神戸の王子動物園のこどものコアラがめっちゃカワイイ。
名前はオウカちゃん(♀)、桜花のオウカだろうか。
生まれたのが去年の9月25日だからまだ一歳になってない。
お母さんコアラと同居してて、いつも母親につかず離れず暮らしている。
大きさは大きな西洋スイカくらい。両手で抱えられる。
3ヶ月くらい前まではお母さんの袋に入って暮らしていた。
しぐさがいちいち幼気(いたいけ)でたまらん。
王子動物園ってジャイアントパンダとコアラがいる日本で唯一の動物園なんですって。
きょうの小旅行、といっても阪急電車で15分ほどだけど、の目当てのひとつ。
神戸文学館、この赤煉瓦建築は元はこの王子公園にあった旧関西学院大のチャペルだったもの。
赤煉瓦建築、設計がウイリアム・メレル・ヴォーリズとなると行かねばと。
もうひとつはかつての県立美術館の跡地にできた「横尾忠則現代美術館」。
昔、ここで開催された「セント・アイブス展」を見に行ったことを思いだした。
結局、あれがきっかけで英国セント・アイブスまで行ってしまった。
そう思うと自分ではそう思ってなかったけど行動力あったなあ。
おかげで独身時代はほとんど貯金なかったけど。
以下、きょうのフォト日記となります。
動物の写真多いのはご容赦。
朝はパンケーキ一枚だけにしてランチに気合いを入れていた。
極上中華の「陳餐閣(ちんさんかく)」に11時半過ぎに行く。
ところが予約でいっぱいで円卓相席しかなかった。
気分を削がれて諦める。
(あとで円卓でもよかったなあと後悔するが後の祭り)
阪急夙川まで移動して、めんどくさい自転車駐輪して、「さんれも」へ行くと定休日!
最後の砦、蕎麦「以知川」で席を確保する。
このエリアのランチはどこもおばちゃんでいっぱいだ。
蕎麦は年齢層が高いだけおしゃべりの音量が弱かった。(笑)
僕はカレー蕎麦、ヒロはぶっかけ蕎麦を食べる。
ともに950円。
ホームで電車を待つ。
少し蒸す。
阪急夙川から王子公園まで阪急神戸線で行く。
王子公園駅から少し歩く。
動物園のゲートを通り過ぎると赤煉瓦が見えてきた。
戦前、1929年まで関西学院大学はこの地にあったという。
かつては市立図書館でもあったという。
どこでも飛びたがる。
文学館は入場無料。
神戸ゆかりの作家たちの直筆原稿、初版本、筆記具などが展示されている。
谷崎潤一郎の「細雪」の一節が印刷されていて、それを目で追うだけで文学の世界に引きこまれる。
僕らがネットにアップする駄文と同じ言語だと思えない。
広いホールの半分が休憩(読書)スペースになっていて飲食は禁止だけどリラックス出来る。
ここは穴場だ。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/park/oshirase/around.html
しばし文学館で休んだのち道路を挟んで向かいの美術館群へ移動。
「横尾忠則現代美術館」のフリーエリアのショップをひやかす。
横尾さんも岡本太郎、草間彌生さんに近い過剰さを感じる。
御大二人より常識人なのでパワーは世俗的で弱いけど。
端っこのギャラリーで展覧会開催中。
ふらっと入ると三菱重工造船所の同好会の展覧会だった。
ヒロが気に入った版画があった。
聞くと95歳のアマチュア画家だとのこと。
神戸や兵庫の風景を描いた小さな版画。
なかなかいい。
絵はがきにしてショップで売って欲しいくらい。
さて、2時半過ぎに動物園へ入園。
数年前は入場料200円だったはずだけど大人600円に値上げしていた。
たくさんの動物たちを養うに200円じゃとてもやっていけないのかもしれない。
王子動物園はフラミンゴが出迎えてくれる。
ゲートの外からでも見えるのだ。
アフリカじゃなく日本で育ったフラミンゴたちだろうな。
午後3時はもぐもぐタイム。
まずはインド象を見に行く。
芸をさせられてる巨獣はなぜかもの哀しい。
サトウキビをもぐもぐ。
葉っぱは食べないで茎の部分だけを食べてました。
こちらサトウキビじゃなくて笹を食べているジャイアントパンダ。
着ぐるみ違いない。
草食獣なんだよね、キミは。
コアラ舎では半時間ほど楽しむ。
同居中の母親はウミ、娘はオウカ。
もう袋で育ててはいない。
これは母親のウミ。
娘に構わずユーカリを食べたり移動して別のユーカリを食べたり、
娘を突き放して自分の人生を楽しんでるって感じ。
娘のオウカちゃんはお母さんにつかず離れず。
木を移動するとちょっと遅れてついていく。
お母さんは隣の木に飛び移ってユーカリを食べている。
オウカちゃんも行きたいけど飛ぶ勇気がない。
結局、木から下りて地面を移動してまた登る。
するとお母さんはまた別の木に移動してしまう。
オウカちゃんの動きがいちいちカワイイ。
オッターだ!
元気で活発な獺(かわうそ)たち。
レッサーパンダは雌のミンファが妊娠の可能性があるとのことで公開されてなかった。
孤独な影。
キミはどうしてそんなとこで坐ってるの?
ニアシアフリカコガタワニです。
目が合いました。
威嚇してます。
上の写真では黒目だったのに薄い半透明のまぶたが下から被さります。
そして…!
怒りが最大限になったとき白目になりました。
なんかシンゴジラが熱光線を出す時みたいで超恐かった。
こいつもキモイ。
イグアナの仲間です。
カメレオンみたいな顔。
アカショウビン。
ナマケモノ。
うじゃうじゃカンガルーがいた。
時間切れで類人猿を見られず。
猛獣舎をのぞくがもう屋内に帰ってしまってた。
フンボルトペンギンをちらりと見る。
これが最後だよ、と一匹が泳いだりジャンプしたりする。
園内にある旧ハンター邸。