ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/7/25 あのころ味噌煮こみうどんは…

梅雨に戻ったような日。

雨は降ってないが湿度が高い。

土用 丑の日だと気がついたのは冷凍庫から鰻の蒲焼きが出されて自然解凍されていたから。

北陸や東北はまだ梅雨が明けてない。

豪雨が襲っている。

 

刈谷の母からお中元にもらった鰻の蒲焼き一尾を一人で食べる。

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僕は鰻、ヒロはホッケの干物。

ほとんど好き嫌いのない彼女が唯一苦手なのが鰻なのだ。

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六甲がスチームミストに煙っている。

気象庁は絶対に言わないがきっと梅雨は明けてないのだ。

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出社してデジカムの準備、タクマの編集相談、などなど。

4時半過ぎに名古屋へ向かう。

約束の時間より少し早めに到着して山本屋でひとり味噌煮込みうどん。

味噌煮込みうどん食べるのなんて何年ぶりだろう?

浪人生の頃はこれ食べるのご馳走だったなあ。

当時はいくらだったか忘れたけど今一杯1200円だもんな。

食べて感じたこと。

昔はもっと熱々だったような。

観光客用にマイルドになってるのだろうか?

過ぎ去った日々のことはいつだって眩しく、印象派強いものだ。

ランズデールの「ダークライン」の一節を思い出す。 

 

   歳をとるにつれて…

   いや、正直に言えばまだ50代後半なのでたいした歳でもないのだが、

   それでも過去の方が、現在よりも大切に感じられるようになった。

   決していいことではないのかもしれないが、それは事実だった。  

   あのころ、物事にはずっと張りつめた空気があった。

   日射しはずっと暖かかった。風は冷たく、犬はずっと賢かった。

 そう、あのころ、日射しはずっと暖かかった。

風は冷たく、犬はずっと賢く、味噌煮込みうどんは地獄のように熱々だった。

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駅前、河合塾の近くにある名鉄インに投宿、約束の時間までしばし休む。

8時前、湿度80%くらいに感じる中、亀島駅まで歩く。

部屋での素振り、駐車場での素振りを撮影、写真、資料を預かる。