ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2017/7/26 名古屋めし

ホテルの部屋、エアコンをつけたり切ったりでうまく眠れなかった。

6時に起きてシャワー、駅前で通勤風景を撮影する。

いまにも雨が降りそう、いや、撮影時には降り始めていた。

ホテルに戻って隣接の「松の屋」で豚汁定食、隣の白人女性は朝からトンカツ。

部屋に戻りしばし身体を休める。

還暦カメラマンはかくのごとし。

だましだまし生きていく。

10時ギリギリにチェックアウト

時間調整でネットカフェで時間をつぶす。

高校野球の愛知県大会準々決勝の中継を見る。

岡崎市営球場の至学館と豊橋中央、どちらも僕らのころにはなかった高校。

選抜出場の至学館が敗れる。

豊橋中央の校歌が流れる。

♬ あなたに伝えたい そよぐ緑の風 

  ときめく瞳 輝きつづけて 豊橋中央高校 マイハート

なんだかなあ。

エスカは名古屋めしのワンダーランド。

矢場とんにはすでに行列が出来ている。

味噌カツ、きしめん、手羽先、ひつまぶし、味噌煮こみ、鉄板イタリアン。

管理栄養士が見たら卒倒しそうなメニューの数々。

目玉焼きふたつ乗ったあんかけスパゲッティを食べて新幹線に乗る。

局に戻って編集チェック、預かった資料の取りこみなどなど。

名古屋めしで刺激されたのかやたらカレーが食べたくなる。

堂島の「渡邊カリー」へ行く。

以前、昼間に行って並んでて諦めたが夕方はカウンターに座れた。

タクマおすすめのスパイストンカツカレーを食べる。

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帰宅、きょうはエアコンなしで過ごせそう。

空気が時間ごとに入れ替わる感覚。

日本の夏ってこんなんだったっけ?

「闇金ウシジマくん」をamazonで観る。

林遣都がイベントサークルの主催者でやがて地獄を見ることになる。

僕が二十代のころ、周りにこんな奴が何人もいて、僕はひどく嫌悪してたことを思い出す。

 

2017/7/25 あのころ味噌煮こみうどんは…

梅雨に戻ったような日。

雨は降ってないが湿度が高い。

土用 丑の日だと気がついたのは冷凍庫から鰻の蒲焼きが出されて自然解凍されていたから。

北陸や東北はまだ梅雨が明けてない。

豪雨が襲っている。

 

刈谷の母からお中元にもらった鰻の蒲焼き一尾を一人で食べる。

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僕は鰻、ヒロはホッケの干物。

ほとんど好き嫌いのない彼女が唯一苦手なのが鰻なのだ。

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六甲がスチームミストに煙っている。

気象庁は絶対に言わないがきっと梅雨は明けてないのだ。

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出社してデジカムの準備、タクマの編集相談、などなど。

4時半過ぎに名古屋へ向かう。

約束の時間より少し早めに到着して山本屋でひとり味噌煮込みうどん。

味噌煮込みうどん食べるのなんて何年ぶりだろう?

浪人生の頃はこれ食べるのご馳走だったなあ。

当時はいくらだったか忘れたけど今一杯1200円だもんな。

食べて感じたこと。

昔はもっと熱々だったような。

観光客用にマイルドになってるのだろうか?

過ぎ去った日々のことはいつだって眩しく、印象派強いものだ。

ランズデールの「ダークライン」の一節を思い出す。 

 

   歳をとるにつれて…

   いや、正直に言えばまだ50代後半なのでたいした歳でもないのだが、

   それでも過去の方が、現在よりも大切に感じられるようになった。

   決していいことではないのかもしれないが、それは事実だった。  

   あのころ、物事にはずっと張りつめた空気があった。

   日射しはずっと暖かかった。風は冷たく、犬はずっと賢かった。

 そう、あのころ、日射しはずっと暖かかった。

風は冷たく、犬はずっと賢く、味噌煮込みうどんは地獄のように熱々だった。

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駅前、河合塾の近くにある名鉄インに投宿、約束の時間までしばし休む。

8時前、湿度80%くらいに感じる中、亀島駅まで歩く。

部屋での素振り、駐車場での素振りを撮影、写真、資料を預かる。

 

2017/7/24 ハイランドへの想い

毎朝、インスタを見るたびにスコットランド、特にハイランドへの想いがつのる。

この断崖に立つ灯台はどこにあるのだろうと調べたらスカイ島だった。

1989年8月、この島で一週間ほど過ごした。

Neist Point という地名を探すと島の西海岸にあった。

この海岸線の南にあるエルゴールという村にも、北にあるウイグという村にも行った。

この素晴らしいランドスケープの岬はその存在すら知らなかった。

でも、まあ、スカイ島にはこんな場所は山ほどある。

ここを訪れて、また一週間過ごすことを今も夢見ている。

 

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曇り空、その分少しだけ涼しい。

編成Mとジャズライブへ行く約束をしていた。

その前に中崎町商店街の「あまの家」で一献。

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ライブは堂山町の「JAZZ ON TOP actⅢ」、以前に高田英子さんのライブを聞いた。

今日は永田有吾トリオと平野翔子、会場は満席だった。

若きピアニストのリーダーライブ、彼の仲間たちが集まっている感じ。

平野翔子はブルーのコスチュームが似合っていた。

彼女のライブはSONEで3回、じゃず家で1回、グレートブルーで1回、これが6回目になる。

聞きたかった「Straighten Up And Fly Right」がラストで聞けた。

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関学の学生時代にデビューしたらしい。


Yugo Nagata / (A life) in urban style

 

ワルダクミを考える。


平野翔子 中島紅音 Oh!Sharels / V.A GHS 11 ~ Music Sample

 

2017/7/23 60年も生きている。

朝はプランク180秒と日記を書き増しする。

午後から外出、局のフロアで来週の準備、インタビューの書き起こしをする。

女子柔道の阿部詩が団体戦の決勝で4人抜き、相手エース重量級の素根(そね)に敗れる。

素根はそこから5人抜き返して南筑高校が優勝、二人とも怪物やね。

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セルジオと待ち合わせて今日も「世界を変えたレコード展」へ行く。

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会場を一周している年表に圧倒される。

生まれた年から現在までを目でたどる。

クラクラする。

長生きしたなあ、世界は良くなったのかな。

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レコード盤の終焉。

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ヨドバシへの連絡橋が出来ていた。

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試写会「茅ヶ崎物語」@TOHOシネマ梅田

招待してもらって申し訳ないが…残念でした。

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映画の前に「ヨネヤ」で串カツ、あとに「七津屋」で玉葱炒めとハラミ。

七津屋で生温い瓶ビールを出されて殺意を覚える。

2017/7/22 ぽりぽり

終日、エアコンつけっぱなしで過ごす。

何も生産的なことはしない。

(普段だってそうだけど)

運動も朝から疲れているのでやる気にならない。

先日、障がい者野球で取材した選手が「今に感謝」と色紙に書いてくれた。

なんで五体満足だったあのときにもっとがんばれなかったのか?

障がいを負ったけれど今また野球が出来ることに感謝している。

そんな気持ちで書いてくれたのだが、暑苦しい季節にあって僕は思う。

なんで爽やかな季節にもっと頑張らなかったのか、

なんで若くて毎日絶好チョーな時代にもっと頑張らなかったのか、と。

人間って愚かなものですね。

 

初めて見たのはいつごろだったか。

石田ゆり子さんのInstagramに毎日癒されている。

飼い猫のハニオくんにつけるキャプションのセンスがいい。

美猫のハニオくんにまた表情があって素敵なのだ。

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ときどき子どもの頃の写真もアップされる。

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午前中は何をしたかも忘れてしまうくらいダラダラしていた。

午後からはエアコンの下のソファに寝転び昼寝を決めこむ。

かんれき男のぼくからのアドバイス。

50代なんて若いよ。

40代なんて青春だよ。

もう一勝負できますよ。

なんてこと思いながらスナック菓子を食べるように残された人生を無駄使いして過ごす。

2時間弱眠り、起きては再放送の「世界の果てまで…」で女芸人が台湾の山に登るVTRを観る。

続きで「土曜はダメよ!」の大阪ぶらり企画や小枝不動産を観たりして、そろそろ起きろよ。

図書館で予約していた本を取りに行く。

「勝ち過ぎた監督〜駒大苫小牧 幻の三連覇〜」と「知らなかった、ぼくらの戦争」

増田文庫の夏便も読みたい本ばかり。

北岳もの2冊と増田俊也の青春もの。

この夏か秋口に北岳へ行くつもりなのでそれまでには読了しよう。

「蜂蜜と遠雷」はいまヒロが読んでいる。

読み進むごとにストーリーを話すので彼女が読み終えた頃には僕も読み終えた気分になってるかも。

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夕方、外へ出ると意外にも風があって涼しい。

走ってみようかな、と思ったりして。

「勝ち過ぎた監督」を読み始めたら7時過ぎていた。

いつものようにプールで歩く。

筋トレもせず。

かろうじてプランク大会から離脱せずにいる。

 

夜はアマゾンプライムで映画を観る。

存在は知っていたが観ようとも思わなかったシリーズ「闇金ウシジマくん」のパート3。

お目当ては「彼女の人生は間違いじゃない」のヒロイン瀧内公美だったが…。

本人がブログで書いてるように、

映画『闇金ウシジマPart3』に美緒役で出演しています!
とってもトンチンカンな役を頂いて、
とっても楽しんで張り切ってやらせて頂きました!

お尻をポリポリ掻くというトンデモトンチンカンな役でした。

顔の1ショットはワンカットもなし。

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眠れず、全英オープンで松山英樹を観ながら2時過ぎまで起きていた。

エアコンを切って寝る。