ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/06/13 (月) 衝動的な行動がうまくいく確率は低い。

衝動買い、衝動飲み、衝動旅…。

若い頃は日常茶飯事だった日常のささいな衝動的行動。

当時はそれも日常だったけど、トシヨリにとってはたいていうまく運ばない。

しかも、翌日にどーんと疲労というお土産がもれなくついてくる。

今シーズン初めての剣烏賊のそうめん

主菜はいかそうめん、副菜も汁ものも好きな献立

昨日は終日働いた。

そうなるとすぐに自分にご褒美をあげたくなる気前のいい正確です。(笑)

だからと言って、どっかへ出かける余裕も体力もないし、

仕事も少しでも前に進めておかないと落ち着かない。

夜に美味しいものを、たとえば鰻でも、と思いつつ、局に出て雑務、すぐに夕方になる。

鰻でも、とそれなりに意気込み、退社したが、なぜか京橋駅で気が変わる。

南口の博多焼鳥の鶏皮焼の店が視界に飛びこんできた。

「かわや」へ入る。

こういう衝動的な路線変更のときはかなりの確率でロクなことがない。

ま、その通りでした。

入っても店員がなかなか反応しない。

椅子(スツール)が異様に固くて座り心地が悪い。

カウンターで若者グループがうるさい。

メニューに飲みたい酒がない。

くどくど。

博多名物 鶏皮焼き 一本170円です。

神戸中華で食べ損ねた水餃子をなぜか京橋で食べる。

レモンハイを飲んでいると労務者風の客が入ってきてカウンターの横に坐る。

七十手前くらいだろうか。

しばらく静かに飲んでいたが、すぐに隣の若者グループに声をかけた。

「ねえちゃん、俺ナンボくらいに見える?」

若者グループは即答で言った。

「六十半ばですか」

こういう場合は、たいてい若めに言うものだ。

おじさんはその答えを無視するように(無視しかったのだろう)ひとりで話し始めた。

もともと自分は調理人でコロナで職を失った。

いまは日雇いで働いている。

今日も一日働いて八千円だった。

こう見えて、オレ もうすぐ還暦やねん。

こう見えて? いやいや、というか老け過ぎやん。

僕より5つ以上も若いやん。

おじさんは言った。

「兄ちゃんら、一杯ずつ好きなもの飲み」と。

若者らは「ええー!いいんですかあ。ごちそうさまです。」

おじさんは、なぜか気分がよくて誰かに奢りたかったのだと思う。

年齢のことなんて実はどうでもよかったのかも。

一日働いてはっしぇんえん、皆飲んでまう。

焼酎をもう一杯!

 

そもそも二十代の若者にとって五十も、六十も、七十も区別がつかないと思う。

自分がそうだったから。

トシヨリはそのあたりをまとめてトシヨリだった。

自分もその年齢差に興味はなかった。

 

こういう日はあとはグダグダになる。

天五のスシローでいま話題の雲丹を食べたり、初めてスシローで鉄火巻きを食べたり、

グダグダついいでに歩いて神山町のブルースバーでバーボンのボトルの残りを飲み干したり。

すべては衝動的な計画変更から始まった。

失敗の夜。

たまには衝動的な行動がうまくいくことだってあるけど、確率的には低いですな。

回転すしの鉄火は滅多に頼まない。しゃりはもっと小さい方が好み。

おとり広告で物議をかもした雲丹、100円じゃなくて380円でした。

いかは外せない。

コロナ禍の前に入れておいたフォアローゼスを3年越しで飲み干す。

このバーにおける僕の痕跡 ACミランの偽物マフラー 1992年の土産もの

 

2022/06/12 (日) なまけものの低山縦走みたいな

生来のナマケモノだと自覚はしている。

かといって、有り余る不労所得があるわけではないので働かないとたべていけない。

でも、マジな話、まったく働かなくなって、その手の圧が消えてしまうと…。

おそらく同じ愉しみ、たとえば夕方にお酒を飲む ということの価値は確実に落ちるだろう。

人は得がたいもの、苦労して得るものに価値を、それが同じ種類の酒を飲むにしても、感じる。

書き出しで自分がナマケモノであると書いたのに何の話をしているのがよくわからなくなった。

書きたかったのは、おそらく “今は自分なりにそこそこ働いていてちょっとしんどいな、

少し長めの休みが欲しいな” ということだと思う。

おおげさだけど仕事しないと覚悟を決めて、来週一週間は休むかんねと。

と言ってもなかなかハードルが高い。

人間関係的なハードルではなく、己の体力的なハードル。

山登りもしたいし、知らない町でひととき暮らしたいし、自転車旅行もしたい。

でも、遊ぶのも休養を入れながらじゃないと楽しめない。

その不安が決断できず

一週間、ずっと家で、その周辺でゆったり過ごすというのもありだと思うけど、

それだと去年までのコロナごもりと変わらないじゃないか。(笑)

 

2013/6/10 白馬 親海湿原にて

気分の良さ(体調も含めて)の選択について思う。

朝もいい気分、昼もいい気分、夜もいい気分でいるというのはこのトシになって贅沢だろう。

朝をとるか 夜をとるか。 

フレッシュな気分の朝とほろ酔いで楽しい深夜のひとときは二者択一、オルタナティブ。

きのうなんて、それほど飲みたい夜ではなかったのに寝る前に自宅で一合ほど飲んでしまった。

それだけでも朝の体調や気分に影響する。

朝のさわやかさのために 夜をしらふで過ごす

飲み物は…いい珈琲とか、いい紅茶とか、いい緑茶とか、いいココアとか、

いい炭酸水とか、 炭酸とか 日本茶とか、いいアイス珈琲とか、ミルクとか、

ヨーグルトとかね。

 

きょう日曜日は先週と同じく、局で朝から晩まで終日編集作業。

6月は2本のオンエアを担当、低山を二座縦走するような感じ。

2つめのピークを目前している。

今週の水曜日のポスプロが2つめの頂、そこから気をゆるめずゆっくりと下山したら休むぞ。

2022/06/11 (土) はじめての自家製オニオンリング

土曜日、今日は天気もイマイチらしく、どこへも行かない。

ライブ配信とオンエアで日本選手権を楽しみながら身体を休めよう。

仕事は放送告知をホームページとTwttterにアップすることのみ。

1時間もかからず完了。

ただグダグダとiMacの前で過ごすただ流されていく時間、いいのか悪いのか。

目にはよくないことはわかる。

 

午後3時、雨は弱いので自転車でグンゼスポーツへ行き風呂につかる。

髪を洗い、髭を剃る。

さっぱりして近所の角打ち(ますだ商店)へ行きたいところだが、雨が本降りになってきた。

いつか夏の晴れた午後に風呂上がり角打ちを実行しよう。

 

フッキン、ラジオ体操、ストレッチは6月に入り毎日実践している。

 

「今日は飲むでしょ」とヒロ。

夕の食卓にどーんとオニオンリングが出てきた。

先日、京セラドームで買ったオニオンリングが美味しかったので再現したとのこと。

たまねぎ一個で大量のオニオンリングが出来てしまう。

とても二人で食べきれない。(高齢者ゆえ)

おまけにえんどう豆とウインナーのかき揚げもある。

主食の冷やし素麺はひとり一把のみとした。

これくらいでちょうどいい。

はじめての自家製オニオンリング なぜか撮影がイラストモードに。

以前はたまねぎ一個、安いときには19円だったらしい。

いまは90円ほどに値上がりしているそうな。

でも、90円で食べきれないほどの量が出来る。

冷蔵庫に眠っていた「帰山にごり」を開栓する。

夜はwowow「ペンションメッツァ」を一話、「鬼滅の刃 遊郭編」を一話観る。

ウイスキーのロックとオレンジピールのチョコがけ。

夜更けのウイスキーは旨いけど胃腸が心配。

一杯だけ。

あしたは終日編集。

2022/06/10 (金) 初夏の宵のスタジアム観戦

朝からナレーションの清書。

おおかた完成していたので1時間ちょっとで完了。

午後イチで出動する。

なぜか大阪駅で途中下車、石井スポーツでザックをチェックに行く。

日帰りハイキング用のも少し容量に余裕のあるものがないか物色。

オスプレーのストラトスとカリマーのタトラの24-25リットルが候補。

でも、なぜ今それをする?

人はときに謎の行動をするものです。

午後3時、ナレーション録りを終える。

いま日本選手権が開催中でオンエアまでに(実は今夜に)男女100m決勝がある。

今回の番組に日本記録のテロップが入っていて、もし更新されたら差し替えるか、

もしくは*関西インカレ開催時点 という但し書きを加えねばならない。

サニブラウンが好調だけに更新もないことはない、かな?

ま、なったらなったで、そのときに対応しようと決める。

6時前にオンエアディスクを搬入して、ヤンマースタジアム長居へ向かう。

4月の時点で今日の日本選手権のチケットを買っておいた。

ヒロが先にスタジアムへ行って観戦中なのです。

今週はお仕事ウイークだが、なぜかプロ野球と陸上競技、生観戦ウイークでもある。

 

7時前に長居スタジアム着。

フィニッシュエリアの上段、空いている席だ。(エリア内は自由席)

陸上競技場の観客席は、火曜日に行ったプロ野球のスタジアムと客層がかなり違う。

ハッピを着た派手なお祭り気分の客は皆無で、競技そのものに興味がある人ばかり。

地味と言えば地味、知的と言えば知的、そんな感じ。

ここんとこ取材とは別に何度か観戦したが、次々とレースが続き、意外と楽しい。

夏の夜に観た福井のないと陸上は最高だったなあ。

今日もおおいに楽しむ夫婦なのでした。

 

*以下、写真のキャプションは追記します。

2022/06/09 (木) 何をしたか?思い出せない木曜日

昨日は終日ポスプロ編集、明日はナレーション収録してミックスして納品。

今日は中日で何をするかと言えばナレーションを改訂して清書する日。

普通はそうするんだろうけど、明日に先送りして何もしなかった。

…というか、これを書いてるのは11日(土)なんだけど、何をしたのか忘れちゃった。

なんかあちこち行った気もするし、

写真がすでに下書きに貼りつけられてて、少しメモも残ってるので、それを頼りに思い出そう。

午前中は御前浜へ行った。

エノキの木陰でヨーグルトを食べたな。

いい天気じゃないか。

午後から出勤した。

何のために?

思い出せない。

何をしに行ったのか?

そもそも出社したのだろうか?

食べたものの記録を見ると…駅前ビルの銀座屋でビールを飲んでいる。

あ、思い出した!

ポスプロ編集の映像を陸上主任のR之介にチェックしてもらったら、でけっこう派手に間違いやらかしてて、それ折り込み(済)ではあったから、夕方から手直し編集したのだった。

5時からの作業で、その道すがら銀座屋に寄って、阪神のデパ地下でアンファンのプチシューを買ってスタジオへ行ったのだった。

事前に訂正箇所をメールで送っておいたので小一時間で済んだ。

それでまた局へ戻ったのだった。

帰宅後、NHKドラマ「17歳の帝国」の最終話を観て寝たのだった。

そうそう、それと遠近両用のサングラスが出来上がったので、昼過ぎ、駅への通勤途中に「眼鏡市場」へ寄ったのだった。

もうひとつの古いフレームを新しいレンズに交換してもらう手続きをして、気になっていた聴覚、耳の聞こえ具合を計測してもらった。

ここ5年ほどで少し耳が遠くなったかなと感じることもあった。

主にヒロの話が聞きづらいことが多く、何度か聞き直したり、わかったふりをして生返事したりしたり、テレビの音を大きくしたりなんてこともあったので。

測ったらほぼほぼ正常だった。

補聴器は必要ないとのことで安心した。

いろんな能力が奪われていくので、いつかは…と思うが今は大丈夫だ。

それに補聴器ってすごく高価なのだ。

 

そういえば…一昨日、プロ野球観戦に行ったときにヒロが米子に住む義兄に村上宗隆の

Tシャツを誕生日プレゼントに買い、レターパックで送った。

それでわかったのだが、義兄(僕と同い年)は入院中だった。

脳こうそくだった。

ある日、起きたら手がしびれてて、収まらないので病院へ行くと、大きな病院を紹介された。

脳のCTかMRIとかを受けたら軽い脳こうそくだったらしく。

入院となった。

幸い手術するようなものではなく、薬で何とかなるらしいがしびれは残るかもとのこと。

車の運転はなんとか出来るようになるらしい。

同い年の義兄が脳こうそく、3歳下のマサオが心筋こうそく、セルジオは去年肺がんの疑いで肺の一部を切除。

みなさん生き延びてはいるが、次は自分だという強迫観念は増す。

ヒロに、脳ドックと心臓ドック受けようか、と言うと、そうしよか、と言う。

終の住み処とか、老後の生活スタイルとか、葬式や納骨のこととか先のことはそれから考えようと。

何だかこれも、健康管理という体のいい先送りだな と思った。

エノキの木陰でヨーグルトを 

光が夏めいてきた。

もともと僕はツナ缶が好き。

初めて食べたのは、はごろもシーチキンだったと記憶する。

それが正式にはツナ(まぐろ)缶詰だと知るよりも先にシーチキンという登録商標を知った。

たぶん小学生か中学生のころだったと思う。

料理の材料としてではなく、そのまま食べたと思う。

めちゃ美味しいというのではないが、食べやすくて、いつのまにか好きになっていた。

ひとめ惚れではなく、ある日、気づくと、あれ?この娘いいじゃん的な惚れ方。

話を戻そう。

はごろもフーズが鮪の油漬け缶詰を発売したのが1957年、シーチキンを登録商標にしたのが翌58年だという。

僕の生まれた年が1957年だから、同い年だったのか。

運命的なものを感じる。

我が家に入ってきたのは発売されてから10年後くらいなんだな。

何故いまシーチキン?

それはこのネット記事を見つけたからです。

記事によると主力の売れセンはシーチキンL(チャンクかフレーク)らしいが、

会社としての看板商品はシーチキンファンシー(ほぐしてないソリッドタイプ)であるらしい。

消費者の方に最も馴染みのある一番の売れ筋商品ということでしたら、「シーチキンL」と「シーチキンマイルド」です。ただ、看板商品ということなら、特選品である「シーチキンファンシー」ということで、選びました。(担当者)

シーチキンは大きく分けて3種類あり、

・シーチキンファンシー ビンナガまぐろ、ソリッドタイプ

・シーチキンL キハダまぐろ チャンクかフレーク

・シーチキンマイルド かつお フレーク

そもそも魚の種類が違っていたのだ。

(他にも油漬けではない水煮などもバリエーションあり)

 

そこで帰りにマックスバリュへ行き買ってみた。

看板商品のシーチキンファンシーは飛び抜けて高かった。

今まで気がつかなかった。

Lやマイルドが同じ容量で120円くらいなのに対し、ファンシーは380円くらいした。

そういえば同じソリッドタイプの鮭の水煮缶も高いものな。

僕はこれまで酒屋の角打ちなどで食べていたのは主にLのフレークだったと思う。

それに醤油をたらり、好みでマヨネーズ、でビールや酎ハイを飲んでいた。

ファンシーではなかった。

記事によると担当者はファンシーを奨める。(高いので当然かも?)

シーチキンファンシーはうま味が濃くて、そのまま食べても満足感があるおいしさ。岩塩やマヨネーズにつけて食べるだけで、おつまみになります。

とのことで、買って帰り何もつけずに食べてみた。

 

シーチキンファンシー(70g)と純米吟醸の晩酌

これが看板商品 ビンナガのソリッドタイプです。

 

夏のような日だったので、自分の中で夏向けにシューズを履いた。

一昨年に買って気に入って2シーズン履いたが、秋冬はも少しガッツリしたシューズを

履くので春夏向けと決めて、シューズロッカーに収めておいた。

久々に履く。

え、滑る!

ツルツル滑るのだ。

そういえば、前にこのONのシューズのオールブラックのを半年ぶりくらいで履いた時にも、

滑ると感じた。

すり減ったのなら前に履いてたときも滑ったはず。

久々に使い、荷重をかけた。

もしかしてゴム底の劣化、変質、硬化?

一日履くと慣れたのか、ゴムが柔らかくなったのか、気にならなくなってきた。

ネットで「ON シューズ 滑る」と検索しても何も出てこない。

でも、滑ると転倒はトシヨリを一撃で殺すので、滑ったまま放置するのは絶対に避けたい。

2020年5月購入のONクラウドスイフト

確かにすり減ってはいるけど、これは去年も同じくらいすり減ってたはず。

 

NHKドラマ「17歳の帝国」の5話、最終回を観た。

この壮大な風呂敷をどう畳むのか?

最終回を観ながら…うーん? これで終わるのか? とちょっと揶揄した見方をしていた。

でも、最後はこころの中で拍手してた。

このシナリオライター、なかなかやりますね。

ウーアという実験都市は青波市と呼ばれていた。