午前中は武庫川ぜんざいマラソン5キロを走った。
気持ちよく走れるという実感、体感は何ものにも代えがたいと思った。
健康第一、お金は何とかなる。いや、何とかする。健康であれば。
購読するブログから、感応したことをいくつか記しておこう。
jogjob.exblog.jp引き出しの奥からドル札やトラベラーズチェックが出てきて円に換金した。
二万八千円ほどになり、ちょっとしたボーナスだと喜び、そして…ふと思うという話。
そうだったよなあ、と思い出して、そうそう、と共感したのはここ。
90年代の初めに5年間くらい、毎年12月になるとホノルルマラソンを走るためハワイに行っていた。そのときの残りである。ああ、当時のオレは金持ちだったんだなあと危うく遠い目をしそうになったが、うんにゃ違うゾ、と思い直した。だって当時は多く見積もっても現在の半分も働いてなかった。ヒマなときは月の1/3くらいは休みだった。それでも今の3倍近い家賃のアパートに住み、そうやって毎年海外旅行にさえ行けていたのだ。しかし今はどうだ? 1年365日ほぼ休みはなく、こうして大晦日も元旦も、本日新年2日も早朝から働いていて、家賃3万9千円の格安アパートの家賃を払うだけで精一杯なのだ。冷静に計算すれば当然だ。原稿料は安く見積もって今の5倍くらいは高かった。下手すると現在は当時の10分の1くらいの場合だってある。これは出版不況に限らず、この国全体が貧しくなったのだ。GDP(国内総生産)が世界3位と言っているけど、それは少子化とはいえ未だ人口が多いからに過ぎない。一人当たりのGDPとなると世界27位。加えてこの格差社会だ。とはいえこれだけ苦しい時代が続くと、どうにも現実感がない。自分にあんなにも穏やかで豊かな日々があったということが、だ。このお金はまるでタイムマシンに乗って過去からやってきた、若い頃の自分からのお年玉みたいだ。
自分の三十代を思い出す。
独身、公団の家賃は65000円、収入は月40万〜80万ほどあり、実家に月5万から7万ほどしおくりし、夏や正月の特番でがっつり働いた後は、
2週間ほどの長い休みもとれて、アラスカやイングランドやボルネオやらに旅に出た。
山にも単独テント行や縦走行に1週間かけて行くことだって出来た。
今、もし独身だったら…と想像するとちょっと恐い。
日本が貧しくなる、格差が拡がるにつれ、守りを固めた。
それなりに楽しめて不満はない。
あるとしたら健康不安だけ。
そう思えばいい。
これは去年の夏頃にアップされたものだけど、共感度が高く感じ入った。
還暦を過ぎ(僕より少し年下)、京都で個人タクシーを始めた方。
自分を大きく見せようという飾りのない好感の持てるブログです。
余計なものを削ぎ落としたシンプルな文章はマネしたいと思う。
願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月のころ
その人が、西行法師のこの有名な歌について、自分の人生を振り返る。
このうたに対する私の印象は、甘っちょろいことを言ってるな~、です。私が同じように願うなら、真冬の厳寒の猛吹雪の中となります。理由は説明できません。
(中略)
多分私には想像もできない厳しい時代を生きたのだと思います。せめて亡くなる時くらいは、満開の桜の木の下で、釈迦が入滅した日に、と願ったのでしょう。
ーーーそれに対して私は、
とても幸福な時代を生きていると思います。何しろ戦争と飢えの経験がないのです。
今まで存在した全人類の中で戦争と飢餓に無縁だった人の割合はどれくらいでしょう?
もし私が第二次大戦中に兵隊だったら、毎日上官から殴られていたでしょう。私にはそういう側面があります。
もし私が北朝鮮に生まれていたら精神病棟に隔離されているか、強制労働させられながら思想教育を受けているか、ひょっとしたら既に処刑されています。あんなに感情を込めて万感の思いで精一杯に、時には涙を流しながら労働党総書記に拍手することはできません。バカバカしくてできません。
(中略)
こう考えただけでも、私はとても幸福で運の良い人間だと思います。
最後にもうひとつ西行を
なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる
これぞ日本人の宗教観、と思います。
自分も〇〇に生まれていたら、と想像することがある。
ほぼこの方を同じことになっていただろうと想像してぞっとします。
ぞっとして かたじけなさに涙こぼるる という心境になります。
そして、このブログ。
11月にアップされたもので、ちょうどその頃に同じことを感じていたのでチェックした。
hikikomoriobaba.hatenadiary.comおそらく少し年上の方で、安倍元首相銃撃の際にアップされた一文にハッとさせられた。
情緒的な物語が大好きなこの国の大衆とマスコミに、このようなタイミングでこのような物語が投げ込まれるとは、残念無念などという語では表せない。
最近ではこれも胸にズキンと来た。
「エルピス」もいずれ観ようとチェックした。
『エルピス』斎藤のセリフの緊迫感を消したもの - あとは野となれ山となれ
ドラマや本の感想、折に触れ感じ入ることが多いブログなので、今回は これ? と
自分にツッコミを入れたが、実感がこもっててコピペしておきたいと思った。
昨日の朝起きてみると、どうも胸がムカムカする。大好きなパンも食べる気になれず、珍しくまたベッドに戻ってしまった。
次に目覚めたのは10時半だった。まだ胸も頭もスッキリとまでは行かないが、なんとか朝食を支度し、息子と食べた。味噌汁が美味しい。どうやら二日酔いらしい・・・などと言うと前夜相当飲んだみたいだけれど、私は日本酒を1合飲んだだけなのだ。
アルコールには弱い体質なのでかなり気を付けているが、普通の人なら考えられないような少量の飲酒でも翌日具合が悪くなることがある。せっかく楽しく飲んでも翌日気分がすぐれないとつまらないので、ここ何十年かはかなり気を付けて少量しか飲まないのだけれど、飲む機会も少ないし年も取ったからか、今回はさすがの私も二日酔いに至る酒量の最低を更新した。
もうそろそろお酒はやめなさいということかも知れない。家族とワイワイ飲むのは大好きなのだけれど、今はノンアルコール飲料もさまざまなもあることだし、そちらで楽しむことにしようと思う。
飲酒=悪だとは決して思っていないが、そろそろコントロールのレベルを一目盛り
引き上げるべき、それが今後の幸福につながる、と思えた人生のちょっと先輩の一言でした。
歳を重ね、飲酒に関する感覚は人それぞれ千差万別だ。
周りの仲間でも、全く酒量の減らさなくても健康な人もいるし、
キッパリとやめてしまった人もいる。
僕は微アルのビアリーを愛飲しているが、
そんなもの飲むくらいならビールなんか飲むな、という声も聞こえてきそうだ。
千差万別、無理せず美味しくお酒ライフを楽しんでます。
日々の記録はこちらで書いています。
それでは、ぜんざいマラソンからのことし初ボーマンの日のフォト日記です。