年会や新年会は絶滅危惧種か。
もとより個人商店なので組織の義務的な酒宴に呼ばれることは少ない。
加えてコロナ禍、さらに加えて己の高齢化でめっきり忘年会から遠ざかった。
個人的にはこれ幸い。
コロナ以降は “ふたり忘年会” と称して暮れに2回か3回やるかな。
桑田佳祐のひとり紅白歌合戦的な(笑)表現ですね。
極めてプライベートに、お互いの一年を振り返り、来年も楽しくやりましょうと〆る。
これでいい。
区切りです。
きょうは昼に散髪、夜に忘年会。
夜と言っても5時半スタートで、芦屋「みずかみ」にて編成M氏と“ふたり忘年会” 。
散髪から大江のり購入などを済ませて一旦帰宅、ロードバイクで出直す。
店に着いたらすでにM氏がテーブル席に座っていた。
優子さんと今年はソーバーになりましたよ、てなことを話している。
そういえば京都のホテルでradikoで山下達郎の番組を聞いた。
竹内まりやと出ている年末恒例の「夫婦放談」だ。
達郎氏は今年コロナに感染したのを切っ掛けにお酒を止めたと言う。
世の中はソーバーなのか。
かくいう僕もソーバーではないが、9月以降、酒量はめっきり減った。
飲まない選択も悪くないなと思った一年だった。
夏にマサオが脳こうそくで倒れた。
それとは別に脳ドックや心臓冠動脈のCTを撮った。
いろいろ指摘される。
年齢なりにくたびれてきてるのを確認した。
もう僕は若くないと自覚する。
無理はしない。
無理しない程度にやりたいことをやると決める。
それでいい。
ソーバーだとか、脳こうそくだとか、そんなことを書きながら…今夜は飲みました。
もちろん「みずかみ」に来てソーバーはないよね。
生ビールの小グラスから竹泉の微発泡(パンダラベル)、続いて同じ竹泉の辛口純米、
M氏の熊本出張話から球磨焼酎の武者返しの燗ロック(43%)で〆ることになり、
おにぎりが焼けるのを待ちながら、燗ロックをもう一杯(20%)ちと飲みすぎました。(笑)
いつのまにかカウンターが熟年男子のひとり客で満席になっていた。
なぜか黙々と独酌されている。
話声は僕らともう一つのテーブルの若めのペア。
優子さんは注文をこなすのに忙しそう。
カウンターの独酌客は駅伝1区の集団みたいに互いにけん制しあっている感じ。
うまいこと表現するね。
誰も前に出られない。(笑)
5時半から9時、なんと3時間半も飲んでいた。
ビール小、日本酒2杯、燗ロック2杯。
みなさん、よい年をお迎え下さい。