ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/11/29 Fri. 晩年か…?

大阪って、京都や神戸に比べビジュアル的に “美しい街” というイメージはなかったけど、

なかなかどうして、魅力的じゃないですか、と考えを改めた今日の一枚。

あさって12月1日は大阪マラソンです。

新コースはこの大坂城がスタート&フィニッシュ。

 

※ クリックで拡大します。

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朝8時半に起床。

布団から出て身体を起こして思う。

「ああ、きょうも生きてた」

どんだけ晩年感強いねん。

たかだか六十二。

けさは健康実感もある。

生きてるだけで丸儲けなのだ。

 

今日も番組の打合せがある。

でも、まあ、大阪マラソンの中継も今年で9年目で、ずっと同じことしてるし、

こういう打合せには、出ても出なくてもいいような気がしてる。

もちろん僕の好き勝手な思いこみなんですけど。

きょうは晴れて冷えこんで気持ちがいい。

こんな日に出ても出なくてもいい打合せがあるなんて。

こんな日に山歩きが出来ないなんて。

こんな夜におまえに乗れないなんて by 清志郎

泣けてくる。

 

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SONY RX100M3で撮る。奥ピンの方がよかったかな。

9時半、ゴミ捨てに出て、その足でオンコーアンマタンへパンを買いに行く。

ペイザン、ミニバケット、カラークロワッサンの詰め合わせ。

オンコーのパン職人は一人はカナダ出身、一人はコートジボワール出身(白人だけど)。

この店は金曜日から日曜日の3日間しか店舗営業していない。

無印良品のお店で流れている音楽、おもにアコースティックなワールドミュージックを

コレクションしているYou-Tubeチャンネルがあって、今朝はスコットランド編を聴きながら。

 

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午後イチの番組制作会議に出る。

その後は特にすることもなし。

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けやき並木、黄葉は終盤、大量の落ち葉を散らします。

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会議室のある12階からの風景、金属美?

 

上野を誘って上谷商店へ行く。

ひと月ほど前に一草庵の前にひとりでふらりと入った酒屋。

午後4時過ぎの一献。

ビールはなしで秋鹿の燗、上野は呉春のひや。

おでん3種とポールウインナーと目の前にあった鯖缶。

これ以上のご馳走があろうか。

 

老化防止にギターを触ったりしている。

親指を骨折した左手でコードを押さえるのは練習すれば何とかなる。

でも、今まで何の苦労もなく弾けていた右手の動きがなんともはや。

アルベジオもスリーフィンガーも忘れている。

上野が言う。

「今な、ギターとかちょっと弾けたら、おお!って思われるで」

社会の主力から退きつつある今、「おお!」は貴重だ。

モチベーションとしよう。

※ 自分が社会の主力であったことが果たしてあったのか?

さくっと吞んで午後5時過ぎに別れる。

天満駅へ行くと、ふと寅屋に寄りたくなる。

今の時間なら入れる。

東京スタイルのやきとん屋。

いつも混んでいる。

入るなり3冷ホッピーと煮こみを注文する。

焼きはあぶらと…うーん…ハツ、味は?

おすすめはあぶらはタレ、ハツは塩、じゃあそれで。

こんな具合。

久々に東京風やきとんを堪能。

 

グランフロントの無印良品へ行く。

オリジナルのCD(990円税込み)の24番フィンランド音楽編を買う。

この中の Jos sä olet minun hellunani (あなたがわたしの恋人だったら) という曲は、

このところずっと店内に流れていて、不思議な言葉の女声コーラスが耳に心地いい。

YouTube  Jos sä olet minun hellunani

フィンランドへ行ったのは2007年9月、もう12年前になる。

思えば…僕にとって最後の異国だ。

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20時過ぎに帰宅。

ヒロもちょうど帰ったばかりだった。

おねえたまと梅田でランチ、ついでに中之島の美術館へ行って来た。

ラジオ体操をして22時からプールへ行く。

水中WALKしながら考えた。

12月 フィッチネスで自分に課すことのあれこれ。

・やっぱりランかな?ことしまだ月間100キロ走った月はない。

 筋トレやインドアバイクやランはもっと寒くなる1月の課題としよう

・ラジオ体操をマジメにやろう。

・ランのときに腕立て伏せとスクワットをこみで。

 

「モダン・ラブ」のエピソード3を観る。

主人公はアン・ハサウェイ、躁うつ病を隠して生きている。

躁状態のイケイケの彼女より、アンニュイで化粧っ気のない彼女の方が魅力的に思える。

そもそも 素顔好き 地味好き なもので。

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現代が舞台のドラマには必ずMacBookが登場する。

 

深夜のテレビ、スイッチインタビューに安達祐実を見た。

いわゆるオトナになってからの彼女は幼児のままのルックスで魅力を感じられなかった。

どちらかというとゲテモノ的な違和感さえ感じていた。

ところが、きょう見た彼女はナチュラルで綺麗だった。

38歳になるという。

時間と経験が人から余計な飾りものを取り除いたら美しくなる。

そう思った。

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