台風18号が日本を縦断する予報。
近年、なんか台風に過剰に大騒ぎするような傾向がある。
北朝鮮のミサイルもだし。
政府がアラートなんて無意味なものを頻発して危機感を煽ってるのは明白。
領空でなく大気圏外を通過、2000キロ先に落下。
この情報をちゃんと掴んでるならちゃんと伝えて欲しい。
掴んでないのなら、そっちが問題のような。
テレビや新聞に大騒ぎさせるのが目的なら、それは達成してるのだろうけど。
ただ、ミサイル発射を命令してる男が平気で兄弟を殺した男だということだけが不安要素。
強くもなく弱くもない雨。
香櫨園駅まで歩き阪神電車、地下鉄を乗り継いで朝潮橋へ。
夫婦で動物園に続き、きょうは夫婦でバレーボールの試合を観戦。
グラチャンバレー男子大会@大阪市中央体育館です。
リオはブラジル金、イタリア銀、アメリカ銅、ロシアが4位だった。
きょうの第1試合はブラジル対アメリカ、世界の頂上決戦。
これは見応えがあった。
肉食獣の戦い。
テレビでは日本戦しか放送しないので日本と対戦するときはそう感じないのだけど、
瞬間の爆発力、ブロックの圧力、決定後の咆哮…獣が餌を奪い合いような獰猛さに圧倒される。
肉食獣バレー。
最初にそう思ったのはシドニー五輪の決勝 ロシア対ユーゴスラビアを見たときだと記憶する。
当時、ユーゴで出場していたグルビッチがボールを記者席まで追いレシーブ、相手コートに返した。
そのままコートに戻ったグルビッチは相手エース渾身のバックアタックをブロックで封じた。
獣の雄叫び。
そんな試合だった。
ブラジルとアメリカの試合はファイナルセットにもつれこみ世界トップのブラジルが勝つ。
つくづくバレーボールは特別なスポーツだと思う。
発祥の地でもないのに日本国内で世界大会がいくつも開催される。
世界トップから日本が滑り落ちて久しいのに…。
スポンサーがつくのだろう。
観客がつくのだろう。
日本は開催国として世界トップレベルの大会に出場出来る。
しかも、満員の会場でホームの応援を受けながら毎試合同じ時間帯に試合が出来る。
それなりのプレッシャーはあるだろうけど…。
他国にとっても日本開催は悪い条件では無い。
サッカーみたいなあからさまなアウェイの不利はないだろうし、ファンは暖かい。
きょうも場内はDJや音楽で盛り上がって外国同士の試合も雰囲気は悪くなかった。
音楽も70年代から80年代、ベストヒットUSAを聞いてるかのよう。
フォーメーションがよくわかるとヒロはタテ位置観戦を所望。
腕を組んでコートを凝視する。
ここ数年、Vプレミアリーグの放送される全試合を観ている。
バレーボールの試合は大好物なのだ。
写真の最上段、どこかの監督さんみたい。
アリーナで誰かを発見!
あ、あれスエーデンの監督さんだったクリスティアンセンや!
スエーデンの監督?
スエーデンは出場してないし…。
その人は去年までVプレミアリーグの豊田合成の監督をしていてチームを優勝に導いた指導者。
…であるらしい。
バレーファンには有名なスキンヘッドの名将…らしい。
他にもVの選手を何人も見つけて教えてくれる。
前の席に女子バレーの吉原知子が座る。
いまはJTの監督さんだ。
周りにJTの選手らしい若い娘らが集まる。
みんな美人だった。
そうだ、JTを応援しよう。
本拠地は西宮だ。
今度、練習を見学に行こう。
なんて盛り上げる。
第2試合はイタリアとフランスの試合。
反対側のタテ位置に移動する。
T部長がヨメに大会プログラムを持って来てくれた。
もうひとりの部長Mも挨拶に来てくれる。
ヒロもVIP気分だろう。(笑)
ミックスゾーンやサブアリーナを覗く。
目の前に石川祐希がいた。
一人だけ半パンではなく長いパンツを履いている。
きょうもベンチか…。
日本戦は見ずに退却。
カープが優勝目前で負けたので18日の阪神広島@甲子園での優勝が濃厚になる。
取材体勢がどうなってるか局へ顔を出すとフロアには誰もいなかった。
日本戦をテレビで観戦。
イランから1セットを奪ったものの1−3で敗れる。
4セット目は怒られるレベルの自滅。
1チームだけ二部リーグのようだ。
選手もあんまり悔しそうじゃない。
肉食獣のエサになったみたい。
ヒロが、ゆとり世代? とつぶやく。
さくら夙川から歩いて帰る。
星空がのぞく。
あす台風は来るのか?