暑い夏には涼しくなる映画を観よう。
零下30度が舞台のサスペンス「ウインド・リバー」を観ました。
ウインド・リバーとはワイオミング州にあるアメリカ先住民の保留地がある場所を指す。
前にも書いたけど、この手の極寒の地、さいはての土地を舞台にした映画に惹かれる。
同じクライムサスペンスだと「フローズン・リバー」(2010年3月に観た)を思い浮かべる。
ハルストレムの「シッピングニュース」、アイスランドを舞台にした「春にして君を想う」
大きく過酷な風景、希薄な人口密度、そのアンバランスに惹かれる。
アイルランドやスコットランドの西海岸を旅した記憶もよみがえる。
映画の舞台のグランドティートンやイエローストーンをレンタカーで旅する計画を
マッカラン友の会で僕が勝手にデスクトップで具体化してたこともあったっけ。
月に1万円ずつ積み立てて年間で12万、それなら出来るでしょって。
それで一週間の旅をするって。
みんなそれどころじゃなかったみたいで…。(笑)
(実現しないうちに自分のフトコロも怪しくなり…)
朝、起きて…きょうも眠い。
この夏、ゆるゆるに過ごして許されるならジタバタしない方がいいのかなとも思う。
でも、少しだけジタバタした。
昨日の日記をちゃんと書いた。
デスク周りと衣類の整理をした。
少しずつ、一日少しずつ何かをすればいい。
涼しくなれば、少しだけ多くのことが出来るだろう。
衣類の整理、下着、ソックス。
エアリズムの下着がいつのまにか増殖していた。
ユニクロの戦略に乗せられている。
半袖クルーネックのエアリズムは5枚以上ある。
ソックスも過剰供給かな。
コーヒー器具の周りも、乱雑だったデスクの後ろとか、散乱してた本とかを整理する。
暫定措置だけど気持ちはいい。
「引き出しの中を整理処分する」
この命題を掲げて2年くらい経つだろうか。
もう魔巣窟になってる。
15年くらいは手をつけてないのだ。
そんなこんなも眠さと戦いながら少しずつ前に進めていくのだ。
「14時頃に眠くなる人」が知らない睡魔の正体 | 健康 | 東洋経済オンライン |
仮眠も1時間以上はよくないとある。
いくら寝ても足りないのだ。
寝たら寝たでスッキリするものでもない。
ダルさは抜けないものね。
阪神電車で三宮へ出る。
車内には甲子園の熱気が残っている。
きょう夏の100回記念大会の開会式があった。
レジェンド始球式なるものがあり松井秀喜が登場した。
開幕試合に星陵が出たので観戦もしていた様子。
開会式に給水タイムがあった。
三宮に到着、リーブル神戸へ行く。
「ウインド・リバー」はアネックスにかかっている。
初めて4Fのアネックスへ行く。
ここは朝日ホールだったところかな。
写真は映画終了後、午後6時の神戸。
映画を観ながら何度か声を上げそうになった。
いきなり発砲されたりスプレーをかけられたり。
町山氏がこれは現代の西部劇だと評した。
個々が武装し、警察権力が機能していない開拓時代と同じ状況、という意味だろう。
西部劇映画の典型的なプロットであるという意味ではない。
そんな無法地帯にFBIは女性一人を送りこんできた。
監督のテイラー・シェリダンが脚本を書いた「ボーダーライン」も同じような設定だった。
発見がひとつ。
主人公のハンターがピューマを狩るというシーンがある。
ピューマって猫科なのにこんな厳寒の地に棲息しているのだ。
でも、思えばアムール虎だったそうだもんね。
この時間にエアコンの効きすぎた映画館から外へ出るとポカポカしてあったかい。
旧居留地にブルーボトルコーヒーが出来たらしいのでちょっと覗いてみた。
東京の清澄白河以上に気取った感じ、なのに豆を買ってしまう。
スリーアフリカズというブレンド。
対応する女性スタッフがあまりコーヒーのことよくわかってないみたいでした。
ブルーボトルを珈琲界のアップルという人がいる。
直営店のスタジオ的雰囲気はなるほどと思う。
南京町へ歩く。
ぎょうざ苑のカウンター。
チンタオビール小瓶が旨い。
焼き餃子とジャージャー菜と青島小瓶2本で2200円也。
青島に 行きたしと思えども 青島往復三万九千園
ちょっとした目論見があるのだ。
小柳淳子(淳子さん)のライブ@三宮グレートブルー
去年の暮れ以来かな。
一度、彼女のジャズ以外のヴォーカルが聞きたい。
1ステージだけで帰宅。
今日は眠くて、4時過ぎから映画を観て、チンタオビールと餃子、淳子さんのライブ。
1100+2200+3000=6300円となんやかんやで散財してしまう。
セミリタイアの身としては贅沢だね。
帰宅後、村上春樹の肉声を初めて聞く。
最初は大丈夫か?と思ったけど…。
声やしゃべり方が若い。
69歳なんでしょ。
走ってるからだと思う。