ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/8/15 いぬを洗う

お盆、そして71年目の終戦の日。

朝からおじさんLINEグループのリオ五輪観戦コメントが頻繁に入る。

今日、プールは休み。

卓球女子団体準決勝、陸上100m決勝を見て午前中をテレビの前で過ごす。

たまに自分の部屋でラジオ実況を聞きながら食事や支出の記録を入力する。

雨になるかも、という予報だったが晴れたので犬を洗う。

去年も同じ8月15日だった。

 

 てんは今年で2年連続6回目のお風呂です。

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 卓球女子団体準決勝は日本vsドイツ。

前回のロンドンの準決勝はシンガポールと対戦しストレート勝ち、銀メダル以上を決めた。

その日、こんなことを日記に書いている。

 

卓球女子団体がシンガポールを破り銀メダル以上確定。
NHKのニュース9で女子アナが「これで金メダルがぐっと近づきました」と言う。
他の競技と同じ感覚でコメントしたのでしょうが、卓球に関しては違和感がぬぐえない。
ヒロが、日本は世界ランクを3位にしておいたから中国と同じブロックに入らずに済んだんだよ、と言う。
韓国(ランキング4位)は準決勝で中国と当たってしまった。
メダル獲得のチャンスは事実上3位決定戦の1度しかない。
日本は3位にしておいたおかげで中国とは別ブロックに入れた。
準決勝と(負けても)3位決定戦の2度メダルのチャンスがある。
銀メダルを獲るためには別ブロックに入る、つまり世界ランク3位までに入ることが不可欠だった。

 

福原愛は頑張った。
個人戦で石川が圧倒された相手エースのフォンに勝って勢いをつけた。
中国は別格である。
いまのところ、は。(たぶん、この先数年は)
それは選手たちが認めているだろう。
シンガポールや香港が日本アルプスなら中国はヒマラヤの8000m峰だ。
いつか卓球界のジャイアントを倒す日は来ればさぞかし感無量だろう

 

今回のリオ五輪、準決勝はドイツとの対戦。

当然、日本は勝つつもりだった。 

準決勝に勝って中国との対戦をイメージしていた。

福原、石川、伊藤らも銀メダル以上を最低目標だと公言していたし、周囲もそう思っていた。

落とし穴はいつでもどこでもあるんだなあと思った。

中国は例外だ。

落とし穴には入りきらないほどその存在はスケールが違う。

でも、日本、ドイツ、シンガポール、韓国あたりの第二グループは紙一重の差だった。

あとで知ったことだけど加えてドイツには勝つべき理由があった。

3人のうち2人が中国からの帰化選手。

ハン・インとシャン・シャオナの二人はともに30代のベテラン。

おそらく中国国内では代表に残れずドイツに渡った。

世界卓球連盟のレギュレーションで21歳以降に帰化した選手は代表になれない。

ゆえに彼女らは国を代表する世界選手権に出場出来ない。

(通常のワールドツアーには出場可能)

でも、オリンピックはIOCのルールがあり出場出来る。

おそらく二人はこのオリンピックに賭けていたのだと思う。

決勝で中国と戦うことも含めて。

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メモ:伊藤美誠の落とし穴 ドイツオープンの雪辱狙うソルヤとハン・イン 他にも

   清宮サントリー 2006-07年のシーズンを思い出す 東芝を見ていたサントリー

   準決勝でトヨタ自動車に不覚をとる トヨタ自動車には勝つべき理由があった

   3000メートル級の日本アルプスを越えるときにヒマラヤの頂を見てしまった日本

 

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昨日は終日引き籠もりだった。

今日は外出する。

しかし、暑い。