出足の遅い2018年の映画ウォッチ、これが4本目です。
「ウイスキーと二人の花嫁」@テアトル梅田
オリジナルのポスターは民兵を訓練するワゲット大尉がセンターを飾っています・
日本版は郵便局の親父と嫁入り前の二人の娘なのに…。
でも、この面倒くさい大尉がいなかったら物語は転がっていかなかった。
僕はこの人が江守徹に見えて仕方がなかった。(笑)
困ったものです。
もしかして英国映画界でこの人のポジションが高いのかも?
1940年代のスコットランド、アウター・ヘブリディーズ諸島が舞台。
1989年、僕はヘブリディーズ諸島のスカイ島を旅した。
あの風景は人生ベスト、忘れられない土地。
年寄りの冷水?
じゃなかった六十の手習い、まだ続いてます。
映画待ちで入った茶屋町のStandard Bookstore 、チキンカレーを激辛にして正解。
映画終わりで運動不足なので茶屋町から北浜まで歩く。
途中、遠回りして天神橋。
北詰に はらドーナツ の新店がオープンしてた。
雨が少し残る感じの金曜日。
確定申告をやらねばと思うのだがな手がつかない。
気晴らしに映画でも観るか、と尼崎の「デトロイト」か西宮の「15時17分発、パリ行き」か迷い、
せっかくなので梅田まで出てA部氏やSPYBOY氏推奨の「ウイスキーと2人の花嫁」にする。
実話ベースなのだ。
テアトルの小さなスクリーンだったので真ん中より少し後ろだったけど字幕が観にくい。
あそこは要注意だな。
昔、「トキワ荘物語」を一番前で観たときは字幕じゃないのに観にくくて気持悪くなった。
映画は最高、悪い人が出てこない。
最後の結婚式で島の人々が踊るシーンで去年急死したY山氏を思い出した。
豪州のブリスベンで「リバーダンス」の出演者やスタッフとダンスを踊ってた様子が浮かぶ。
茶屋町から歩く。
堂山町の交差点でパシャ!
そういえばオスカーの作品賞。監督賞は「シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞する。
「スリービルボード」は主演女優賞だった。
怪物系、さえない無名の主人公、R15指定が作品賞をとるのは初めてのことらしい。
ハリウッドは反トランプ色が濃厚。
政治色をタブーとする日本映画、日本のコンテストとは大違い。
日本映画も悪くないんだけどそのあたりは圧倒的に遅れている、というか暗澹となる。
去年の10月に行った店「北浜ダイナー」へ行く。
特選ホルモンの鉄板焼をオーダーして白ワイングラスで待つ。
ほどなくA部氏と酒豪Nさんが入店、テーブルに移り赤ワインのボトルを注文する。
A部氏は最後の仕事、編集チェックするが手直しを命じてきたとこ。
この店はワインと食べ物が美味しい。
続いて地卵のプレーンオムレツ、蛸とエノキ茸のブルゴーニュバター、
完熟トマトのサラダ、ガーリックトースト、海老パン、名物ソース焼きそば、旨し。
もう一軒、「かこも」で立つ。
10月の時と逆コースだ。
淀屋橋まで歩いて御堂筋線に乗る。
めっちゃ冷えこむ。