
世界陸上の観戦で東京一泊旅行。
ヒロが行きたい美術展と抱き合わせで行く。
きのう(9/20)は恵比寿の東京都写真美術館で「ルイジ・ギッリ展」を観た。
きょうは国立西洋美術館へ行く。
秋晴れの日曜日、上野公園は凄い人出になっていた。
西洋美術館は「ムンク展」で過去に一度だけ来た。
20年くらい前。
ヒロはもっと昔に「バーンズコレクション」に日帰りで来たという。
何重にも行列が出来ていたそうだ。
今回の「素描コレクション展」はNHK「日曜美術館」のアートシーンで観たという。
素描、すなわちデッサン、英語ではドローイングという。
ただのデッサンではなく、ルネサンスからバロック期のもの。
300年近く前の素描である。
それだけで見る価値があるような?ないような。(笑)
好きな絵を探しましょう。







でもこれは300年以上前の画なのです。

この「素描コレクション展」のアイコンとなった作品が「眠る犬」です。
もちろん僕の目当てもこのワンちゃんでした。
ハガキより少し大きいくらいの画。
絵に書かれた1657は西暦だろうか。
作者のフィッセルはオランダ人。
1629年に生まれ1658年に28歳か29歳で死んでいる。
1957年は亡くなる1年間。
眠る犬は愛犬だろうか。
生き物の体温さえ感じられる素描。
300年以上前に生きていた犬だと思うと感慨深い。



350年前のわんこ。

常設展も同じチケットで観られる。
さすが国立西洋美術館、さすが松方コレクション、常設も名だたる画家の作品がずらりと並ぶ。
最初の宗教画は脂っこくて。(笑)
聖書や歴史の名場面とか言われても分からん。
印象派になるとホッとする。

ここはすっ飛ばす。(笑)



フィンランドの画家 カッレラの「ケイテレ湖」

パブロ・ピカソ!!!

ピカソ本人も極貧だった若い頃の作。







〈2025/9/21〉