【 09.11 日録 】
陸上インカレ取材3日目、最終日、今日も京都日帰り。6時起床、7時出発、8時局発、16時撤収、17時局着、21時帰宅。なんとかかんとか生還した老兵の気分であります。今日は飲むか飲まないか迷ったが自分にお疲れ様気分で甘えて少し飲むことにする。でも、日曜日か…。西ノ宮駅前の「万」のカウンターで京おでん(京都仕事に絡めて)で菊正宗でも、と思ったが、なんとカウンターのみ満席で早々に諦める。Bプランの吉野家呑みとする。牛皿と冷酒という晩年の団鬼六先生スタイルで飲む。これはこれで落ち着く。ファーストフードやファミレスは自分のスペースが確保出来るのがいい。「おいしいご飯が食べられますように」(高瀬隼子)を読みながら。鬼六先生みたく冷酒3本はとても飲めない。吉野家のカウンターの向かいには5歳くらいの子供が4人と母親がひとり、横並びで座っていた。注文はひとつだけ(何かの特盛り?)で、その丼を小鉢でこども4人がシェアする。母親は大変だな、と思うが、ふと気がつく。4人はほぼ同じ年頃で、この子らは兄弟ではなさそうだ。そして、妙におとなしい。親戚か友人の子を預かっているのだろうか? あるいは…? 想像すると飽きない。吉野家から、帰宅途中にかっぱ寿司に初めて入ってみた。ここでも冷酒一合。今日はこれで打ち止め。飲酒量は日本酒二合。風呂に入り、ストレッチして寝る。あすは午前中に脳ドック、午後から編集。なかなか休めない。
9月11日、なんか気になっていたら… そうか、9 .11 セプテンバーイレブンスだ。あれから21年が経った。ふと思う。僕がきょう競技場で見ていた大学生たちが生まれたのは9.11の頃ではないか、と。彼ら彼女らにとってあの出来事は教科書に載っている歴史上の出来事なのか、と。