ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/7/31 アカンのに…。

きょうも暑い。

右肩も痛い。

朝からじわじわと身体のエネルギーを奪われていく。

夏は年寄りにとって一番ツライ季節。

村上春樹さんはこんな暑いときもジョギングしてるのだろうか。

もっと涼しい場所、たとえば北海道とか、ハワイとかで仕事してるのかもね。

悲しいことに僕ときたらそんな余裕はない人生だ。

 

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障がい者野球の取材をするのは2006年の第一回世界大会以来だった。

ドキュメント番組「もういちどプレーボール!」を作ったのが1999年の12月と記憶する。

5月に上五島に同行取材して、夏、秋と追いかけた。

前世紀の出来事だったんだな。

神戸コスモスもあの頃から選手がほとんど入れ替わって若返り、レベルもぐんとアップした。

あの頃はおじさんたちの草野球的な印象があったけど…。

今回、取材させてもらった宮下拓也選手は25歳、

左ひざに障害(人工関節)がある選手です。

5月の全国大会の決勝ではスリーランを含む2本の長打、

先発しては6イニングス無失点完封と大会MVPを獲得した。

 

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2017/7/30 六十肩

プランク30日チャレンジから落ちこぼれている。

今日は朝から編集。

台風が発生しても消滅しないまま長生きしている。

10号が生まれたのにまだ5号がうろうろしている。

台風どもが太平洋でうごめいている限り、日本列島はすっきり夏晴れとならない。

湿った大気が次々と発生する。

スチームサウナのような夏が続く。

 

ここ半年ずっと右肩が痛い。

四十肩、五十肩ってあるけど六十肩ってあるのかな?

ひどい人は寝てても痛むらしいけど幸いそこまでは無い。

四十代のときに痛んだのは左だった。

そのときほど重くはないけど痛いのは痛い。

利き手なので痛いのについ使ってしまう。

痛んで気がつく。

あ、右だったか…痛!

 

先週だったか、平尾昌明さんが亡くなった。
伊東ゆかり 恋のしずく

アン・ルイス_ グッド・バイ・マイ・ラブ _

西崎みどり 旅愁  

 

MEMO 大冠と大阪桐蔭 早稲田実業と東海大菅生 金蘭会初戦敗退 スシロー

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2017/7/29 夏を恨んだりしない…けど

夏になると朝型生活に憧れる。

5時、少なくとも6時にはデスクに坐っている。

この時間にあえて運動はせず集中を要する作業をやる。

昼食を含めて午後2時か3時にはやるべきことをすべて済ませる。

3時で閉店ガラガラ。

あとは昼寝をしてもいいし、映画を見るのも、図書館で本を読むのもいい。

理想だ。

でも、たいてい寝てしまうだろうな。

それでも夕方に起きて、エアコンの効いたスポーツクラブで運動できたらなお良い。

問題はそこまで体力が残ってるかどうかだ。

憧れるけど毎夏のように出来ないまま。

お盆明けあたりから山登りの仕事オフ期間をキープしてある。

問題はその時点で体力気力があるかどうか。

年寄りは何ごともうまく進まないのだ。

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池澤夏樹が紹介して、自らのエッセイの題名にしていた詩がある。

  

  またやって来たからといって
  春を恨んだりはしない
  例年のように自分の義務を
  果たしているからといって
  春を責めたりはしない
  わかっている わたしがいくら悲しくても
  そのせいで緑の萌えるのが止まったりはしないと

 

        ヴィスワヴァ・シンボルスカの『終わりと始まり』

 夏を恨んだりしないが、今年の夏は少しばかり出来が悪い。

 

朝から局へ出てエアコンの効いた人気のないフロアで明日の編集準備をする。

高校野球の大阪大会は準決勝、第1試合は公立の星 大冠が上宮を下した。

注目の第2試合は春の甲子園決勝のカード、大阪桐蔭と履正社。

ここ10年くらいの黄金カード。

撃ちあいになり大阪桐蔭が履正社を破る。

安田君の夏が終わる。

「あすリート」で放送し、バイト仕事で囲みインタビューをした。

清宮と同じく人格者の雰囲気が漂い自分より年上に思えた。(笑)

 

遅めの昼飯はツイン21のココ壱カレー。

8時過ぎに仕事を強制終了して京橋で立ち吞み。

 

2017/7/28 愛しのダイアン・レイン

最近気づいたこと。

午前中にプールへ行く。

頑張るわけでもなく半時間くらい水の中を歩く。

気持ちいい。

すると…昼ごはんを食べるとすでにぐったり疲れている。

ちょっと前は街で小一時間を過ごすなんて何の負担にも思わなかった。

最近は暑さのせいもあるが立ち尽くしてしまうことがある。

 

「ボンジュール、アン」を最終日にようやく捕まえた。

1979年、「リトル・ロマンス」「ストリート・オブ・ファイアー」で十代の彼女に出会い、

次にスクリーンで彼女を見たのは「ジャック」のお母さん役、29歳か30歳のころ。

「パーフェクトストーム」の漁師町の女を演じた時はすでに30代半ばだったろうか。

「最後の初恋」は40代半ば、そして「ボンジュール、アン」で50代の彼女を観た。

ストーリーに関係なくずっとスクリーンを見ていた。

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ダイアン・レインがいいなと思ったのは「ジャック」のお母さん役だった。

十代の頃は(もちろん可愛いけど)いいなと思った記憶はない。

次に見たのが「パーフェクトストーム」の漁師町に住むマーク・ウォルバーグの元カノの彼女。

サバサバしたいい女になってた。

そして「最後の初恋」と「ボンジュール、アン」

年を重ねて魅力を増す女優は稀有だ。

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ダイアン・レインについて2010年にも何度か書いている。

JRで大阪へ出る。

夕刻もスチームサウナの関西地方だ。

映画で美味しそうなワインを飲むシーンを見たのでワインが飲みたくなる。

低所得者、しかも一人なので行く先は「サイゼリア」となる。

ランブルスコ・セッコ、イタリアの発泡ワインをボトルで飲み半分は持ち帰る。

その対応ときたら…言うまい。

使用期限が迫っている商品券があるのでモンベルでヒロのTシャツを買う。

ヒュミってる(湿度の高い)夜を泳ぐように帰宅。

amazonで「闇金ウシジマくん2」を見てしまう。

このシリーズ、あとはファイナルだけ。

2017/7/27 だましだまし

だましだまし仕事をしている。

だましだましとは不具合を抱えながら真っ正面から向き合わず、

なかったふりをして生きる初老過ぎての処世術。

と書いて、待てよと思う。

若い頃からからそうだったかも…。

だましだましで40年、だましだましのベテランだ。

 

朝9時から出勤。

クマゼミが爆音で鳴く。

気圧され、身がすくむような音圧。

蝉の声で百日紅の花がいっそう紅くなったような気がする。

膨張する原色の紅花。

 

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琵琶湖線の架線トラブルでJRが乱れていた。

ナレーションの時間に少し遅れる。

終了後、A木とさくらフィフティーン(女子15人制ラグビー日本代表)合宿の取材に出る。

白浜の手前、上富田にあるスポーツ施設。

以前、なでしこジャパンの合宿があった場所だと記憶する。

メディアは僕らだけでした。

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取材対象は彼女 大けがから復帰したスタンドオフ福島わさな選手。

15人制でも司令塔、攻撃と守備を統率してます。

セブンスより選択肢とやる仕事が多くて大変だとか。

見事なタッチキックを蹴ってました。

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15人制と7人制の選手の混成チーム。

なかなか迫力がありました。

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ヘッドコーチがどの人かわからず聞きながら撮影する。

湿度は高いが時折海からの風もあって曇り空なのでなんとか耐えられる。

 

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1時間半の練習後、わさな選手にインタビューして終了。

こうして見るとキングも老けたな。

こやつも、だましだまし、やね。

他のメディアがいない独占状態は気持ちよく取材できる。

互いに牽制しなくていいしね。

ダブリンでの女子15人制ワールドカップ初戦は8/10のフランス戦。

「ワクワクしかないです!」とのこと。

楽しみになる。

世界水泳、世界陸上、夏の甲子園、世界柔道に加え、この夏はラグビー女子ワールドカップも。

 

帰路、何度も豪雨に遭いながら7時過ぎに戻る。

キングのオススメで玉造の「極楽うどん」で極太麺カレーうどんを食べる。

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食べ終えて玉造駅のホーム。

急激に湿度が上がってきた。

スチームサウナの中にいるような。

うすい水の中を歩いているような感覚。

ぐったりする。

西宮は雨。

かまわず帽子を被って自転車またがる。

途中、土砂降りになる。

一日に何度も天気が変わる。

梅雨は明けたのか?

そもそも日本の夏ってこんなんだっけ?