昨日あたりから少し腰が重い。
ボルダリングが原因だろうか。
朝、早めに炊飯器のタイマーが作動する。
炊きたてのご飯でおにぎりと豚汁。
メニューをリクエストしておいた朝食をとる。
(だって何が食べたいか言えというので)
コンビニのおにぎりより少しちいさめ、僕が4個、ヒロが2個食べた。
こちらは定番 具だくさんの豚汁。
寒い早朝はこれさえあればいい。
午前中からお出かけ。
大阪と京都の境にある阪急の駅に降り立つ。
僕は定期があるのでJR大阪駅経由で阪急梅田から準急に乗る。
ヒロは阪急全線が使える切符で夙川から十三経由で準急に乗った。
10分ほど遅く出た彼女が一本早く着いてホームで待っていた。
目的地の山荘がホームから観える。
アサヒビール大山崎山荘美術館だ。
美術館のあるこの山は天王山と呼ばれている。
そう、関ヶ原と並んで天下分け目の戦が行われた場所。
駅から美術館へ送迎のマイクロバスが出ているが近いので歩いて行く。
阪急の駅からJRの複々線を渡る手前に古い工場があった。
ニップラという看板があった。
調べると会社のキャッチフレーズが載っていた。
「切断をテーマに70年」「切ることの専門家集団」
なんだか物騒だ。
どうやら切断砥石のメーカーらしい。
切断面マニア!
タモリ倶楽部でやりそうな企画。
この郷愁と哀愁を帯びた建物、なぜか惹かれる。
踏切を渡るとすぐに登りが始まる。
昔、セルジオがこのあたりに住んでいたことを思い出す。
一度だけだったが訪ねた記憶がある。
(セルジオ本人に確認したら大山崎に住んだ事実はないとのこと)
道すがら露地に咲く花を見つけた。
これは…去年の今頃に丹波で見た花だ。
山では初夏に咲く。
リュウキンカだ。
この光沢はフクジュソウを思わせる。
もちろん梅も咲いている。
大山崎山荘の敷地内の家。
高台からは桂川、宇治川、木津川の3本の川が集まるところが見える。
アサヒビール大山崎山荘美術館。
大阪の実業家 加賀正太郎が別荘として建てた英国風の山荘。
チューダー・ゴシック様式がベースだという。
加賀はニッカウヰスキーの出資者でもある。
ロベルト・クートラス展を開催中。
土曜日で天気も良いのでそこそこの人出でした。
展示物を変えて前期と後期の2部開催、ヒロはすでに1月に前期作品を見ている。
開館20周年記念 ロベール・クートラス 僕は小さな黄金の手を探す
美術に興味はないが、お出かけ大好きな仔犬がついてきた。
沈丁花の季節だ。