ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/01/28 Thu. 思い出で吞む。

去年の夏、複合プリンターを買った。

ヒロが紙焼きの写真をデジタル保存したいと言ったからだ。

なのに全然スキャンしてない。

自分の分を何枚かスキャンしてみた。

いやあ、いろんな場所へ旅してるなあ。

ボルネオ、イラン、スコットランド、アイルランド、フィンランド、パキスタン…

アメリカ国内もアラスカ、ヨセミテ、ニューイングランド、シアトル、サンディエゴ…。

国内の山も、槍穂高、剱立山、白山、木曽駒、九重阿蘇霧島、大雪山、十勝岳…。

いま若い人らがYou-Tubeやインスタにバンバン海外の絶景をアップしてるけど、

自分だって決して負けてないぞと意味なく張り合ったりして自慢比べする。

モノより思い出 。

六十年以上生きて、未来より圧倒的に過去の方が長い という年齢になってしまった。

だからいいのだ。

「人生でいちばん大切なものは?」「思い出」と即答しよう。

スキャンした写真、1997年8月のアラスカ。18泊した。

こんな風景の中に自分がいたことが今シアワセに思う。

いまの二十代の人たちが自由に旅行できるようになるのはいつなんだろ?

鳥は自由に国境を越えてゆくのに という民の嘆きがまさに現実になっている。

若いときに「リタイアして余裕が出来たら海外旅行へ行けるからね、それまで我慢だよ」という声を無視して、

「行けるときに、元気なときに行きたいところへ行く」と覚悟してフットワークを軽くした。

金に余裕があっても身体が不調だったり、感染症の時代になったりしてままならない。

(金に余裕はないけど)

開高健さんが紀行番組で言っていた。

「グラスに口をつけたら最後まで飲み干せ、グラスを置いて戻ってきても雫も残ってない。」

f:id:shioshiohida:20210127135552j:plain

アラスカのエクルートナ湖のトレール上でセルフィー 1997/8/27

 

朝イチでナレーション録り。

未公開動画のアップし直し。

梅田へ出てリーブルで「KCIA 南山の部長たち」を観る。

隣りに坐ることはなかったがそこそこ入っていた。

韓国の戦後史は苛烈だ。(戦中は当然だけど)

映画の題材には事欠かない。

局に戻ってダーヤマ監督作品の ten. のオンエアを観る。

 

f:id:shioshiohida:20210128175700j:plain

帰りに京橋駅への連絡通路から撮る。明日からまた冷え込むそう。

帰宅しておでんと烏賊素麺。

いか素麺があるならと日本酒を少し飲む。

飲んでしまえば同じと風呂に入ってストレッチしてホットウイスキーを飲んでしまう。

今月21敗目。

今週のメインタスク「ぷよねこ日記を一区切りつける」(空白の埋め合わせ等)は土日にやろう。