ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/7/3 立葵木槿芙蓉

3日連続で西宮浜をジョグ。

コースはバスケットボールコートまでの往復4キロ限定。

ハードルを下げることで継続させている。

走り始めのあたり、マンションの植え込みに咲く木槿(むくげ)の花。

同じようなハイビスカスに似た花に、木槿、立葵(たちあおい)、芙蓉(ふよう)がある。

木槿と芙蓉は樹、立葵は草なのだとか。

開花の時期は立葵、木槿、芙蓉、花の大きさもその順番。

自分の日記を「芙蓉」で検索すると毎年のようにこの季節になると記述がある。

同じように見分け方とかが書いてある。

記憶が定着しない。

もう老人の域にあるのだと自覚せよ。

みなさん、僕が毎回会うたびに同じことを話しても指摘しないで初めて聞くふりをしてくださいね。

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夏に距離を走るのは何度も挫折している。

短い距離を、そこそこのペースで、フォームを意識して走る。が2019夏のテーマ。

セルフィー動画でフォームをチェックすると…肩甲骨、股関節が固いんだろうな。

ONやHOKAのインスタにアップされる動画に比べて躍動感がない。

ま、仕方ないけど。

体型にも問題があるのだろうな。

今から5キロ減ったらベストだと思う。

いや、思え。

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きょうもコートには誰もいなかった。

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朝活でスタートに失敗すると何を優先させるか。

締め切りとかがない限り記事を書いたりするのはどうしても後回しになる。

気楽と言えば気楽。

体調に問題がなければ運動を優先しよう。

 

昼イチでニュース斑会、続いて新社屋への引っ越し説明会。

このテレビ局で働き始めたのは1988年3月だった。

30年に貯め込んだ資料とか雑誌とかビデオテープが溜まりに溜まっている。

何度か処分したのだが。

チャンスでもある。

この機会にすべてを捨て去ろうと決意する。

そして、その勢いを借りて自宅の断捨離も進めよう。

 

5時過ぎ、ビデオカメラ購入するというA部氏と北新地駅で待ち合わせ。

久々に山長梅田へ行く。

瓶ビール大をシェアして地酒を一杯ずつ。

勢いをつけてヨドバシ梅田へ行く。

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SONYのコンパクトな4Kカメラを7万以下、

ワイヤレスマイクと三脚をポイント分で足して購入。

もともと覚悟していた予算以内に収まり二軒目のセブンシーズでご馳走してもらう。

 

夜遅くには大雨になるという予報。

帰りはまだ自転車可能なくらいの降りだった。

帰宅して睡魔に襲われデスクで居眠り。

グンゼスポーツに風呂だけ入り寝る。

 

2019/7/2

家の近所、自転車圏内で一日が終わる。

そんな日でもいろんな出来事や発見がある。

いいことも、悪いことも…ある。

梅雨のさなか、南九州では7月分の雨が数時間で降るとか。

ここ数年、豪雨は日本列島の脅威として存在感を増している。

JRもすぐに停まる。

日記はもうちょっとちゃんと記録していきたい。

 

3日連続で同じコースを走る。

ランニングフォームとバスケットがテーマ。(笑)
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夕方、内科クリニックへ行く。

健康診断の血液検査の結果を受けて高脂血症の薬が増えてしまう。

でも、もともとこれは30代のころに飲んでいたもの。

総コレステロールと悪玉が多いのは看過できない。

脳溢血や心臓発作は恐い。

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夜と灯りと (新潮クレスト・ブックス)

夜と灯りと (新潮クレスト・ブックス)

 
あなたと短歌

あなたと短歌

 

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UNIQLO スマートスタイルパンツ 新作続々登場篇 - 知花くらら - ♪ CHRIS SHAW「Blueskies」

park.gsj.mobi

 




 

2019/7/1

たまたまだけど笑った。

きょうユニクロで限定価格になってたTシャツを買った。

ワーゲンバスがあしらわれたTシャツで990円だった。

アラスカを旅した頃、このワゴンで一人旅してる人にあった。

 

帰宅してヒロが着てたTシャツを見て、あれ? と。

同じ色、同じワーゲンバス!

思わず笑ってしまう。

夫婦は似てくる。

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クオカードでコミック2冊を買う。どちらも酒マンガ。

 

散髪 Kさんとの会話を楽しむ 老境に入ってきた 耳毛の話

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6月はLINEグループで減量バトル、4人中一人だけが3%減の目標達成。



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2019/6/29 しあわせはいまここにある

いまナニワは世界の中心?

大阪ではG20サミットで厳戒態勢。

もう早く終わらんかな、テレビやWEB上に見たくない顔が多すぎる。

こんな美しい季節には特に見たくない。

きょうはデジカメCYBERSHOT-WX100 の絵画調モードでいこう。

 

幸いにも降ってない。

西宮北口へ自転車を走らせる。

塚口サンサン劇場の午前中の映画をネット予約しておいた。
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このモードで撮ると世界がアニメ映画みたいになる。

勝手に「君の名は。」の監督から“新海モード”と名付けた。

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ホームの売店も“新海モード”で撮ると素敵なドリンクを売ってそう。(笑)

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塚口サンサン劇場、ケヤキ並木がいい。

シートがいい。

トイレが清潔。

シニア料金が1000円。

西宮北口からの往復電車賃360円を払っても来たい映画館だ。

6月から普通のシニア料金は1200円に上がってしまったし。

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BF3のシアター3でした。

BFでは一番大きなスクリーン、見やすいです。

エアコンが効いてる。

ブランケットを膝に、無印のウインドブレーカーを着る。

客の入りは10人くらい。

 

「希望の灯り」@塚口サンサン劇場

予告編を見て行こうと決めた。

予告編で釣られると高い確率でがっかりさせられる。

でも、これは例外、こころにしみる傑作でした。

 

旧東ドイツを舞台に、社会の片隅で生きる人々を描いたヒューマンドラマ。スーパーで働く無口な青年を主人公に、互いを支え合う、悲しみや心の傷を抱える人々のささやかな幸せを映し出す。主人公を演じたのは、『未来を乗り換えた男』などのフランツ・ロゴフスキ。原作はクレメンス・マイヤーの短編「通路にて」。トーマス・シュトゥーバーが監督を務めた。

 

旧東ドイツのライプチヒ。27歳の無口な青年クリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)は、スーパーマーケットの在庫管理係として働くことになる。仕事を教えてくれるブルーノ(ペーター・クルト)や魅力的な年上の女性のマリオン(ザンドラ・ヒュラー)ら職場の人たちは、親切だったが節度があった

                        シネマトゥデイ (外部リンク)

 

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舞台は旧東ドイツ ライプチヒ郊外の大型スーパー。

そのスーパーの倉庫や売り場で働く、

見映えのしない、若くもない。普通の労働者たちの日常。

実に地味な日常だけどなぜか見てて退屈しない。

演技や音楽の使い方にアキ・カウリスマキ味あり。

 

見ながら邦題の意味を考えていた。
(原題は「通路にて」)

「希望の灯り」?

希望がこの映画のどこにあるのか?

 

観客は、ほんの、ほの微かに差す希望の灯を見つけようとする。

そして、見つけてしまう。

身近にあって直に触れられるささやかな喜び。

その愛おしいセンサーこそが大事なのだと。

しあわせを再認識することこそが作品のテーマになってるのかなと思う。

 

終盤、スーパーで延々と流れるサン・ハウスのデルタブルースがしみる。

♫ Don't you mind people grinnin' in your face

 

 

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ドイツは1990年に再統一した。

この映画はその10年後、2000年あたりの統一ドイツ。

主人公のクリスティアン(2枚目の左 27歳)は多感なティーンだった。

職場の先輩ブルーノ(右 54歳)は40代半ばの働き盛り。

長距離トラックのドライバーとしてバリバリやっていた。

「飛ばした道が懐かしい。楽しい時代だった」とため息まじりに言う。

ブルーノはいま還暦過ぎの僕たちの少し上の世代。

日本で言えば団塊の世代だろうか。

自分が東ドイツに生まれていたら…とふと想像する。

再統一した1990年は33歳。

うまく生きていけただろうか?

 

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主人公のクリスティアンが恋心を抱く年上のヒロインがいる。

マリオン(37歳)は既婚者。

それもまた絶望も混じった微かな希望の灯り。

この女優さんを見るとかつての東ドイツの陸上や水泳のオリンピック選手を思い出す。

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「希望の灯り」フォークリフト・バレエ本編映像&予告編

 

雨の気配はしばらくない。

西宮北口へ戻り、昼飯を食べようとアクタへ行くがどこも満員で居心地が悪そう。

ジュンク堂併設の「春秋」でトーストセットにする。

カレーライスが旨そうだった。

 

ガーデンズの「デカトロン」でバスケットボールを買おう。

ところが!

平日にはガラーンとして映画で観たスーパーの倉庫みたいだった店がごった返していた。

レジには長蛇の列。

ガーデンズは平日に限る。

 

15時前に帰宅する。

ヒロは保険組合の健診に尼崎へ行っている。

湿気がある。

エアコンを始動させる。

きょう6/29はことしのクーラー開始日。

昼過ぎに睡魔に襲われる。

陸上の日本選手権をテレビ観戦。

 

TODOリスト、せめて一つ、せめて二つでもやっておきたいな。

今、My Barにはオールドパースーペリアとマルス越百(コスモ)と、このバランタイン17年がある。

このくらいの贅沢を楽しめるってのは悪くない。

冷蔵庫には日本酒も数種類眠っているし。

いつか体調がいいときの楽しみにしよう。

一時期はウイスキーなんて欲しくないと思ってたけど物欲も食欲も適度にあった方が人生は楽しい。

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物欲もほどほどにある。

普段使いのバックパック、歴代のLLビーン→カリマー→マムート。

真ん中のカリマーの30Lはマムートの22Lよりかなり小さい。

小さいけど普段はこれくらいでいいな。

実際に何度か使ってみて落ち着くだろう。

夏場はトートバッグも使うだろうし、これもせいぜい楽しもう。

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「希望の灯り」を見て気がついた。

しあわせは高尚なものではない。

いまここにある。