いま、星野仙一氏の追悼番組を編集している。
2週間ほど前から過去のラッシュや放送した番組の素材を見続けた。
頭の中に流れていたのは I remenber Cliford のメロディー。
ベニー・ゴルソンが亡き地理フォード・ブラウンに捧げたジャズバラードの名曲。
You-Tubeでリー・モーガンのライブ映像を見つけた。
悲しいまでに美しい音色。
番組のエンディングで使いたいな、と思ってたけど使わないかも知れない。
難易度が高いのと、これはこれでそっとしておきたいのと。
毎晩、編集を終えると聴いている。
Lee Morgan - I Remember Clifford
今日から完成稿へ向けての編集、週末はラストスパートだ。
朝起きて六甲方面を見る。
雪だろうか。
稜線が煙っている。
見慣れた風景に粉砂糖がふりかけられていた。
今が寒さの底だろうか。
9時過ぎ、家を出る頃に大粒の牡丹雪が下りてきた。
秒速5センチメートル、桜の花びらが落ちる速度。
いま立っている場所がゆっくりと上昇しているかのよう。
いつもの日常が気象現象ひとつで様変わりする。
今日も極暖ヒートテック、ネルシャツ、ウルトラライトダウン、ウインドブレーカーにニット帽。
雪は望遠レンズで撮るに限る。
縦の空間に思いっきり雪を詰めこむ感覚。
出社して午前中はナレーションを書く。
冒頭部分のみしか書けない。
ニュース原稿のようには書けない。
午後からは引用する映画「ミスター・ベースボール」のダイジェスト編集と
「星野仙一が動いた!」というアメリカを旅した番組からの編集、その部分のナレーション書き。
夕方には集中力を失う。
長寿社会で70歳まで働けというがこんな集中力ではとても無理だ。
それなりに身体にやさしいペースをキープして超ベテラン待遇にしてもらってる。
いつまで許されるだろうか。
きょうも夜に大阪城を走る。
土曜日の7時過ぎ、ランナーも少ない。
1月は今日まで87キロ、13キロ走れば月間100キロに届く。
30,31はポスプロ編集で走れそうもない。
明日とあさってで7キロずつ走れるかな。
9時過ぎ、腹が減って久々にリバーサイドの徳田へ飛びこむ。
土曜日なので空いてるかなと思ったが満員の盛況。
入り口近くの特等席に座る。
卵かけご飯とコロッケとモツ煮こみ。
これ食べなかったら体重減るだろうけど。