ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/07/21 (木)


【 07.21 日録 】

午前中はオレゴン世界陸上を観て過ごす。午後から天気が崩れる。自転車で出ようと思ったが、雨が降ってきたので駅まで歩く。MOVIXあまがさきで「トップガン マーヴェリック」を観る。その後、大阪京町堀へ移動、A部氏と合流し立ち吞み一軒、7時から松田美緒のライブ@ジョビジョヴァ、10時にアップ、雨は止んでいた。

女子やり投げに高校生のときに取材した武本紗栄が登場!尼崎のグラウンドで夜ひとりで練習してた18歳が世界陸上の舞台に立って、見事に決勝進出を果たす。感無量です。中継で映ったとき驚く。髪を金色に染めていた。テロップ見て…え?これ武本じゃないよ、テロップ間違えてるよ、と一瞬思ってしまった。パツキンかよ、とテレビに突っこむ。けっこう似合ってる。(笑)

 

世界陸上の公式スポンサーに意外に日本企業が多い。TDK、アシックス、セイコー、おなじみの名前だが…。TDKってどうしても僕らの世代はカセットテープを思い出す。今の主力製品は何なんでしょう?開催地のオレゴンのユージーンはNIKEタウン。 そもそもNIKEはオニツカタイガーの下請けから始まったのではなかったか?NIKEはあえてアシックスに譲ったのだろうか? 国際大会のスポンサーに日本企業というのは一昔前なら当たり前だと思ってたけど、衰退国としては無理してないのかなと他人事のように思ってしまう。

 

「トップガン マーヴェリック」を大画面で見た。前作を見てなかったのでamazonプライムで観た。1980年代の残り香、アメリカのある意味 無邪気な? 正義感が眩しい。ゲーム感覚のミッション、今回は映像を十二分に堪能しようと珍しくスクリーンの正面に坐った。でも、IMAXではなかったせいか、臨場感をイマイチ感じることはなかった。でもまあ、1980年代、「トップガン」みたいな映画は観ようとも思わなかった自分が2022年になって楽しんでいることがなんだか不思議な気分。ひねくれていた二十代から六十代半ば、何も成し遂げられなかった40年がくたびれた雑巾みたいに横たわっている。

 

JRで北新地へ行き、京町堀まで歩く。途中の堂チカのクリニックに若者たちが長蛇の列。PCR検査の行列だろうか。彼らは何らかの症状があるのかな?

 

松田美緒のライブ@ジョビジョヴァ。ここで彼女を見たのは4回か5回か。少なくとも5年ぶりくらいではないか。ポルトガルのファド、ブラジルのショーロ、懐かしい感覚。武満徹の「翼」が滲みた。♬ 風よ雲よ光よ 夢を運ぶ翼 はるかなる空に浮かぶ 希望という字を …はるかなる空に浮かぶ自由という字を 松田美緒が、この2年は自由ということを考えた2年でしたと言う。

翼 ショーロクラブ with 松田美緒 - YouTube

ライブ後、彼女のお母さん(70歳には見えない!)とA部氏と話をする。若い頃、ギリシャのナフプリオンとメテオラでキャンプしていたと言うと、私も行きましたとのこと。もう二度と行けないと思うと少しかなしくなる。

 

30年近く使っていたコーヒーミルを処分、充電式のミルを購入。

1986年には最新鋭だったF14は2022年では骨董品扱い?

敵国のならず者国家というのはどこがモデルなのだろう?

大阪西区京町堀にお洒落な日本酒スタンドバー「心白」はA部氏の推薦。

つまみはオール300円  枝豆、甘海老唐揚げ、玉ねぎ天

九条ネギ天と滋賀の「浪の音」大津の蔵です。

年齢層は高め、マスクしながらのライブはしばらくは続きそう。

気分はポルトガルの裏町?

A部氏(64)、お母さま(70!若い)、その隣はポルトガルから大阪に来た神父さん。