９月に入ってなんだか世界が目まぐるしい。
朝、目覚めたらテレビは北海道の地震一色になっていた。
自宅から200ｍ以内に台風が残した爪痕が、まるで世界から忘れられたように呆然としてあった。
北海道のほぼ中心部が揺れた。
震度６強が震度７に訂正された。
地すべりを起こした山の空撮を見て啞然とさせられた。
午前３時だからあり得ないけど、この山のエリアを歩いていたとしたら…。
シンボルスカの「始まりと終わり」という詩が耳元に流れる。
戦争が終わるたびに
誰かが後片付けをしなければならない
何といっても、ひとりでに物事が
それなりに片づいてくれるわけではないのだから誰かが瓦礫を道端に
押しやらなければならない
（中略）カメラはすべてもう
別の戦争に出払っている翻訳・沼野充義・1997年・未知谷刊 より
こんなだったんだ。
家からわずか150ｍくらいの写真。
西宮砲台が冠水。
朝、エアコン無し、扇風機無しで目覚める。
晴れ、そよ風、寝つきは悪かったがしっかり眠れたようだ。
まだ停電、断水は続いている。
一番近くのマンダイスーパーは停電のため営業していない。
セブンイレブンへ行くとパンやおにぎりなどの日配品はなし。
売り切れたか、入荷していないのだろう。
ロックアイスがあったので２個購入。
フィナンシェ２個、無糖の紅茶２本、レーズンバターサンドなどを朝食用に買う。
予備電力で扉のある冷蔵庫とレジを運用しているみたいだ。
番組打合せのため10時前に自宅を出る。
すでにマンダイスーパー営業開始、グンゼスポーツも営業開始。
交差点の信号はまだ点灯していないのに…それぞれに自家発電の電源があるのだろうか？
ＪＲ神戸線は運転見合わせ中ということで阪神電車で大阪へ向かう。
梅田からＪＲ環状線に乗り換え。
この表示です。
台風21号襲来、避難勧告、14時頃に電気止まり、続いて断水。
昭和30年代なら台風に停電はつきものだったかも知らないけど21世紀には想定してなかった。
夜まで、いや朝まで停電、断水は続く。
蒸し暑い夜、扇風機で乗り切ろうと思った瞬間、気がつく。
扇風機もアウト。
そうだよな…（笑）、メンタルダメージ大きい。
顔を洗ってさっぱりしたいけど水が出ない。
夏場の停電断水は辛い。
冷蔵庫も心配だ。
コンビニへ行くとラッキーなことにロックアイスが売れ残っていた。
ハーフリタイアの気楽さ、氷結レモン飲んで寝てしまえ。
照明はアロマのローソク、登山用のヘッデン、手動バッテリーの懐中電灯。
キャンプ用のガスランタンもある。
今日は家に籠もる作戦です。
台風は室戸岬の沖を北上中、時速は50キロほどとのこと。
西宮西部の午前中はこんな感じです。
昼過ぎに神戸に再上陸。
断続的に停電になる。
ヤバイのでiMacはオフにする。
その直後、停電。
NHKがTwttterで地上波を放送していた。
関西空港の橋にタンカーが激突したらしい。
台風21号が迫っている。
あすの昼間に近畿に上陸する予報に世間がざわついている。
室戸台風、第二室戸台風と進路、規模が似ているらしい。
とはいえ、今朝は平穏そのもの。
まだまだ残暑ざんす。
朝、日記を書いたり、MLBで大谷の久々の登板を気にしたり、で過ぎる。
朝、デスクに坐ってあれこれ日記を書いたりして２時間ほど過ぎると新鮮味が失われてくる。
そういうときは場所を変える。
今朝はスターバックスに行く。
札場筋店まで900ｍ、歩いて10分、自転車で５分。
もう少し近ければ、たとえばブックオフのエリアにあれば嬉しい。
それだと徒歩５分。
贅沢なのはわかってます。
プール、コンビニまで750ｍ、スタバまで900ｍってなかなか無いよね。
スターバックスのシアトル系コーヒーに飽きている。
飽きやすい。
これもニホンジンだなって思う。
最近はもっぱら ゆずシトラスティー です。
スターバックスからグンゼへ移動。
腕立て伏せ、ゆっくり胸までつけて15回、クイックで30回、10秒レスト、20回。
一昨日は腕がパンプになってクイックが出来なかった。
今日は出来た！
プールを30分歩く。
体重が１日に74.10だったのが3日今日は72.75と順調に減っている。
意識するだけで減る。
腕立て伏せも単に30回するより、意識して深くゆっくり15回する方が効く。
昨日のスクワット、ブルガリアンスクワットもそうだった。
今月はこの２つで行ってみよう。
食卓に新サンマ、この秋刀魚ぐるぐるにしても脂がのっていて旨い。
amazonで注文したギターの弦を張る。
やわらかめのコンパウンドの弦。
今は便利でネット動画で張り方がわかる。
今までは（と言っても20年以上前だけど）自己流でやっていた。
コードを押さえて弾いてみた。
押さえる指が痛いのは仕方ない。
右手が動かない！
ストロークはいいのだけど、アルペジオやスリーフィンガーがまるでダメ。
自然に動くだろうと高をくくっていたけど…指がつりそうになる。（笑）
先ずは一曲、かつて弾き語りしてたラルフ・マクテルのStreets of London から弾いてみよう。
認知症予防に。
https://tabs.ultimate-guitar.com/tab/ralph_mctell/streets_of_london_chords_76373
STREETS OF LONDON ( Ralph McTell)-chords cover - YouTube
でも、なんかチューニングがうまくいってないような。
今はネットのギターレッスンも充実してるな。
ギターレッスン【はじめてのアコギ1/4】アコギに必要な最低限の知識 - YouTube
コードの押さえ方のコツ - 楽器ミニ・セミナー[アコースティック・ギター]
夕方、編成Ｍと大阪城公園を走る。
涼しい？といえば嘘になるくらいの蒸し暑さ。
走ると汗が噴き出す。
外周を時計回り（逆周り）。
走ってる人けっこう多い。
久々にリバーサイドの徳田酒店に行こうとするも満席。
南口のイタリアンバルsasukeに行く。
朝、７時過ぎに起床。
「もう、はじめてなきゃ」プロジェクトの骨子を書いたりする。
計画することを楽しんでいる次第。
でも、はじめなきゃ何も始まらない。
きょうは始めなかったことは、明日終わることはない。 （ゲーテ）
英語訳ですが…かのゲーテが言っている。
前に進んでさえいれば喜ぶべきだ。
「カメラを止めるな！」＠TOHOシネマ西宮
東京では連日満席立ち見覚悟の映画が８月末から西宮でも見られることになった。
日曜日なので前日にネット予約をしておく。
TOHOシネマ西宮で一番大きなスクリーンの端の二人席を確保しておく。
10：45 の回は６割くらいの入りかな。
前の５列くらいのブロックは全く坐ってないので感覚としては７割くらい。
シネコンでは珍しい。
構成が肝の映画なので前情報は入れないようにしていたが何となく何となく予想はついていた。
面白さは予想を超えていた。
しあわせな結末。
脚本と映画愛の勝利だと思う。
嫁は声出して笑いっぱなし。僕はホロリとクスクスで、最後はジーンと。
あんまり評判なんで疑って見始めたけど…十分に楽しめた。
伏線を気持ちよく回収してくれる。
そして、業界的なツボ多々あり。
吉本から衛星テレビに出向しているおもろい顔のおばちゃんプロデューサー（いるいる）。
エーベックスあたりから来てるイケメンプロデューサー（いるいる）。
控え室だかサブコンだかでモニター観ながら話すシーン、その会話や、メンツも（あるある）。
でも、「ゾンビ映画で、生中継で、ワンカット…」
結果としてワンカットに対応した出演者とカメラマンが優秀過ぎるよね。（笑）
この映画の唯一のあり得ないとこはそこでした。
監督のキャラもいい。
家族のキャラもいい。
父が娘のためにこの仕事を引き受ける。
理由は…セリフがなくてもわかる。
これ泣かせるポイント。
ワンカットのゾンビ映画がチープだと批判するのは当たっていない。
このいい加減のチープさは絶妙だとあとになってわかる。
いやホントに絶妙。
ネタバレ覚悟で書くと…この映画の面白さは＝生中継ワンカットなのだ。
映画の中の監督が吉本出身のおばちゃんプロデューサーに紹介されるシーンがある。
普段は バラエティーの再現ドラマをメインに撮っているフリーのディレクターで、
売りは「早くて、安くて、出来は…そこそこで」というのが身につまされました。（笑）
生中継を乗り切るドタバタ劇は三谷幸喜の「ラジオの時間」を思い出した。
そういえば藤村俊二さんも亡くなりましたね。
日曜日とあってガーデンズの食事処はどこも満席。
阪急デパートで焼き鯖寿し、穴子箱寿司、小稲荷を買って芸文センター前の広場でランチとする。
14時から中ホールで朗読を聴く。
たぶん観客数は「カメ止め」と同数くらいか。
結論 「レイモンド・カーバーは自分で読んだ方が面白いな」 でした。
出演者と演出の４人がアフタートーク。
そこまで聞いて帰宅する。
レイモンド・カーバーで一番好きなのは「少なくとも」と「君は恋を知らない」という詩だ。
「少なくとも」という詩を何で知ったのかは記憶にない。
なにかきっかけがあったのだろうか？
たまたま本屋でその詩が収録されてる詩集を手にして買ったのか？
なぜ詩集を買ったのか？
記憶に無い。
もう一度早起きがしたい。夜が明ける前に。
鶏も起きる前に。
冷たい水で顔を洗って、机に向かう。
空が明るくなり、近くの家の煙突からけむりがのぼり始める。
岩場に波がくだけるのを見たい。
一晩中、その音を聞いたことはあるが、聞くだけではなく見たいのだ。
（中略）
わたしは、欲ばりに思われたくない。
今でも十分に満ち足りているのだから。
でも、少なくとも、あともう一度、早起きがしたい。
そして、コーヒーを持っていつもの場所へ行き、待つとしよう。
ただ待って、何が起こるかを見ていたい。
（レイモンドカーバー詩集 黒田絵美子 訳）
海外のラジオ番組だろうか。
この詩の朗読が収められている。
いつか暗誦してみたい。
もう、はじめてなきゃ 案件だ。
朝に映画、昼に舞台朗読、夕にはランである。
西宮浜から芦屋浜、岸にはペットボトルや木の枝などが打ち上げられていた。
先週24日の直撃台風のせいだろうな。
遊歩道のフェンスも何ヶ所か外れていた。
こんなの初めてだ。
iPhoneで撮ってインスタに上げたお気に入りの一枚。
海岸に打ち上げられたゴミ。
ペットボトルとか木の破片とかビニール袋とか。
ここは内海なのでそれほど遠い場所のものではないだろう。
芦屋浜の海沿いの遊歩道。
フェンスが外れていた。
このあたりで本気のスクワット30回、フルガリアンスクワット左右10回をした。
夕食はリクエストで中華にしてもらう。
ブロック肉ではなく、薄切り肉の酢豚。
白ご飯が欲しくなる味。
もう一品は映画「詩季織々」でもらった汁ビーフン１個を半分こする。
鶏肉とニンニクの茎と葱。
夕食はこれくらいの量がちょうどいいな。
「東大王」を観てから、ラフロイグで一杯だけハイボールを作って飲む。
