いまは安全なシェルターにいると思ってる僕も、もっと高い場所に暮らしている彼らも、
この破滅へのシステムを誰も止められないのなら、遠くない日に水は満ちて溺れるのだろう。
今世紀は「死ぬまでに逃げ切れるか」がテーマのホラー映画なのかもと思った次第。
また夢を見た。
正確に言えば夢から覚めて目覚めた。
ゆえに夢が記憶に残っていた。
仲間で飲んだ夢で、飲んだことは普通なのだが…
会計をしようとするとセルジオが「もう払っといた」と言う。
「ドルで」
え?
セルジオが真っ先に支払うことは滅多にない。
ドルで、ということころが夢だ。
朝、アスファルトが濡れていた。
夜半に雨が降ったらしい。
朝ごはんを食べて自転車で駅への道を急ぐ。
雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう と口ずさみながら。
クリスマスは昨日で終わった。