オキナワ撮影出張2泊3日のフォト日記です。
日々の記録はこちらで。
otomegaki.hatenablog.jp
otomegaki.hatenablog.jp
otomegaki.hatenablog.jp
一日目は半分は大阪仕事、半分は沖縄へ移動でした。
青山文平「やっと訪れた春に」読了。
残り20ページほど、出張に持って行くのは荷物になるので出勤時に読み終えた。
青山文平は「遠縁の女」以来の2冊目。
M田氏贈呈便にあった一冊でタイトルと設定に惹かれた。
設定は…
小藩の近習目付を勤める長沢圭史と団藤匠はともに齡六十七歳。本来一人の役職に二人いるのは、本家と分家から交代で藩主を出す――藩主が二人いる橋倉藩特有の事情によるものだった。だが、次期藩主の急逝を機に、百十八年に亘りつづいた藩主交代が終わりを迎えることに。これを機に、長らく二つの派閥に割れていた藩がひとつになり、橋倉藩にもようやく平和が訪れようとしていた。加齢による身体の衰えを感じていた圭史は「今なら、近習目付は一人でもなんとかなる」と、致仕願を出す。その矢先、藩の重鎮が暗殺される。いったいなぜ――隠居した身でありながらも、圭史は独自に探索をはじめるが……
というもの。
冒頭、近習目付の一人長沢が城の堀に転落するという一件から物語は始まる。
過去にこの小藩に起こった「御成敗」という革命的出来事が語られ引きこまれる。
途中、長沢の心理描写、というか脳内の混乱が長々と続き少しテンポが落ちる。
底を抜けるといっきに動き出し興奮再び、で終幕。
「遠縁の女」とは違った青山文平の力量を体感した。
砂原浩太郎とともにフォローしたい時代小説の気鋭。
3月2日、那覇空港に着いてレンタカー移動、打合せを済ませて、ようやく投宿す。
2日目は早朝から夕方まで撮影の一日でした。
水納島 – 本部町観光協会【公式】ウェブサイト
3日目、沖縄がいきなり夏になった。
気分はもう夏、という雑誌Popeyeのコピーが脳内に反響する。