糸井重里の引用から始まる50代ラスト7日間の日記のはじまり。
「あとあとのためにとっておこう」というのはいい。
でも、そのあとあとがあんまり後になると、
おいしくもたのしくもなくなってしまう。
なんでもさめないうちに食ったほうがいいんだ。
(糸井重里「ボールのようなことば。」より)
四十代以降というのは、この「あとあとの楽しみにとっておこう」という気持ちと、
「さめないうちに(老人になってしまう前に)食べてしまおう」という気持ちとが、
一進一退の攻防を繰り広げた時代であった と言えなくもない。
小説家の堀江敏幸がいつかラジオで人生を回転寿司にたとえていたことを思い出した。
回ってきた皿を、欲しい、と思う時にとらないと一周回ってきた時には満腹になってるかも。
「グラスに口をつけたら最後まで飲み干せ、グラスを置いて戻ってきても雫も残ってない。」
と開高健も「河は眠らない」で言った。
さて六十代、慎重と行動のせめぎ合い、覚悟を決めよう。
「ほぼ日」でこんな連載があった。
しずかな気持ちで心に染みいる感じがいい。
夜に走る約束をしているので今朝は走らず。
午前11時の朝食はごらんのメニュー。
まん中にどーんと大鍋のおでんが湯気をあげている。
ハムエッグも大好きだ。
水菜と揚げの煮びたしも好物。
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