ひと仕事終わってぐったりしてます。
見たところ桜は大阪ではほぼ満開、西宮あたりは七分くらい。
あくまで主観ですが。
夙川の桜並木や摩耶ケーブル下の桜のトンネルは僕が関西に住むようになってから35年ほど、
折に触れ目にしてきたのですが、ここ数年、花のボリュームが減衰してる印象があります。
ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの交配品種で俗に60年寿命説が流布しています。
戦後の復興整備事業で各地に植えられたソメイヨシノが
そろそろ天寿を全うしようとしているということなのでしょうか。
昭和32年生まれでことし還暦を迎えた僕と同世代の
ソメイヨシノの木々は自分と同じ時期に元気な青春時代を送り、
いま同じように衰退期を迎えているのでしょうか。
そう思うと同じ時代を過ごした今の桜並木が同級生のようで
愛おしく思えます。
でも、60年寿命説には確固たる根拠はないみたいで、
桜の種類によってはエドヒガンとかしだれ桜は千年近くも生きている古木もあるし、
ソメイヨシノの中にも樹冠を大きく広げた大樹もあるし、この先もどうなるかわかりません。
ただちゃんと手入れしないと健康な状態が保てない樹齢になってきていることは事実のようです。
そこんとこも僕ら人間と同じですね。
不摂生や無理を続けていると健康寿命が縮まる。
きのうの大阪、編集スタジオへ行く道すがら、ウェスティンホテルの前の公園に
樹形のいいソメイヨシノが満開でした。
この樹はどれくらい前にこの公園に植えられてのでしょう?
疲れているのでとりとめもない話ですいません。
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