兵庫県のまん中あたり、丹波の多紀連山 向山(591m)に登る。
お目当ては県の絶滅危惧種 ヒカゲツツジ の花のトンネルをくぐること。
でも、時すでに遅し。
新鮮な花はわずかに残っているだけで9割方終わっていた。
つくづく残念だが…この季節 新緑は極上、風も爽やかで、田の水が空を映す里の眺めも美しく、
平日なので登山道では誰一人と会わない贅沢な山歩きを満喫する。
人間、贅沢言っちゃいけない。
写真はわずかに残っていたヒカゲツツジ。
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お目当ては県の絶滅危惧種 ヒカゲツツジ の花のトンネルをくぐること。
でも、時すでに遅し。
新鮮な花はわずかに残っているだけで9割方終わっていた。
つくづく残念だが…この季節 新緑は極上、風も爽やかで、田の水が空を映す里の眺めも美しく、
平日なので登山道では誰一人と会わない贅沢な山歩きを満喫する。
人間、贅沢言っちゃいけない。
写真はわずかに残っていたヒカゲツツジ。
続きを読む午後3時過ぎに家を出てひとりで武庫川渓谷廃線跡のトレールを走った。
阪急電車で宝塚、福知山線で生瀬駅、4時半に走り始めて武田尾温泉駅に6時前に到着。
去年の今頃はこの鉄橋は閉鎖され、トレッカーは端っこの作業員用の通路を通っていた。
半年かけて整備されてこうなった。
安心感はあるけど廃線の寂寥感は薄れた。(文句言っちゃいけないけど)
そういえば旧信越線の廃線跡も整備された公園になってたことを思い出す。
あそこを歩いたのは5月、新緑が美しかった。
歌詞と冒険はまったく関係ないのにこの枕木の上を歩き始めると同時に、
ウォーキングベースで始まるベン・E・キングのあの曲がイントロが脳内で再生される。
困った。
続きを読む雨の日を選んで北摂の秘湯 山空海温泉に行った。
理由は緑が映えて里山がきれいだろうと思ったのと
借り切り状態で温泉が楽しめるだろうという狙い。
思惑通り、極上の湯を友人と独占できた。
もうひとつ独占できたのが「野間の大けやき」、写真でその巨樹ぶりがわかるだろう。
あえて全体を写さずに大きさを想像させる、という手法は
「シン・ゴジラ」や上映中の「キングコング」で学びました。(笑)
実際、巨大で、霊的なものさえも伝わってきます。
樹齢1000年以上、源平合戦の時代からもうここにあった。
応仁の乱、戦国時代に若木からすくすくと成長し、
このあたりを治めていたキリシタン大名の高山右近もこのケヤキの前に立ったのだろう。
野間の大けやき、わざわざ見に行く価値はあります。
思えば…温泉も、巨木も、新緑も、桜も…
若い頃は何の興味も引かれず、ただ通り過ぎる季節や風景の一部にしか過ぎなかった。
想像力のないつまらない人間でした。
続きを読むきのう友人の訃報が届いた。
最近、訃報はSNSで届く。
彼とは20代後半に知り合い、いっしょに仕事をしたり、夜の街で会っては飲み、
たしか一度、夏休みに四万十川にキャンプに出かけたこともあった。
2月の末に倒れ入院していた。
ここ数年は会ってなかった。
会ったことをはっきりと記憶しているのは2004年の曾根崎商店街の鮨屋のカウンターだった。
そのとき、僕は一ヶ月の入院生活を終えて一週間ほど経った頃で、セルジオのおごりで、
およそ一ヶ月ぶりのお酒を口にした時だった。
そのとき交わした会話は今となっては朧気だ。
入院してたことを知らなかった彼に、痩せてスッキリしたやん、と言われたような。
優秀な編集オペレーターであり、ポスプロの経営者で、生涯独身だった。
僕よりひとつかふたつ年若だったからまだ還暦前だったと思う。
セルジオがLINEで送ってきたいくつかの追悼の句の中で、彼が歌が上手かったことを思いだした。
布施明の「そっとおやすみ」が得意だった。
ぬいぐるみのような風貌とミスマッチした艶っぽい美声がよみがえる。
♪ 化粧のあとの 鏡の前で いつもあなたの 手を借りた
…そっと そっと おやすみなさい
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晴れの日が続く。
今日は終日オフ、午前中にロードバイクにエアを入れて油を差す。
家のポンプだと圧が弱いのでサイクルベースまで行く。
ついでに甲子園浜の公園まで行く。
海の方から男たちのかけ声が聞こえる。
見たら100人以上の機動隊が隊列を組んで走っていた。
なんだかきな臭い。
クスノキの新緑が美しい。
甲子園浜を少し走る。
4月は月間88キロになった。
去年、一昨年となぜか4月は走れてない。
去年は13キロ、一昨年は34キロだった。
今年は100キロは走れそうだ。
問題は5月にどれくらい走れるか、だ。
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