ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

ジェノバラインで明石と岩屋を往復するだけの旅 〜 13分で一缶吞む 〜

 

JRの快速で西宮から明石に向かう。

進行方向に向かって左側の席に座る。

須磨からは夏の海が見えるはず。

 

海が見えない区間はスズキナオ「家から5分の旅館に泊まる」を読む。

冒頭の「蔵前のマクドナルドから」で柴犬の小太郎のエピソードがじーんと沁みる。

そこはかとないペーソスとユーモアが癖になる。

快速で僕が向かうのは明石。

明石からジェノバライン(高速艇)で淡路島へ行くだけの旅。

スズキナオ的行動でもあるなあ、と思っていたら須磨の海が見えた。

 

明石駅に到着。

暑いぞ。

ジェノバラインの発着所まで歩く。

途中に魚の棚商店街がある。

「うおんたな」と言う。

モンタナ? アメリカの地名みたい。

 

お昼前の魚の棚アーケードはまだ観光客は少ない。

アーケードの西の端。

この角の家🏠がまだ現役で頑張っていた。

向かいもかなりの年季もの。いきなり昭和の世界に。

岩屋行きは出たばかりだった、次の便まで小一時間あるので…。

puyoneko2016.hatenablog.jp

 

明石と岩屋(淡路島最北端)を結ぶジェノバライン。

なんでジェノバ?

明石とイタリアのジェノバが姉妹都市なのかな?

 

調べてみた。

淡路ジェノバライン」という名前は、その親会社である株式会社「ジェノバ」由来します。株式会社ジェノバは、明石港と淡路島の富島港・岩屋港を結ぶ旅客船事業を継承しており、当初は体型補整下着・ジュエリー販売を主とする同社が、明石海峡大橋開通後に利用客が減少して撤退した以前の航路を引き継ぐ形で、この名が名付けられました。つまり、株式会社ジェノバという企業が、明石・淡路間の旅客船事業の受け皿となったため、親会社名が船の名前の由来となったのです。

 

10年ほど前の夏、番組取材で10回近く往復した。

その後も2年に一回くらいは自転車で、銭湯に入って昼吞み、あるいは鮨を食べに往復した。

今回は4年ぶりくらいかな。

夏の終わり、島に渡りたい願望がむくむくと沸いてきた。

鮨も、銭湯も予定はない。

ただ海上を船で往復したい。

その往復で缶チューハイを飲もう。

スズキナオさんみたいな旅だ。

意外に雲が多いので心配していたが、夏らしい雲と青空が広がった。

 

 

ジェノバラインいつまで続くのか…。

歩いて2分くらいのところに酒屋がある。
軽めに氷結のシャルドネを買う。

蛸漁の網が備えられた漁船があった。

この港まで自転車で来た人たちの駐輪場。

明石から淡路島へ車以外で行くには高速バスもある。

でも、これが不便。

いったんJRか山陽電車で舞子駅まで行き、海峡大橋を渡る高速バスに乗る。

かなり時間がかかる。

ジェノバラインは明石と岩屋の生命線だ。

 

燃料費がかさみ値上がり、かつては片道500円だったが、いまは700円。

小動物は300円。

岩屋から明石の高校に通う生徒も多いのだろう。

やった!夏雲と海峡、これが見たかった。
これを見ながら氷結を一缶飲み干す。

片道13分の海旅でした。

バイクで淡路島一周、アワイチという自転車旅の出発点でもある。

ポートセンターはリニューアルしていた。
かつての離島感は消えてしまった。
自販機でトリスハイボールを買う。

滞在時間はわずか10分でした。

帰りの13分はオープンデッキで過ごす。
風があり暑くない。気持ちいい。

トリスハイボール缶のCM? 

明石ブルー? 淡路ブルー?

 

吞んだのは「みどり食堂」でレモンハイ、行きのジェノバラインで氷結、帰りにハイボール缶。

往復の運賃は1400円、自販機で2缶380円で合計1780円の飲み代?

行きに読んだスズキナオのエッセイでナオさんが、その友人(女性+犬)の住む家の近くに

久しぶりに来たのでスマホで吞む約束をする。

それが店ではなく、公園のベンチで、酒はコンビニで一缶ずつ買うというものだった。

犬がいるから公園なのか、もともと公園吞みが好きだったのか。

僕も今回素敵な飲み方を覚えた。

ジェノバラインで明石と岩屋を往復するだけの旅   〜  13分で一缶吞む  〜

でした。