ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/9/5 いまだ夏の雨

9月に入ってトントンと体重が減った。

と思ったら4日目からまた増え始めた。

減量歴30年、楽ではない。

インプットを減らしても、アウトプットを増やしても、思うようにならない。

愚直に続けることしか思いつかない。

 

朝、湾岸を走る。

途中から雨、止んだと思ったらまた降り、時々本降りになる。

日本列島いまだ熱せられているので雨の方がいい。

いつのまにかまともなイヤホンが行方不明になって久しい。

 

人生の先輩たちが愛車で朝の散歩。

こうして集団走行してるときもあれば自転車を押してウォーキングしてたりする。

何かルールがあるのだろうか。

f:id:shioshiohida:20160905103930j:plain

f:id:shioshiohida:20160905103844j:plain

 

雨が降り出す。

f:id:shioshiohida:20160905105534j:plain

f:id:shioshiohida:20160905110721j:plain

 

…水曜日に編集するインタビュー素材を書きおこす。

半分ほど済ませて午後から梅田へ出る。

モンベルを覗き、ソフマップでイヤホンを買う。

マイ・スターバックスのひとつ、西梅田の大阪ガーデンシティ店へ行く。


店に「1996 」と書かれたポスターが吊されていた。

見れば銀座に日本初のスターバックスが出来たのが1996年で今年で20年だという。

1996年、震災後1年、アトランタ五輪の年か…。

f:id:shioshiohida:20160906090124j:plain

 

初めてスターバックスの存在を知ったのは1995年の2月だった。

シアトルとサンフランシスコを1週間ほど一人旅した。

地球の歩き方に、シアトルに行くならここ、みたいな感じで一号店が紹介されていたのだったか。

店は結構混んでいて何も頼まずに見ただけだったような記憶が残る。

その1年後に銀座に出来たのか。

僕が記憶しているのは大阪の一号店、観覧車のあるHEPファイブの店だ。

調べると1998年12月オープンとある。

店では飲まずにおもに豆を買っていた。

なんだかわからないけど嬉しかった。

 

インタビューの書き起こしを1時間ほどする。

A藤と新地駅改札で待ち合わせして「風林火山」へ行く。

先日、突然嵐のように五島うどんが食べたくなった。

15年以上前、A藤と五島列島へ取材へ行ったときに食べた。

以降、現地の人が乾麺を送ってくれたりした。

トビウオの出汁(あごだし)で食べても、地獄炊きといって釜揚げに生卵を入れても美味しい。

検索したら梅田に食べさせる店があった。

「風林火山」はカウンターだけの洒落た店。

もっと土着的な(アーシーな)店を期待していたが違った。

新地の酔客がシメにつかうような店だった。

五島うどんも出汁がちょっと濃すぎた。

ネットで乾麺を買って自分ちでつくった方がいいな。

 

五島うどん@風林火山

f:id:shioshiohida:20160905194514j:plain

 

雨が降ったり止んだり。

帰宅してグンゼへ行く。

プランクとスクワット。

8月、体重が平均して1.5キロ増えた。

原因は運動不足か睡眠不足か飲食過多か。

 軽やかに生きたい。

 

豪太郎「おまえはジャーナルじゃねえな!」

主人公の一人、中央新聞さいたま支局の記者のセリフです。

 

ミッドナイト・ジャーナル

ミッドナイト・ジャーナル

 

 

意味は「おまえはジャーナリストじゃない」とか
「ジャーナリズムの精神がない」と同義で使われる。
ジャーナルは日記とか日録って意味なので豪太郎の使い方は間違っている。
でも、豪太郎は「ジャーナルがねえな!」と言う。
好きなキャラ描写だ。
いまどき(?)、珍しい新聞記者が主人公のサスペンス小説です。

  被害者女児死亡」――世紀の大誤報を打ち、飛ばされた3人の記者。
  その七年後、児童連続誘拐事件が発生。
  さいたま支局の関口豪太郎はかつての事件との関連性を疑い、
  東京本社の藤瀬祐里は豪太郎の応援に合流し、
  整理部員となった松本博史は二人を静観する。
  間違っているのかもしれない。
  無意味なのかもしれない。
  しかし豪太郎は諦めない。
  タネを撒き、ネタに育て、真実を獲得するため、
  今日も真夜中に動き出す。
  特別な結果を出すのは、いつだって、本気の人間だ。

という宣伝文が腰巻きにある。

思い出したのは「クライマーズ・ハイ」や「64(ロクヨン)」
テレビの取材をするたびに思う。
テレビやネットはいつも新聞に載ったネタを後追いしてるに過ぎない。
どんなネット社会になろうとも現場に行く人間が必要だ。
誰かが炭坑に入って石炭を掘り出さないとニュースは出来ない。
最近見た映画「ニュースの真相」でも同じメッセージが発せられていた。
著者は産経新聞の記者だった。
のちにサンスポに出向してスポーツ記者になった。

 

本城雅人の著作は「球界消滅」に続き2冊目。
増田文庫でした。
もう一冊、同じ増田便で送られてきた「トリダシ」を読み始めた。
今度の新聞社、社会部ではなく、系列のスポーツ紙が舞台。
僕らにとってより身近な題材。
連作集だがすでに読み終えそうな勢い。