ヤマケイが出しているアンソロジー「言葉ふる森」をトイレ本で読んでいた。
栗林佐知という作家の「愚行の人」という文章を読んでぶったまげた。
(タイトルは新田次郎の「孤高の人」のパロディーですね)
凄い女だ。
険しい山に行って、危ない目や豪快な目やピンチな目にたくさん遭って、
「すごいだろー」と自慢したくて単独で冬山に入り死にそうな目に遭うエッセイだった。
文章がかつての椎名誠を思わせ、豪快で面白い。
翻訳家の岸本佐知子の書くようなシニカルなユーモアも味つけされている。
北海道に生まれ、富山大学を出て、ガラス清掃、版下製作をしながら小説家になった人。
どんな本を書いてるのだ?
図書館で予約した。
危ない目にあって自慢したい、という願望は僕にもある。
いや、潜在的にあって、今は…ない。
山登りをして実際に、一歩間違えてたら遭難してたかも、という目に3度遭っている。
一つは黒姫山、一つは槍ヶ岳、一つは北穂高岳。
思い出すといまでも股間がぞくぞくとする。
でも、自慢したい。
なかなか確定申告(還付金請求)が出来ていない。
忙しくもないのになんでしないのか。
年収がまた減ったことを否応なしに知ることになるのが辛いのだろうか。
朝、図書館へ行き、数冊ピックアップする。
ついでにコープへ行き、姪に送る家具の梱包に使う段ボールをパクってくる。
おめざは昨日買ってきた「はらドーナツ」のプレーン。
これホントに甘み抑えてていいな。
どうです、この形而上学的なフォルム。
珈琲にはドーナツ、ドーナツには珈琲ですよね。
朝昼兼用のメインは豚生姜焼きでした。
具だくさんの味噌汁には大根、玉葱、葱、付け合わせにキャベツ、アスパラ、プチトマト、
副菜にほうれん草の胡麻ペースト和え、さらに新玉葱のオニオンスライスもあり、野菜攻撃。
身体にいいのはわかってるけど顎が疲れた。
6日ぶりに出社して雑用を済ませる。
「3月のライオン前編」を見る予定だったが間に合わず「ひるね姫」にする。
「ひるね姫」@MOVIXあまがさき ことし18本目の劇場鑑賞。
舞台は2020年の東京と瀬戸大橋の見える岡山の海沿いの町。
主人公の森川ココネは岡山弁を話す。
「この世界の片隅に」の呉弁と同じでそれは好ましいのだけれど映画の中でなんだか彼女だけが
方言を話してる感じがして、なんか浮いてしまってるんですよね。
予告編は悪くない。
局面局面で見るとアニメそのものは悪くないんだけど、肝心の物語が破綻してるように思う。
岡山の田舎町である舞台設定に必然性はないし、意味もそれほどない。
もうひとつの舞台である東京も東京なのか架空の都市なのか、どうもしっくりこない。
なんか展開もご都合主義、そんなはずないでしょ、と突っこむ場面多し。
最後まで世界に入り込めないまま終わってしまった。
タブレットやスマホなど現代のツールが主役として登場するのはいいとして、
結局、えい!って送信したらそれは魔法だったなんてシラけるぜ。
この「ひるね姫」って映画、ミュージック・クリップで良かったのでは?
高畑充希が歌う「ひるね姫」“フル尺PV”公開 名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」カバー
良い点を探せばある。
方言そのものは好きだし、ぬいぐるみのジョイがしゃべったりするのも好き。
エンジンヘッドのこのデザインってどっかで見たことが…ベイマックス?
5000m記録会@尼崎 ベイコム陸上競技場
山田敦子さんの伴走をした松井コーチが主催する「 あすリード 」の練習会に参加する。
ジェイ尼で待ち合わせて、僕、センター長、部長二人の4人合計年齢220歳越えのメンバー。
20時スタートで動的ストレッチでウォームアップ、15分後に5000mトライアルがスタート。
400mトラックを12周半する。
18人中一名リタイア、僕は最下位でフィニッシュ。
記録は27分18秒でした。
病み上がりで最近はまったく追いこみしてなかったのでこのタイムで満足です。
4月に参加出来たら25分台を、5月には24分を目指そう。
たまに追いこむとシンドイけど気持ちいい。
22分のセンター長には2周抜かれた。
24分のM部長にも1周抜かれた。
半周先を走っていたM氏、女性ランナーグループの最後尾でストーカーみたいに食らいついていた。
その様子が夜間照明に映えて陸上のトラックレースみたい。
最後はスパートしてバラバラになった集団を制したらしい。
トライアル後の筋トレやスキップがキツかった。
トライアスロンの山田敦子さんも単独で8レーンを走っていた。
大外の8レーンは誰も走らないし、トラックの色が変わってるので一人でも走れるのか。
終了後、着替えずに昭和温泉へ行く。
鳥一番から改名した「尼のトリトン」で4人で吞む。
〆は二段、まずは中華麺、次にリゾット風チーズ雑炊。