ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2018/10/20 あの瞬間

転落から1週間が経つ。

頭蓋骨にひびが入り、顔面を9針縫ったけど、痛みもなく順調に回復している。

あの瞬間を正確には憶えていない。

足を踏み外して、踊り場へダイブした。

左手をついた、が支えにはならなかった。

頭を撲って血が流れた。

動かないで、そのまま、と周りから聞こえた。

アドレナリンが出てたのですぐに立てたけど言う通りにした。

スタジアムのスタッフがかけよる声がした。

通りがかりの女性がすごくやわらかいタオルを頭にあててくれた。

出血していても傷口に気持ちいいほどのやわらかさだった。

タオルを血でダメにしてしまっただろう。

タオルを弁償して改めてお礼が言いたいが探し出す術もない。

 

あの瞬間。

人は事故で死ぬときあんな感じなんだろうな。

身体障害者になった人も、多分あんな一瞬があったんだろうな、と思う。

そこに優越も差異もなく、ただ運というしかない。

そして、あの一瞬から一週間、僕はこうしてキーボードをパタパタと叩き日記を書いている。

缶ビールだって飲める。

何に感謝したらいいだろう。

あの瞬間。

 

2日連続して早出、きょうは西宮のコメダ珈琲でモーニング。

ドリンクを注文すると無料でトースト&ゆで卵とかがついてくる。

トーストにつかるものを3種類から選べる。

ゆで卵か、卵ペーストか、あんか。

オプションでヨーグルトかサラダなどを選べるが別料金、

ヨーグルトは120円プラスだ。

窓際の席でノートと切り抜いた紙片とを合わせながら仕事をするおじさんがいる。

スターバックスとは全く違う雰囲気がある。

普段はあまり読まない新聞を読んでみる。

仕事前のプレシャスタイム。

朝はスターバックスよりコメダか星乃珈琲かな。

f:id:shioshiohida:20181021005229j:plain

 

一週間ぶりに電車に乗って大阪へ出る。

T 夢のピンチヒッターであすリート のパラリンピアン取材に東大阪へ。

タクシーが局にいなくて電話をしても出ないのと目的の場所がわかりにくいのとで手こずる。

東大阪が車椅子スポーツの専門施設を作った。

駐車場を整備しただけのエリアで簡易トイレもないけど車椅子スポーツ専門の屋外の施設は貴重。

いずれは花園ラグビー場のエリアにつくる予定だという。

f:id:shioshiohida:20181020104115j:plain

 

2日後に撮影するアーチェリーの的を買いに帰りのタクシーで生野区まで行く。

オカノ製菓という小さな菓子工場がアーチェリー用具の販売を兼ねている。

あるある案件だけど面白い。

 

絆創膏オヤジ、怪我から一週間はこんな感じ。

左目の腫れは収まりました。

f:id:shioshiohida:20181021095134j:plain

 

眼鏡堂氏はアメフトのゲスト解説、昨日は新幹線が遅れ、京橋に着いたのは3時だったそうです。

逆にテンションが上がりこの笑顔です。

f:id:shioshiohida:20181021095146j:plain

 

夕方、大阪マラソンの取材対象者と京橋の立ち吞みで打合せ。

ま、生ビール飲みながらですけど。

いきなり絆創膏を貼ったディレクター登場で盛り上がる。

つかみはOK。 

f:id:shioshiohida:20181020173903j:plain

 

写真はA木ご所望のミスジステーキの上、たしか600円だったような。

立派な赤身、タンパク質です。

f:id:shioshiohida:20181020183912j:plain