ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/12/02 (金) あの頃は一年中が夏だった。

アーバントワイライト これもシティポップっぽくね?

【 12.02 日録 】

たまたまだが、NHK「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」という番組を観た。

全世界で日本のシティポップがブームになっているという。

そういえば、松原みきの「真夜中のドアをあけて」がインドネシアが大人気だとかの

話題はネットニュースや記事で読んだことがある。

番組はこんな内容でした。

世界的シティ・ポップブームを俳優・町田啓太が超速解説!突然ネットでバズッたミステリー!その裏に深~く音楽を愛する人が!難しいことが漫画やCGで楽しく分かっちゃう 漫画家イエナガ(町田啓太)が編集者(橋本マナミ)へ「シティポップ」をテーマに新作の売り込み。なぜいま80年代に日本で流行した音楽ジャンルが世界的ブームなの?ザ・ウィークエンドにナイトテンポ…名だたる海外アーティストが山下達郎や亜蘭知子などのトリコに!そのきっかけは竹内まりやの意外な曲?…その真相を解明するべく世界規模の大調査。手がかりを握るクレートディガーって一体?ブームの秘密を15分で超速解説

そもそもシティポップってなんだ? と思ったが、山下達郎や竹内まりやの名前や

70年代から80年代にかけて流行った都会的な…と聞いてなんとなくイメージ出来る。

その二人以外にも、大橋純子、杏里、大貫妙子、南佳孝、松原みき、稲垣潤一、

いまや大御所だが、松任谷由実や大瀧詠一なんかもシティポップなのかもしれない。

彼女らはそれまでの四畳半フォークな世界を排除し、生活感のないライフスタイルを歌った。

要するに貧乏くさくない、リッチな生活を謳歌した。

すなわち成長期、バブリーな時代と重なる。

番組を観たあと、ヒロと刷新したステレオシステムで当時の音楽を再生した。

シティポップと呼ばれるジャンルの他にも、カシオペアや高中正義、渡辺香津美、

本多俊之、増尾好秋、スペクトラム、伊東たけし、そして“新”ナベサダ…。

彼らのフュージョン(ジャズ)も聴いた。

ヒロは高中正義のファンで何枚もアルバムを持っている。

聴きながら思った。

あの頃はずっと夏だったような気がする。

クリスマスや誰もいない海岸、冬を歌った曲もあるが、やっぱり気分は夏だった。

そうそう、ポパイの特集で「気分はもう夏」という号が出たのもこの時代だ。

ずっと夏だった。

それは時代だったんだな。

年齢が十代後半から二十代、経済は右肩上がりで給料もアップ(会社員ではなかったが)、

地震や台風など大きな災害もなく、コロナみたいな感染症もなく(あったが)、

まっすぐ続いている中央フリーウェイはその先どこまでも続いている、と思っていた。

夏が終わったのはいつだったのか?

急に冷えこんだ師走の月始めにそんなことを思い出す。

半世紀以上前に十代の青年が詩を書いた。

ネロ、また夏がやってくる と。

いま、六十五の僕が問いかける。

ネロ、また夏はやってくるのかな?

 

午前中にナレーションの手直し、昼から出勤。

出勤途中にヨドバシの寄り、替えのレコード針を購入しようとするも、

30年近く前のプレーヤーについていたものなので取り寄せになるという。

しかも12000円以上する。

出直します。

3時からナレーション録り。

今回はマジメに指導したので疲れた。

読んでいる「フラッパー」が面白いので読書吞みしたいので久々にサイゼリヤ独酌。

赤ワインダカンタ200円、青豆サラダ200円、ソーセージピザにレフォールソースで

500円、結構腹一杯になり、ほろ酔いになり、で900円だった。

松葉あたりで串カツ4本とチューハイで1000円超えることを考えたらサイゼは神だ。

収入がなくなったら月イチで来よう。

 

サイゼリヤでピザを食べるのは初めてかも?

食事というかスナック。マルゲリータにすべきだったか。

ヨドバシのスタッフが一目見て「これはダメですね」と言った。