ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2022/11/01 (火) まっさらな

エッグ&フロムザバレル@スタンド北京

【 11.01 日録 】

11月、まだ真っ新な月が始まる。

まっさら  と打つと 真っ新 になるのか。

多分手書きだとこうは書けないな。

 

まっさらな月始めなのに仕事だ。

午後からナビゲーターパート(MC部分)の収録。

朝から雨。

午前中は今月の予定をiPadの手書きでプランしていく。

行楽シーズンで行きたいところは山ほどある。

元気な証拠。

自分が 欲ばり、強欲、自己チュー にも思えるがそれでいいのだと開き直る。

 

出勤時、まもなく駅というところでiPhoneを忘れたことに気がつく。

いまさら戻っても間に合わない。

今日は局内で収録なので何とかなるだろう。

なんかパンツを履き忘れてきたような感覚。

今日が仕事じゃなければ帰ってせいせいするのだろうけど。

 

収録を終え、ポスプロの修正編集に顔を出す。

今日は一人で飲もうと思っていた。

自分にご褒美をあげたい。

そう思う時人は何を食べるのか?

昼ごはんの時にヒロに聞くと…

・鮨(回転でもいいけどおいしいやつ)

・洋食(老舗洋食あるいはちょっとだけ創作あり)

・和風懐石(コースより一品ものがいい)

とのことだった。

僕はどうだろう?と今日は仕事終わりでずっと考えていた。

・鮨(異論はない)

・洋食(異論はない)

あとは、鰻か、蕎麦酒か、町中華寄りの本格中華かな。

おいしい水餃子とか、肉野菜炒めとか。

 

でも今日は収録後もだらだらと過ごしてしまい機会を逃した。

今日は絶対に行くぞ!という決意が必要なのだ。

どこで何を食べたかというと…

・駅ビルのウエダ商店(角打ち)で北雪という純米にごりとハモ竹輪 490円

・迷いつつ「勝牛」で生ビールとロースカツ定食 2277円

・立ち吞みバー「北京」でフロム・ザ・バレル W とエッグ 1950円

結局、決めてはないまま、ほぼ5000円。

うな重吞みをするくらい使ってしまう。

貧乏性、安物買いの銭失いとい言葉が脳裏をかすめる。

(たとえが適当ではないが)

でも、最後の北京は贅沢したぞ。

フロム・ザ・バレルのロックダブルで1600円なのだ。

「北京」にアクリル板は似合わない。

 

けさ、愛読するブログにこんな投稿が載った。

脳科学者の安宅和人氏がご自身のブログで、ファクトや論理を無視した空気ばかりが

人の行動を左右する私たちの国の現状について警鐘を鳴らしていました。

指摘は多岐にわたりますが、例えばいちばん卑近なところでは、

いわゆる「マスク問題」について。

現在、明らかに意味のないオープンエア空間ですら、この国の人たちの大半は路上でもマスクをしている。驚くべきなのは大きなリスクなど本当に考えられない郊外の疎空間ですらそうであるということだ。

このマスク問題に続いて、HPVワクチンに関する認識について述べたあと、

安宅氏はこう続けています。

21世紀に入って久しい現在ですら「この国ではファクトや論理より空気のほうが重い」ということだ。これは、行動規範だけを見れば、ほぼ途上国ということでもある。現在の状況を脱する、すなわち、空気、常識、権威で判断することが正義の時代を一刻も早く終了させる必要があるのではないだろうか。

qianchong.hatenablog.com

 

強く同意します。

 

思考停止でマスクをし続けるのでもなく、今でもまだマスクをしているやつはみんな馬鹿だと切り捨てるのでもなく。かくいう私は現在通勤途中や勤務中で他人と近距離で会話をする時以外はほとんどマスクを外しています。もともとマスクが大嫌い(顔がムズムズする)というのもありますけど、いちおう「ファクトや論理」を自分の頭で考え、精査した上で「私はこう考えます」というのを表明しているようなつもりで。とはいえそこは極端に走らないよう気をつけ、人混みではさっとマスクを付け、明らかな開放空間ではサラッと外すということを繰り返しています。

 

最近撮った日本シリーズのスタンドのこんな風景を見るとSF映画か?と思う。

 

最近読んだ89歳の方の戦時中の話を思い出した。

みんなが同じ国民服を着ているから着ていないとどんな目で見られるか怖かった。

自宅の庭に防空壕を掘ったけど、危なっかしくて入れないと思ったけど、

みんなが入らないといけないと言われていたので入って震えてた、と。

 

おそらく、だけど、マスク信者という信念があってという以外にマスクという異物に

対しての感覚がそれぞれ違うのだろうと思う。

していても平気な人、してるだけで鬱陶しいと思う人(僕はこちら)がいる。

それもひっくるめてなかなかマスク禍です。