレーだ。
ネットで見つけたレシピ。
“エッジの効いたうまさ”と“平松洋子さんの” というところに惹かれた。
で、作ってもらったのだ。
ヒロ曰く、きのう作ったときは旨みがないと感じたけど一晩寝かせたら美味しくなった とのこと。
なかなか爽やかなカレーでした。
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