台風一過、花園での関西ラストマッチへ行ってきました。
普段は傍若無人な振る舞いをしている大国がラグビーの世界ではボコられている。
ロシアとアメリカがこの世界では弱小、対戦国に4トライ以上のボーナスを献上した。
がんばってる選手たちには申し訳ないが国の規模を考えたら痛快でもある。
トンガ対アメリカ@花園ラグビー場
人口11万の小国は世界の超大国アメリカに逆転勝利、一矢を報いた。
南洋の島国っぽいおおらかなラグビーなので決定力に欠き本当ならもっと点差はついたはず。
ま、勝てばお祭りもお国柄。
トンガは財政難でチーム合宿も10週間、日本代表の4分の1以下の期間しかない。
選手の練習環境も整えられず、ほとんど報酬もない。
ナショナルチームに参加すると所属チームから契約を切られるリスクもあるという。
長期間のワールドカップに参加するだけで精一杯のようだ。
トランプ帝国から見たら芥子粒のような小さな国の巨人たちが巨象を倒した。
絵本に書かかれた童話みたいな話。