かなしいけど出来なくなってしまったことばかりを数える日々だ。
眼鏡や拡大鏡の力を借りなければ漫画さえ読めない。
ドライアイで目薬は手放せない。
自転車にまたがるのも股関節が固くなって一苦労。
身体的には室生犀星が書いたように、海老のやうにかなしい という表現が当たっている。
少しの寒暖差や少しの食べ過ぎで体調を崩す。
胃のボーマン感が苦しい。
でも、
It’s not What’s Missing, It’s What’s There.
(失ったものを嘆くのではない。残されたもので何ができるかだ。)
パラリンピックの基本理念だそうですが、老化を障がいと考えてはダメなんでしょうけど、
似通ってるとこあるなあと思う。
詰まるところ、まだ出来ることは沢山ある。
生きてるだけで丸儲け! なのだ。
午後イチの会議、編集チェック、とたんに眠くなる。
大阪マラソン取材のリストアップだけする。
結局、京橋から梅田まで歩いてしまう。
コットンのセーターだけでは冷えるのでユニクロのポケッタブルパーカーの出番。
西宮駅からの帰りはロードバイクだったので手袋が欲しいくらい。
なんだか神様の不公平を呪う。
どうして東北ばかりを虐めるのか。