ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/12/16 Mon. パスが回ってこない

朝8時起床。

日記を少し書いて内科クリニックへ行く。

月イチの通院、いつもの自転車ルート。

血圧正常、聴診異常なし、血液の酸素量正常。

薬局に寄って、帰りは夙川沿いのコースをとる。

冬枯れの桜並木、もみじの類も大方散った。

川べりにまだ色づく木立がある。

ユキヤナギの紅葉だ。

あと三月も経てば真白の花を咲かせる。

 

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冬枯れの夙川沿い スポットライトを浴びたように鮮やかに映る 雪柳(ユキヤナギ)

 

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あと3ヶ月もすれば雪を被ったような真白の花を咲かせる。

 

思い過ごしかも知れないが、自分が 職場の前線にいた時代があった と仮定する。

サッカーやラグビーでいえば常にパスは回ってくるし、いざという時には得点を決めた。

10年以上前はそんなイメージがあった。

いま、もうパスは回ってこない。

スタメンにも入らず、ベンチ入りさえしていない。

プレイングタイムはもう残っていない。

セカンドハーフ残り5分を切った。

逆転のヒーローになることを夢想する愉しみも余地あればこそ。

結果は出ている。

タイムアップ、ゲームセット、ノーサイド。

結果に満足できなくても受け入れるしかない。

 過ごした時間は愛おしい。

 

ここからは自分を慰安したい。

今は好きなことを、やりたいと思うことをやればいいと思う。

やりたくないことはやらなくていいのだ。

悪くない。

 

ロバート・B・パーカーの「初秋」という小説にあったスペンサーの台詞。

 『そんなことはどうだっていいんだ。

  要は自分はこうあるべきだという考えにとらわれないことだ。

  自分に出来ることなら、自分の気に入ってることをするのが一番いい。』

 

ヘミングウェイの小説の登場人物たちの台詞。

 

 今はないものについて考えるときではない。

 今あるもので、何ができるかを考えるときである。

 Now is no time to think of what you do not have.

 Think of what you can do with that there is.

 

 年を重ねると、ヒーローを見つけるのがより難しくなるんです。

 でも、本当は、年を重ねた時こそ、必要みたいです。

 As you get older, it is harder to have heroes, but it is sort of necessar

 

「年寄りになったからって、賢くなるもんじゃありませんよ。用心深くなるだけですな。」

というのもある。

これまさしく、That's It  です。

 

きょうはニュースデスク。

パスが回ってきた。(笑)

大事な局面ではないが。

新社屋に移って初めて。

上海支局からサッカー東アジア選手権についての問い合わせあり。

福井放送から吉田正尚の素材送りの依頼あり。

あすの編集の構成を考えながら時間が過ぎる。

 

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宮田八郎さんの撮った穂高岳のカレンダーが届いていた。

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奥穂高に登ったのは1993年と1994年の2回、もう登れないかな。

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奥さまの宮田和子さんの字かな?